埼玉県久喜市にあるオートフィールドは、メルセデス・ベンツを専門とする老舗のファクトリー。その整備技術は全国的にも知られており、地元のみならず、全国からユーザーが集まってくる。その理由は、圧倒的な整備実績。長きに渡りメルセデス・ベンツを整備してきた知識や経験が、迅速な故障診断に繋がっているのだ。ベテランメカニックが多く在籍しているのも強み。そのため、クラシックメルセデスから現行モデルまで、メルセデスなら何でもお任せのファクトリーなのである。
Gクラスにおいても、整備実績は豊富であり、独特な構造を持つGクラスを長く快適に維持するためのノウハウを持っている。部品のチョイスからアフターパーツの取り付けまで、安全で確実な作業を行ってくれるので、安心して愛車を任せることができる。





50項目無料点検を実施中! ウィークポイントを熟知しているから対応も迅速
本格クロカンであるGクラスゆえに、メンテナンスにおいては他のメルセデスとは異なる部分がある。メンテナンスにおいてポイントになるのはまさにここであり、とくに先代のW463や初代のW460は定期的な点検が重要になる。そんな時に活用したいのがオートフィールドの50項目無料点検。点検は「無料でしょ」と思っている人が多いが、それは違う。本来のプロの点検は、エンジン回りの入念なチェック、リフトアップしての下回り、足回り確認、オイル漏れやホースの状態、ガタつきのチェック、コンピュータ診断など多岐に渡る。それゆえ、むしろ有料であることが普通なのである。だが、オートフィールドでは少しでもユーザーの役に立ちたいという思いのもと、無料で行ってくれる。オイル交換などのついでに受けておくことをお勧めしたい。


オートフィールドで聞いたGクラスのメンテナンス

》》》定番メンテポイントのイグニッションコード
ダイレクトイグニッションとなるコイル&コード。短いハイテンションコードを使用しており、これは5万kmごとの交換がお勧め。》》》フィルターハウジングからのオイル漏れ
オイルフィルターハウジングは、エンジンオイル漏れが生じやすいポイントだが、パッキン交換ですぐに直る場合がほとんどである。》》》タペットカバーパッキンからのオイル漏れ
エンジンヘッドカバー周辺はオイル漏れが生じやすいポイント。パッキン交換で漏れは完治するが、滲み程度なら深刻に考える必要はない。》》》カムセンサーおよびクランク角センサーの不良
CPU診断機で異常が確認されたら、交換を考慮したいのがクランク角およびカム角度センサー。走行10万kmに1回は交換したい部品である。》》》ドライブベルトおよびテンショナーの定期交換
ドライブベルトはヒビ割れなどが生じてきたら交換。またテンショナーローラーとアイドラーローラーは、異音が出たら早めの交換を実施したい。》》》ラジエターのインナーリザーバータンクの劣化
耐久性の高い樹脂製のラジエターリザーバータンクだが、液量が定期的に減るようなら、ヒビ割れなどが生じていないか点検が必要。》》》いざという時に発生することが多いデフロックトラブル


》》》オイル交換と同時に弱点の点検も必須なデフ&トランスファー

01

02

03

04
》》》ブレーキローターの偏摩耗は研磨または交換で対応
重い車重が影響し、ブレーキローターは偏摩耗を起こす個体も少なくない。研磨で修正不可な場合は新品へ交換となる。》》》フロントハブのグリス漏れおよびグリス交換
フロントのハブ回りは定期的なグリス交換が必須で、必要以上に漏れだした場合は分解し、シールパッキンの交換が必要になる。- オートフィールド
- http://www.autofield.co.jp/











