ラングラーを中心に、ジープファミリーのユーズドカーやカスタムコンプリートカー販売などを手掛けるグラベルオートサービス。2020年で創業10年目を迎えた。グラベルオートサービスで扱われるパーツやカスタムを見た人は、気付いているだろう。デモカーこそ突き詰めたカスタムを施されるが、ジープファンの相談に答える際は、ノーマルのスタイルをより良く活かし、オーナーがさらにアレンジできる、よい意味でプレーンなカスタムを提案することが多い。それは、最終的にオーナー個人の趣味が十分に反映されることを願っているから。購入後にアレンジする時の素材として、様々な秘策を豊富に揃えてある。
代表の千葉さんは、「最もベーシックな仕様からオフロードをガシガシ走れるハードな仕様まで、色々なご要望に応える体制を整えています。もし予算が…、というのであれば、中古パーツの利用も考えます。専門店ならではのメンテナンスにも自信があるので、ジープシリーズのことならお気軽にご相談ください。」と話す。カスタムの世界は日々進化していく。千葉さんは常に、次のカスタマイズにつながるタネを見つけようと感受性のアンテナを張り続ける。
2.5インチアップで走りを変える
〝乗り心地を重視した〟という足回りは、コイルスプリング、新開発ショックアブソーバー、バンプコントロールなどがパッケージされたロッククローラー製の2.5インチサスキットを使用。その乗り心地は、ノーマルにあった突き上げ感が抑えられ非常にソフト。また、不快なロールやピッチングも小さくコントロールしやすくなった。このシステムは、最もラングラーらしさを体感できるオフロードにおいてもしっかり対応できる性能を備えているので走り屋の皆さん、ご安心を。
LEDウインカーはデイライトやスモールとしても機能する。レンズに細かなカットが入れられており、放つ光はソリッドな感じ。ウインカーを作動した際はデイライトは消灯する。
開発のベース車両は、300台限定で発売されアンリミテッド ウィリス スティンググレー。秘められた潜在能力をほんのわずかだけ引き出すために、これまでグラベルオートサービスが培ってきたカスタマイズのノウハウが随所に生かされている。
グラベルオート流ウィリスに施されたエクステリアカスタムは多岐に渡る。バンパーは社外品だがコーナーセンサーの取付けられるので純正センサーの利用が可能。フラットフェンダーは純正品を採用。まとまり感を高めているのは、グリルをボディ同色としたことが効いている。タイヤはBFGoodrich Mud-Terrain T/A KM3の37インチ。スペアタイヤのマウントはテラフレックス製で、ハイマウントやカメラの装着も可能だ。
- Gravel auto service(グラベルオートサービス)
- 022-287-6310
- http://gravel-as.info/
