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Gクラス

2022.12.23

【「Gクラス美しいスタイル術」インテリア&実用向上パーツ】レイヤードサウンド②

 既存のオーディオシステムに追加するだけで、それまで体感することができなかった圧倒的な臨場感や、ハンズフリーによる会話もしやすくなる音の明瞭感など、一度聞けばその効果の虜になると言われているレイヤードサウンド。このシステムの本質を知る人物から魅力を教えてもらう

 

音ごもりや音疲れから解放される!
振動モジュールが生み出す明瞭感と艶

生音(なまおと)本来の空気伝播特性を車内で再現する独自技術

 既存のオーディオユニットやスピーカーをそのままに、レイヤードサウンドを追加する。これにより、従来のコーン型スピーカーの弱点を補いつつ、生音のような艶のある音感を、自動車の車内という狭小かつ移動する空間で愉しむことが可能となる。
 実はコーン型スピーカーは直接的な指向性サウンドが特徴だ。そのため、車内でも音が届きづらいエリアが存在してしまう。また、ドアやシートなどの構造物に遮られたり、音同士が干渉して打ち消し合う。一方、レイヤードサウンドは超多指向性だ。「さざ波」のように相互干渉が少なく広範囲に音が広がる。この性格が異なる二つの音の重なり合いこそが生音本来の空気伝播特性であり、LAYERED SOUND(=重なり合う音)の名前の由来ともなっている。
 そのメカニズムは複雑に動く振動モジュール(サウンドドライバ)を車内の内装材に直接密着・固定させて独自の間接音を拡げるというものだが、「今まで聴こえなかった音が聴こえる!」と体験者が声を揃える特長はこうした大胆な発想と革新的な技術に基づいているのだ。レイヤードサウンド、注目の逸品である。

アンプユニットは非常に軽量かつコンパクト。モバイルバッテリーほどの大きさなだ。このアンプで4チャンネル、最大20Wのアウトプットを実現している。

面倒な初期設定は不要、使い慣れた画面からお好みに合わせて微調整

別次元のナチュラルサウンドをGクラスで実現するためには、純正サウンドとレイヤードサウンドとの絶妙なバランス調整が不可欠だ。だがユーザー自身が初見のマニュアルと格闘しながら初期設定するような手間は要らない。技術的な経験知やデータを必要とするアンプのセッティングをプロのインストーラーが取付時に完了してしまえば、ふだんのユーザーは使い慣れたメイン画面からイコライザーとバランスフェーダーをお好みで微調整するだけだ。
 

Gクラスを得意とするプロショップ「バルトベーア」
WALDのボディキットを装着したG63

レイヤードサウンドの試聴が可能なG63のデモカー

 メルセデスを主軸に、欧州車の販売やカスタムを行っているのが「バルトベーア」。創業30年以上の老舗のスペシャルショップであり、Gクラスの販売及びカスタムも得意としているところだ。そのバルトベーアが誇る現在のデモカーがW463A型のG63。WALDのボディキットにオリジナルマフラーなどをインストールしたこのデモカーにもレイヤードサウンドが装着されており、その試聴も可能なデモカーなのだ。サウンド環境という意味では不利となることが多いGクラスだが、超多指向性サウンドシステムであるレイヤードサウンドは、不利なボディ形状なども問題無く、臨場感と明瞭感が格段に向上する。究極のオフローダーに相応しい至高のサウンドを体験頂きたい。

G63に履かせたホイールはTWS FORGEDの22インチ。バルトベーアでは多くのカスタムホイールを扱っている。タイヤ&ホイールカスタムのキャンペーンなども定期的に行っているところでもある。
バルトベーアが得意としているのはオーディオカスタムだけではなく、マフラーカスタムも得意としており、オリジナルマフラーをリリースしている。背面タイヤカバーには「BARTBAR」のロゴが入る。
 
取材協力:バルトベーア
所在地:東京都江戸川区江戸川3-56-2
TEL:03-3698-6568
URL:https://bartbar.jp/