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【Old Mercedes CLUB 淡路島ツーリングオフ会 ユーザーピックアップ⑥】現代では絶対に作れない美しく力強い独創的なスタイル

 ケーニッヒ・スペシャルはスーパーカーのチューニングを専門にしていたが、1980年代に入るとメルセデスやBMW、ジャガーなどのカスタムメイクにも手を広げ、日本でも一気にブレイクする。そのイメージリーダーとなったのが、この560SECである。

 

1988y König Specials 560SEC

日本におけるケーニッヒのイメージリーダー

OWNER カブさん
昔からの憧れだった愛車のメンテナンスは基本的にDIYで行なう強者!

若い頃から憧れていた
夢のケーニッヒスペシャル

 オーナーであるカブさんが免許取り立ての頃には、現役で街でも見かけることのあったC126。その中でもケーニッヒは憧れのクルマの最上位だった。20歳代半ば頃にC126ベースの、いわゆるエアロだけの「ケーニッヒ仕様」ですら当時は中古車で600~800万円していたので、若かりしカブさんにとって高嶺の花であった。31歳の時、米国並行の560SEC、それもコンバーチブルにボディカスタムされた車両と巡り合う。当時のケーニッヒのラインナップには、メルセデスオリジナルのモデルにはないコンバーチブルの設定があったとか。その記憶から、ノーマルボディベースながらコンバーチブルユーザーとなったカブさん。その後14年ほど乗り続けたのだが、なにせカスタム車のコンバーチブルゆえ雨漏りに悩まされ、保管する場所も屋根付きじゃなければ室内のカビ問題を抱えてしまう事になってしまうという手間のかかりようだった。
 カブさんのもう一つの趣味であるバイクのハーレーに入れ込む頃、コンバーチブルとお別れすることに。しばらくクルマ趣味とは距離を置いていたのだが、5、6年経った頃、また気持ちが湧いてきたのを機にC126ベースのAMGワイドボディを探していたら神の思し召し! 本物のケーニッヒが出てきたのだ。しかもクーペで、当時の正規証明書付きが購入の決め手となった。カブさんのお気に入りであるグリルに奢られたKS(ケーニッヒスペシャル)は伊達ではないということだ。
 それにしても何と力強く美しいボディラインなのだろう。オリジナルのラインに付け加えたようなエアロパーツが主流となった現在では考えられないほど、独創性に満ち溢れている。

今となっては345/35/ZR15という特殊なサイズのリヤタイヤ。ほぼ4年に1度のペースでメーカーからデリバリーのタイミングがタイヤ買い替えとなるとのこと。
熟練のマイスターによるボディラインやフェンダー回りは工芸品のようなフィニッシュとなる。ステアリングなどインテリアの各部には専用パーツが奢られている。メンテナンスはフューエルデスビ、リヤドライブシャフトブーツ、プロペラシャフトのコンパニオンプレート、ラジエターなどを交換。
 
クラシックカーライフを教えて!一問一答                                            

●購入して何年?
【3年6カ月】
●愛車の魅力は?
【希少なケーニッヒのスタイル】
●現在の走行距離
【7.4万km】
●メンテナンスの部品は?
【純正品とOEMの両方】
●行きつけのショップは?
【なし。メンテナンスはDIY!】
●最近のメンテナンスは?
【エンジンオイルの交換】