【TRUST】チューニングパーツメーカーが手掛けるハイラックス
老舗チューニングメーカーのトラスト/グレッディと聞くとパッセンジャーカーのパワーアップ系チューニングを想像するが、先行してジムニー/ジムニーシエラを手掛けており、SUV系カスタムの第2弾として手掛けたのが現行ハイラックスだ。
エクステリアは試作品のグレッディ・サイドステップ&スキッドプレート、フロントライナールーフキャリア、PIAA・アシストランプを装着。またボディのデカールは、創業当時から行なっていたレース活動で走らせていたレーシングカーをモチーフに現代風にアレンジし、スポーティなイメージを与えている。
トラストが得意とするチューニングパーツは、水冷インタークーラーになった後期モデル専用のインテークパイプセット、AIRNXエアクリーナーキット、AIRNXシールド、ヒッチメンバー装着を前提にレイアウトされたグレッディ・クロスエキゾーストSスタイルを装着。
足回りはオフロードレースなどで信頼を得ているKINGサスペンション。足元はレイズ・デイトナD108にトーヨー・オープンカントリーをインストール。
オフローダーらしいスポーティさを手に入れたグレッディ・ハイラックスは今後も様々なパーツが開発される予定であり、コンプリートカーとしての販売も予定されている。
チューニングの基本を抑えたカスタム
ハイラックスに搭載される2GD-FTV型エンジンのポテンシャルを引き出すため、トラストが手を加えているのは、インタークーラーへのパイピングとなるインテークパイプセット(後期型専用)に、吸気効率をアップさせるAIRINXエアクリーナー&AIRINXシールドとなる。チューニングの基本となる部分に手を加え、ハイラックスのポテンシャルを引き出している。
ボンネットの開閉をスムーズにしてくれるボンネットダンパーを装着する。
平成22年度騒音規制に対応しているグレッディ・クロスエキゾーストSスタイル。テールエンドはデパーチャーアングルを確保すると共に、社外ヒッチメンバー装着を考慮した90φデュアルテールのサイド出しマフラー。シングルからデュアルへの分岐点を極力前方にすることで分岐点を見えにくくしている。
オフローダーでもあるハイラックスということもあり、グレッディ・スキッドプレート及びスキッド性も考慮したグレッディ・サイドステップを装着。共に試作品ということだが製品化に期待したい。
サスペンションは、オフロードレースでも信頼を得ているKING・サスペンションを装着して逞しい足回りを構築。
キャビン上に装着されるのは、ローマウントかつフラットなフロントライナー・ルーフキャリアに8連装着されたPIAA・LEDフォグランプ。アグレッシブな装いを構築。
インテリアはハイラックス専用のグレッディ・スポーツステアリング、シリウスユニファイターボメーターを装着。さらに、運転席&助手席はブリッド・ストリームクルーズを装着することで、グレッディらしくスポーツマインドに溢れたテイストをインテリアからも発している。