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AMG G63 Gクラス

2020.09.08

G63 AMG 進化を続けるGカスタム 世界の「ゼロ・デザイン」

 2018年に大幅なリファインを経た新型Gクラス。 「ZERO DESIGN(ゼロ・デザイン)」はこれに素早く対応し、 直後のオートサロンで新型エアロを披露して話題をさらった。その衝撃を、いま改めて感じたい。

人を惹きつける完成されたパッケージ

 エアロブランド「ZERO DESIGN」には、完成された美しさがある。パーツ構成はフロントバンパー、リアバンパー、オーバーフェンダー、ルーフスポイラーの4点セットだが、やはりフルセットで装着したいと考えるユーザーが多いという。Gクラス自体が持つ存在感を生かしつつ、それに魅力をプラスするデザイン。カスタムショーへの出展でこのエアロを知り、そのままの姿で所有したいという欲求に駆られるのだろう。また、同じく展開するアルミホイールブランド「SKY FORGED」とのマッチングも美しい。エアロとアルミに何を選ぶかは、カスタムで悩ましいポイントながら、このセットならば誰からも羨望されるスタイルが完成するというわけだ。
 「AZRのカスタムに惚れている」。このセリフが世界中で語られ、頷かれている。

組み合わされたアルミホイールはSKY FORGEDのS202、サイズは24インチ10J。キャンディレッドでペイントしたスタイルはオートサロンに出展したそのままのスタイルでもある。若干のローダウンが似合う。
キャンディレッドアルミとの大きな違いはオーバーフェンダー。こちらは純正オーバーフェンダーを残したまま、前後バンパーとルーフスポイラーにZERO DESIGNを採用している。少しだけ控えめな印象だ。
アルミはSKY FORGEDのS217。ブラックペイントは純正オーバーフェンダーと相性が良い。
旧型Gのエアロを踏襲したスタイルながら、2018年以降の新型にも対応した新エアロ。フルパッケージが美しい。
リア側で目を惹くのは、さりげないルーフスポイラー。フロントバンパーなどと比較すると派手さはないが、確かな存在感を放っている。

パーツ構成も旧型(2012年~)と同じく前後バンパーとオーバーフェンダー、ルーフスポイラーの組み合わせ。若干丸みを帯びた新型G(2018年~)に対応したデザインとなっており、ミリタリー色の強いGクラスの雰囲気を崩さず、さらに力強く演出している。

ZERO DESIGNのオーバーフェンダーは片側約25mmのワイド化になる。駐車スペースなどの関係で純正オーバーフェンダーを選択できるのは嬉しい柔軟性。なお、オートサロン出展デモカーとほぼ同じながら、それに追加で同ブランドのマフラーも装着されている。