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2021.05.01

「データシステム」1カメラによる360度カメラやAV機能アップのキットが新登場

車内の安全&快適装備は次々に進化を遂げており、アフターパーツでも愛車を手軽にグレードアップできるアイテムが用意されている。中でも注目を集めているのがデータシステムの「1カメラスカイトップビュー SKY812」だ。近年、クルマメーカーが純正採用をはじめている360度カメラ(アラウンドビューやパノラミックビューなどと呼ばれる)をリアに設置した1台のカメラのみでお手軽に実現できるアイテムなのである。
ナビ画面などにリアカメラによる映像と自車を上空から見下ろす映像(リアカメラの映像を記録合成して作り出す)を2画面で表示するので、後退時の車庫入れなどでは周囲の様子が手に取るように分かり運転のしやすさがアップ。取り付けは、リアカメラの設置と配線類のみとシンプル。取り付け工賃が抑えられ、純正並みの360度カメラ機能が手に入るのが魅力である。
データシステムのもうひとつの注目が「ビデオ入力キット VIK-T72/T73」だ。トヨタ車に搭載されるディスプレイオーディオに外部入力を増設するキットだ。純正システムに割り込ませて設置すると汎用的なRCA入力端子を増設できので、DVD/BDプレイヤーやスマホ/タブレットなど、様々な映像/音楽プレイヤーの接続が可能となる。純正ディスプレイオーディオの使い勝手が大幅アップする魅力的なキットなのである。

1カメラスカイトップビュー SKY812

リアに1カメラを取り付けるだけで、リアビューはもちろんスカイトップビュー(上空から自車を見下ろすような映像)を映し出すことができる。スカイトップビューは後退時に周囲の映像をメモリーして合成して作り出しているので自車周囲の本物の映像だ。ただしスカイトップビュー表示はリアルタイムの映像ではないため車体の左右及び前方に人や自転車などが通過しても映らない(後方映像のみリアルタイム表示)。クルマメーカーの純正360度カメラは複数のカメラの映像を合成して行っているのだが、このモデルは1カメラで同機能を実現しているのが画期的。
後方を映し出すリアビューとスカイトップビューを2分割表示(左右の表示入れ替えも可能)した実際の利用例。スカイトップビューを見ると自車をハーフトーンで表示(セダン系、SUV系、ミニバン系のシルエットが選べる)。後方のクルマや駐車枠などが明瞭に映し出されているので後退時にも安心。

ビデオ入力キット VIK-T72/T73

トヨタのディスプレイオーディオに外部入力を増設する「ビデオ入力キット VIK-T72/T73」。汎用的なRCA入力が設置されるので手持ちのDVDプレイヤーなどを接続して純正ディスプレイオーディオの大画面で楽しむことができる。HDMI→RCA変換を行なえばスマホやタブレットなどのHDMI端子を備えた機器も利用できる。
純正ディスプレイオーディオのメニュー画面にはDVDと表示されるのでこれをタッチすれば外部入力からの映像/音声を利用できる。
「ビデオ入力キット VIK-T73」はTV-KIT機能を備えているので助手席などの乗員が走行中も純正テレビの映像を視聴できる。切り替えスイッチを備え純正状態に戻すことも可能。