LBだからこそできる
独特の世界観
日本のカスタムシーンにおいて、リバティウォーク(LB)の存在は欠かせない。だが素直に言えば、LBのスタイリングは「刺激的」故に好みは分かれる。LBが追い求めるのは、昭和の時代にある意味輝いていた「暴走族スタイル」だからだ。まさに日本独特のカスタムカルチャーで、欧米には見られないスタイル。これを堂々と、しかもランボルギーニ・ムルシエラゴやアヴェンタドール、フェラーリ・458など、超プレミアムモデルをベースに「改造」するのが、LBカスタムブランド「LBワークス」だ。
LBワークスの大きな特徴であるビス留めのワイドフェンダーを、車体で数千万円するモデルを切り込んで施工することは常識では考えられない荒業だが、これが海外では「COOL!」と大きな話題を呼び、熱狂的ファンは海外にも多く存在する。現在LBワークスのボディキット車種ラインナップは40種類を超え、2023年の東京オートサロンに向けて開発が進むキットもあるという。
Gクラス用のLBワークスもラインナップし、フロントアンダースポイラー、フロントグリル、ボンネットフード、フロントルーフスポイラー、ワイドフェンダー、リアウイング、バックサイドタイヤカバーを設定し、素材はFRP、カーボン、ドライカーボンの3種類(パーツによって異なる)。なおワイドフェンダーは、ビス留めではなく交換できる仕様となる。撮影モデルはドライカーボンのフルコンプリートで、マフラーはFiエギゾースト、ホイールはフォージアートの24インチをインストール。
最後に、国産車をメインにするボディキットシリーズ「LBネーション」には、Gクラスをオマージュしたジムニー・シエラ(通称Gミニ)を設定。キットのパーツラインナップもGクラスと同じで、グリルもGクラスW463タイプ(Type.1)、W463Aタイプ(Type.2)を設定するなど、コンプリート状態は瓜二つ。ドア枚数の違いはあれど、遠目からでは一瞬見分けがつかないほどのクオリティだ。Gクラスのセカンドカーに、Gミニを所有。熱いGクラスファンなら、そんなカーライフも悪くない。





ジムニー・シエラを
Gクラスへ本気で変化
G mini SUZUKI JIMNY SIERRA




