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「flexdream 4×4 ARB」本格志向のカスタムには真の意味での機能美がある!

近代的なランクルを古き良きロクマル時代の丸目フェイスとするなど、オシャレでレトロな雰囲気にカスタムされた「FD‐クラシック」シリーズで人気を集めている『フレックス・ドリーム』。そうしたランドクルーザーやUSトヨタ車、ハイエースの専門店を各地に展開していることもあり、可愛らしい表情とファッショナブルなボディカラーのランクルを、街や自然で見たことのある人は多いだろう。
クルマを販売するだけでなく、購入後のカーライフやカスタムプロデュースまで行ない、例えばクルマを使って楽しめるアウトドアギアを提案・実践する「FD‐キャンプ」スタイルや、アメリカ軍・政府が認めた唯一の最強塗装「LINE-X」の車両部門正規ディーラーを運営するなど、ショップとしてのカスタムメニューはかなり多彩だ。

LAND CRUISER 200

ラゲッジルームを機能的に構築するARB 4×4のドロワーシステム。引き出し式の収納ボックス、パーテーションネットなど、重量級グッズの収納もOK。自分の使いやすいようにアイテムを組み立てることができるのも魅力だ。さらにARB4×4ではハイパワーな車載冷凍/冷蔵庫も取り扱っている。
ボディの前後・左右だけでなく、アンダー部分のプロテクションパーツも充実しているARB4×4。広大なアウトバックを疾走、しかも長期におよぶオフロードドライブには決して欠かせない必須アイテムだ。もちろん、造りは頑丈だ。
ガードバーなどと並び、ARB4×4の代名詞的アイテムがルーフラック。対応車種も多く、クルマに合わせた最適なサイズを選ベる。またスチール製のほかに軽量なアルミ製も用意。さらにラックサイズに合わせたサイドオーニングも設定。こちらは収納時は走行中の風切り音も気にならない機能的な造りを採用。幕を雨・風・紫外線から保護するカバーは、ナイロン強化PVC製とアルマイト処理されたアルミ製ケースの2種類を用意。
 

LAND CRUISER 150PRADO

ARB4×4と言えば、真っ先にイメージされるパーツがオーストラリア風に言うと“カンガルーバー”。いわば、ハードなハードなバンパーだが、最新の「サミットバー」シリーズは、ヘビーデューティなスペックにスマートなファッション性もプラス。エアバッグにも対応した造りとなっている。今回のランクル200、150プラドは、プロテクションサイドレールをプラスした仕様。

さらに、ここ最近フレックス・ドリームが注力しえているのが「ARB 4×4」パーツのデリバリーだ。ARBといえば、シリアスなオフロードが広がるオーストラリアの4WD専門パーツブランド。フレックス・ドリームはARB4×4アクセサリーの正規輸入元でもあるのだ。ヘビーデューティなガードバーをはじめ、ルーフラック、ルーフテント&サイドオーニング、そしてラゲッジルームに備えるドロワーまで、まさに“アウトバックを旅する”ためのユーティリティアイテムが多彩なことが魅力だ。

オールドマンエミュー「BP-51」
別タンク式バイパスショックアブソーバー

さらにARB4×4では、サスペンション専門ブランド「オールドマンエミュー」を展開。もちろんフレックス・ドリームでもこのブランドを取り扱う。ランドクルーザー・シリーズをはじめ、様々なオフロード4WDに用意されたコイルスプリングやリーフスプリングは、本国オーストラリアの土漠で鍛えられた、まさに本物仕様。フレックス・ドリームでは日本のユーザーと道路事情に合わせ、乗り心地とタフさを併せ持った仕様を中心に用意しており、最近はオールドマンエミューの高性能別タンク式バイパスショックアブソーバー「BP‐51」が推奨メニューだ。舗装路はもちろん、ダート、クロウリングまで…走るシチュエーションを問わないその究極のパフォーマンスとは?

そもそもオールドマンエミュー・BP‐51は、独自の別タンク式バイパスシステムを採用する高性能ショックアブソーバー。その特徴は、バイパス式により、通常走行時やオフロード走行時でピストン圧が可変し、乗り味を最適に変えるというもの。ランドクルーザーへの対応は幅広く、プラドなどのフロントコイル&ショック一体式(ストラット式に近いレイアウト)の場合は、前下がり姿勢の補正パーツが用意されていたりする。

さて、その乗り味は如何に?
先述の特徴に加え、伸び側・縮み側の減衰力を別々に調整可能、さらにセッティングの幅が広いため『良い意味で』最良の状態を探し出すのは難しい。ただし最良を見つけだすと、その走りは異次元の気持ちの良さとなる。オンロードでは懐の深いフラットな乗り味と、シャープな身のこなしのスポーティな走りを両立。一方のオフロードの荒れた路面では衝撃をよく吸収し、しかも安定・安心の接地感を生み出す。
接地感の高さはそれだけフラットな乗り心地が得られる。もちろんストロークに余裕があり、しかもアーティキュレーションが強く、路面をつかむようなトラクションがやはり印象的だった。