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BMW Meeting at GRAVA Oldtimer & Youngtimer 時代を彩った名車が大集結

シンプルオートと2002Netによる共催で実現したBMW Meeting at GRAVA。ここでその模様をダイジェストでお届けしよう。

2002Netは、ツーリングやミーティング、サーキット走行などが盛んなオーナーズクラブである。旧車ブームの昨今、関東ではクラシックBMWのミーティングも増加傾向。その影響もあって関西での開催を希望する声が高まり、昨年秋に第1回目が開催されたのが今回のミーティングである。フードやドリンクもあり長く楽しめた1日で、愛車のこだわりを披露できるアワードも嬉しい!今年も第2回目を開催予定との話なので、興味のある方は2002Netかシンプルオートにて開催情報をチェックしてみてはいかがだろう。

かつて淡路島と明石を結ぶタコフェリーが運航していた場所に位置するGRAVA。すぐそばには明石海峡大橋を望む絶景スポットも。

当日は心地よい日差しに恵まれアウター無しでも過ごしやすく、マルニ談義に花を咲かすには絶好の天気!

E30などの80年代、90年代初頭のネオクラシックモデルの参加も多く、年齢層やジャンルも多種多様。希少なアルピナも!

マルニはリアアングルにも注目して欲しい。角テール、丸テールかはもちろん、手前のバブルフェンダーの凄まじさも一目瞭然。

2002のイメージが強いシンプルオートが昨今力を入れているネクストジェネレーションのクラシックBMW。このE21型初代3シリーズは同社で電動パワーステアリング、現行フロンのR134aクーラーに総入れ替えされた安心快適仕様。1978年式と言えば既に46年が経過。それでもこのコンディションを維持しているのがすごい!

オリジナル派が多い印象だった今回のBMWミーティングの中でひときわ個性的だったのが、E30型320iカブリオレ。車高の低さや装着するホイールのセンスなど、ここ最近トレンドであるスタンス系カスタムを思わせる独特なスタイルが特筆物。旧車をカスタムして楽しむのもクルマ趣味の醍醐味と言える。

68年式の2002と言えばファーストモデル。シートベルトやヘッドレストの存在しないクラシカルな装いが素敵。

Z3を愛用していたオーナーが初めてのクラシックBMWとして迎え入れた1968年式の2000C。ファーストカーとして愛用中!

競うのではなく讃えあうためのアワード

ミーティングはあくまでもクラシックBMWユーザー同士の交流の場ではあるが、ロングディスタンス賞など遠路はるばるお越しいただいたオーナーへの心配りをはじめ、競うカタチではなく、讃えあう姿勢から用意されたアワード。今回のイベントを通じてオーナーたちのクルマに対する想いや、クラシックBMWの熱量の高さを感じることができた。