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【JAOS】「新たな冒険の体験」をテーマに掲げて本質を磨き抜く

先日発表された新型LX600に、誰もが予想し得なかった〝OFFROAD〟パッケージが追加された。ブラックアウトされたスピンドルグリルを持ち、街中より荒野が似合うLEXUSの登場だ。LXはラダーフレームを持つ本格派な上、「クロールコントロール」を採用。さらに〝OFFROAD〟には前後アクスルデフロックまで備えられている。そんなLX600〝OFFROAD〟を擁するLEXUSと、4WD・SUVカスタムをけん引するJAOSがコラボレーション。LX600用カスタマイズパーツ「LX600〝OFFROAD〟JAOS ver.」を企画開発し、リリース(公式オンラインショップやディーラーほかで取扱い中)。
この協業で実現したアイテムは、軽量かつ高剛性のインフュージョン成形によるCFRP製(炭素繊維強化樹脂)を採用。走破性を体現する力強いデザインに、JAOSらしい味付けでラギッド感を強調するカスタマイズを施し、冒険心を刺激するスタイリングとした。
こうした一大プロジェクトが粛々と進む中、同時進行で新世代のJAOSを象徴するランドクルーザー300用のアフターパーツも開発されていた。それは一世を風靡した、かつてのJAOSスタイルを彷彿とさせる仕立てといっても良い。ルーフキャリア『JAOSフラットラック』を搭載し、さらにこのラックを活用できるアウトドアシーンに車両を持ち込んでも不安を感じさせない…むしろ安心できるカスタムにする必要がある。
ゆえにサスペンション換装でリフトアップし、タイヤ&ホイールをオフ仕様に変更。さらに8㎜という薄型ながらワイド感を演出するフェンダーガーニッシュで〝ネオJAOSスタイル〟とでも言うべき姿へフィニッシュさせた。
すでにユーザーから認知され、マーケットで人気を博しているランドクルーザープラド150、デリカD:5、ジムニーJB64、そしてシエラJB74といったJAOSの中核をなす車両は、もちろん個々のキャラクターに合わせて車種専用パーツを設定しているが、いずれもこのネオJAOSスタイルと同様のアプローチが取られている。
センスの良いアピアランスと高い品質、そして使い勝手の良さを与えて総合的な完成度をより高めているJAOSスタイルは、さらに進化していくことだろう。

LEXUS LX600“OFFROAD”JAOS ver.

新型LX600の純正タイヤサイズよりも、2サイズ太い285幅のTOYO TIRESオープンカントリーA/T IIIタイヤへと交換(国内未発売モデル)。それに加えて存在感のある片側20㎜ワイドのオーバーフェンダーと伝統のマッドガードを組み合わせてJAOSスタイルに仕立てた。なお、前後のスキッドプロテクターやオーバーフェンダーなど、エクステリアパーツは全て軽量かつ高剛性なインフュージョン成型によるCFRP製。精緻なカーボン柄でシンプルな造形を際立たせている。もちろん車体の重量増加を最小限に抑えられるメリットもある。

ランドクルーザー300 JAOS style

オフロードスタイルに欠かせないリフトアップ用のコイルスプリングの開発も進行中。チタン配合材ならではの「柔らかいけどコシがある」という特性が生かされる。
JAOSフラットラック(1250×1400)。ルーフレールに合わせたフットを新たに作り車両に合わせてマウント。オプションのウォールバーやアイボルトによって拡張性と使い勝手を高められるスリムなスノコ状のシンプルなラックだ。なお、デモカーは新規設定されたばかりのオプション:ランプステーでLEDランプを追加。
TRIBE CROSSの最新作。TEAM JAOSのラリーマシン用に開発されたホイールを、右のLX600とランドクルーザー300用に20インチ化。スポークの張り出しやダブルフランジリムのデザインを工夫し、軽快感があるがボディのボリュームに負けない存在感を発揮。アドベンチャースタイルにぴったりハマるデザインである。

シンプルな中に静かな迫力をたたえるバンパーガードはすでに発売中。本体に埋め込んだ4つのLEDランプが夜間でも迫力のフロントビューを演出。法規上の問題もなし。

●JAOS フラットラック

サイズ違いやレインモール用など、様々な種類を用意する『JAOSフラットラック』。追加フロアバーやウォールバー、アイナットセットなど、オプションを追加してシステムを自在に構築できる拡張型ルーフキャリアであることが特長。本体の材質は軽量なアルミをブラックアルマイトで仕上げたものとなるなど、各部に日本製である信頼感とコダワリが見受けられる。
コダワリの設計は、拡張性を実現するTスロット(ボルトなどを組み込む溝)やアイナット、そして車種ごとに設定された専用フットなど多数。

デリカD:5 JAOS style

JAOSの〝新・三種の神器〟というべき、ラック、ラダー、サイドステップを装着し、ボディ前後をチューブ系のスキッドバーで武装。またフロントグリルでマットブラックにフェイスチェンジ。

シエラ JB74 JAOS style

スクエアなボディとラックのマッチングが実にイイ! JAOSの中でも本格四駆にしか採用されない前後スポーツカウルをラインナップするほか、各種ガード類も充実させている。

ジムニーJB64 JAOS style

ジムニーシエラと兄弟車にあたるJB64に用意されるパーツはほぼ同コンセプト(もちろん車種別専用設計)。違いはフェンダーガーニッシュを設定していることだが、まるで車格がアップした印象を受ける。もちろんフラットラックの装着にも対応。

150プラド JAOS style

度重なるマイナーチェンジを実施する度に人気を高めてきた150プラドには、JAOSスキッドバーがよく似合う。リヤサイド出しという、スタイリッシュなテールフィニッシャーも用意。