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「PRO-STAFF」世界に一つだけのオリジナルホイールを履く贅沢

今回紹介するのは関西を代表する老舗、プロ・スタッフの小島氏が愛用する150プラド。新旧ランクルに限らずGクラスやジムニーなど、オフロードに特化した車両全般を扱う同社のスタッフが愛用するプライベートカーとあって、トータルバランスの良さは一目瞭然。オンロードでの乗り心地を犠牲にする事なくオフロードにおける走破性を最大限に高めた前後2インチの上げ幅に加えて、フロントのみ20㎜のマウントスペーサーを導入する事で前のめり姿勢を絶妙に補正。295/55R20へサイズアップされたジオランダーM/T G003を履いても新作の20㎜ホイールスペーサーでアッパーアームを巧みに躱し、ステアリングを切ってもヒットしない様に配慮。そのタイヤに組み合わせるホイールがフルオーダー製法によるオンリーワンフォージドホイール「4DOM(フォドム)」だ。

◆FORGED WHEEL 4DOM

リムデザインはもちろんインセットなど細かいオーダーが可能で、各種オーバーフェンダーの出幅に合わせたベストマッチングを見出せる所がキモとなる。小ロットとはいえ、ユーザーがオーダーできるシステムというのは、非常に興味深い。さらに撮影車両の様にスポーク部分の一部に刺し色を取り入れたり出来る点も特筆点だ。
撮影車両が装着するホイールは20インチ9.0JJインセット20のサイズ設定で、フロントアッパーアーム干渉を防ぐべく20㎜のスペーサーを装着。スポーク部分のレッドカラーは、アッパーマウントスペーサーやデフダウンキットのオプションで選択できるカラーアルマイトのレッドに合わせたもので、モノトーン主体の中に赤を刺し色としてアクセントカラーに。リムデザインはスポークの本数から捻り、コンケイブまで0からオーダーが可能で、現在20(8~9.5J)、22&24(10~14J)、26(12~16J)の中から細かい設定が可能だ。

また、フロントアンダーのメッシュ裏に見えるレッドアルマイトのデフダウンキットを筆頭に、ラテラルロッドやリアスタビライザーリンクなど各部補正も抜かりない。

過剰に着飾るのではなく、さり気なくエンブレム部分にスモークペイントを施してブラッククロームにアレンジする点も是非お手本にしたい部分だ。
前後2インチupコイルサスペンションに乗り心地重視のビルシュタインショックアブソーバーを組み合わせ、前下がりになりがちなスタイリングを補正すべくフロントのみ20㎜のマウントスペーサーを追加する事で、理想的なシルエットへと導く3インチアップキット。ラテラルロッドやスタビ延長をはじめとする各部補正アイテムもセットされており、既に2インチアップキットを装着している車両なら足回りはそのままにステップアップも可能だ。
ラテラルロッドのほか、フロントの上げ幅が大きくなることで生じる位置関係のズレを補正すべくデフダウンキットを導入。撮影車両はオプションカラーのレッドアルマイトを装着。

トータルプロデュースと一口に言ってもスタイリングから走破性、各種補正に街乗りでの快適性までの全てを賄えるショップは全国的に見ても稀。本気で貪欲に四駆を楽しみたい人は是非、プロ・スタッフに相談してみては?