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2021.03.26

「ROAD HOUSE」カスタムデリカに乗るなら〝新車コンプリート〟がイイ!

2007年にデリカD:5が登場して以来、常に新しいカスタムアイテムやスタイルをつくり続けて来たロードハウス。デリカカスタムにおいて、まさに〝東の横綱〟にふさわしい存在だ。ちなみにスタッフの高橋さんは、デモカーとして活躍する車両を含めプライベートでもこれまで3台のD:5を乗り継いできた。その都度、自分で「あったらいいな!」と思うアイテムを模索し続けて、ユーザー目線でパーツを開発してきた。
ただし、新たにリリースされるボードキャリアを装着するアタッチメントは、実はユーザーからのリクエストによるものとか。ロードハウスのパーツブランド「KADDIS(カディス)」でも大ヒットアイテムのルーフレールラックにアドオンする拡張アイテムだが、単なるアタッチメントではなく、ボディサイドに補助ランプを追加できるマウントを設けているのが、ロードハウス流の味付けだ。
ちなみにロードハウスでは、大きく分けて2つのカスタムスタイルを提案中。ひとつが都会的なスタイルで、実用性やコーナリング性能をスポイルしない〝AR4スタイル〟。もうひとつがアグレッシブなハイリフトをベースに4WDらしい力強さを強調した〝エクストリームスタイル〟だ。前述のKADDISブランドからは内外装からスープアップまでありとあらゆるアイテムが用意されているが、加えて8年ほど前から新車コンプリートカーも販売しており、その人気も右肩上がりだという。

「新車コンプリートとは何か?」を説明すると、車両を登録する前にリフトアップやオーバーフェンダーなどで車両寸法を変更し、そのサイズで新車登録を行なうもの。後からの構造変更と同じに思うかもしれないが、新車コンプリートカーの場合、通常と同じ3年車検の取得が可能。対して構造変更を行なった場合は2年車検というのもメリットだ。何より大きいのは〝リーズナブル〟になるということ。カスタム費用を車両本体のローンと一本化でき、しかも低金利のローンが利用できるのはかなり魅力的だ。さらに装着するロードハウスのパーツは新車コンプリートなら10%オフになるというし、ディーラーで車両購入するように値引きも期待できる。
もちろん車両本体には三菱自動車の保証が適用され、全国どこのディーラーでも対応してくれる。だからロードハウスから離れた所にお住まいでも心配ご無用だ。「納車されたその時から、楽しいデリカライフがスタートできますよ!」と高橋さんは太鼓判を押す。

お気に入りの姿にコツコツとカスタムしていくのも楽しいが、完成するまでの間はある意味妥協した状態とも言える。目指すスタイルが決まっているなら、選ばない理由はない!

KADDIS DELICA D:5 XTREME-STYLE1

ハードなバンパーガードの迫力を持つ80φのパイプ形状ながら材質はFRP製、大型補助ランプの搭載も可能とするファイバープロテクションタイプ1(¥68,000)をセットアップした顔回りカスタム。グリル上段には“三角のブーレイグリル”をモチーフとするフェイスマスク(¥35,000)、その下に位置するグリルをスッキリと魅せられるフロントバンパーカバー(¥16,800)との同時装着によって、より効果的にフェイスチェンジを実現。
KADDISのヒットアイテムとなっているマッドフラップ(写真はプレミアム仕様…¥26,000)。なお、ノーマル車高や1インチアップスタイルに似合うのはもちろん、オフセットステー(¥7,800)を使用すれば、エクストリームスタイルの5インチアップに合わせた装着も可能だ。

KADDIS DELICA D:5 XTREME-STYLE2

D:5の〝ダイナミックシールド〟を活かしつつ、より強調することができるフロントフェイスのカスタムメニュー。内容としては、LEDライトをタテに並べてダイナミックシールドを強調するアクティブランプパネル(ヘッドライトを囲むオレンジの部分…¥52,000)メインに、三菱エンブレムの部分にフェイスマスク(¥35,000)を装着し、その下のグリル部分には別売のLEDランプ共に装着するとアクティブ感が際立つファイバープロテクションタイプ2(¥27,000)を装備している。

KADDIS ダッシュマット

真夏の車内温度上昇の原因となるダッシュボードの照り返しだが、それを防止するのがダッシュマット(¥15,800)。さらに紫外線によるダッシュボードの日焼けの防止などにも効果がある。もちろん、見た目にも室内の印象を変えてくれるのである。

KADDIS アシストグリップ

KADDIS ルーフポケット

KADDIS アルミペダルセット

ラゲッジルーム後部に専用バーを備えて、その上に車内に常に載せておきたい物などを効率よく収納できる「ルーフポケット」の設置もオススメ。また、この専用バーは乗降時に便利な2列目の「アシストグリップ」と併用することで、ロッドホルダーとしても使える。さらに絶妙な操作性を実現する「アルミペダルセット」を装備すれば運転がより楽しくなるだろう(カラーはオレンジとシルバー)。

デリカD:5のルーフレールに搭載する大型ルーフキャリアとして人気を集めている、ロードハウスの「KADDIS ルーフレールラック」。これまではキャンプの荷物積載などに活用されていたがそれだけじゃもったいない!ということで、市販のキャリアアタッチメントをマウントできる「キャリアバー」を開発(近日発売予定)。今回はスノボ搭載したが重ねれば、最大4枚のマウントが可能。
単なるスノボキャリアアタッチメントではなく、キャリアバーの横にはボルトが設けられていて、ボディサイドから照らすアシストランプ装着もできる。アウトドアでの実用性がよりUPする。
リヤハッチセンターに塔載したリアラダーPREMIUM(¥60,000)は、軽量なアルミ製で電動リヤゲートの開閉も問題なし。見た目の存在感が高い上、ルーフラックなどへのアクセスにも配慮した機能パーツとしても魅力溢れる逸品だ。なお、プロテクター部のカラーは通常はシルバーだが、写真の仕様はそれぞれカラーペイントしている。

◆デリカD:5オーナー(田中さん)に聞く!

ロードハウスの新車〝カスタム〟コンプリート購入プランの魅力とは!?

実はロードハウスでデリカD:5のコンプリートカーを購入するのは2回目です。デリカD:5自体はこれが3台目ですが、一番最初は普通にディーラーで購入して、2→4→5インチリフトアップと徐々にカスタムを行ないました。その後、約10万㎞走行していたのとアクティブギアの配色にひと目惚れして乗り換えに。5インチアップがベストバランスと思えたので、2台目の時は最初からそのスタイルで乗るために新車コンプリートカーを選びました。
今回の後期型に乗り換えたのもまさにタイミングでした。ブレーキパッド交換を計画していたのですが、昨年秋に開催されたロードハウスさんのイベント「DDS」の時にトントン拍子で話が進み、結局はブレーキがしっかりと進化している後期型に乗り換えを決意しました!
カスタムするのが決まっているのであれば、購入の金利やパーツ代がリーズナブルになったり、納車後すぐに自分好みのスタイルで乗れるのは新車コンプリートカーの魅力ですよね。もちろん、後からパーツを追加すればコツコツと自分の色に染められますし。
自分の場合は、まず5インチアップはマストでした。ただし立体駐車場にも入れるようにルーフレールラックは未装着です。また、どうしても〝アクティブギア〟な感じにしたくて、オレンジの差し色についても相談にのってもらいました。自分はフォグランプ周辺もオレンジにしようかと思いましたが、高橋さんが「いや、ここはブラックでしょ!」と良い意味でダメ出ししてくれたのもありがたかったです(笑)。
いちユーザーとして、ロードハウスでの新車コンプリートカーは自信を持ってオススメできる購入方法ですね。
今回の取材中に製作されていた新車コンプリートは、デリカオーナー界隈では「こぶちゃん」で通っている田中秀宜さんの後期型D:5。以前所有していた前期型アクティブギアのイメージを現行型に落とし込み、5インチリフトアップ/フェイスチェンジ/2トーン化(オレンジ&ブラック)などを行ない、実際には存在しない後期型アクティブギアへと大変身していた。