WARNのウインチ搭載をベースとしたJB74型ジムニーシエラ用の、本格的なウインチバンパーをリリースするトレイル。そのウインチバンパーがバージョン2へと進化したことが今回最大のトピックだ。その進化ポイントは、ウインチベースの強化と搭載位置の変更で、従来よりもウインチの強固な固定が可能となり、よりハードなシチュエーションにも対応できるものとなった。
また、ウインチの搭載位置をエンジンルーム側に少し移設させることにより、どうしてもフロントヘビーとなってしまうウインチバンパー＋ウインチという重量から来るハンドリングの悪化の抑制に成功している。
このウインチバンパー、堅牢なスチール製で、完全な車検対応。また、フォグランプとDシャックルが標準装備となっている。搭載可能なウインチは、WARNのAXON45、AXON45‐S、AXON55、AXON55‐Sの4種類で、VRXシリーズも加工装着が可能だ。
本格的オフローディングを楽しみたい場合もスタイル重視の場合も、このウインチバンパーバージョン2の選択で失敗はない。それほど完成度が高く、高い実用性とデザインを兼ね備えた逸品なのだ。
JB74の各種安全デバイス等に不具合が生じない30㎜アップの足回りは、同時にウインチバンパー＋ウインチによるフロントヘビー対応のセッティングを実施。これにより、本格的なオフローディングから高速道路移動まで、難なくこなす1台となっている。
よりハードなウインチ使用を可能にした“Ver.2”
JB74型ジムニーシエラ専用に開発したウインチバンパー。使いやすく、堅牢で、しかも車検対応であり、ハンドリングまでも検討して開発されている。このトレイルのウインチバンパーが今回、Ver.2へと進化したのだ。
法規制に合致させつつ、JB74シエラにマッチさせたリアルウインチバンパー。現在はVer.2へと進化し、より強固なウインチ固定としたことで、さらなるハードワークを可能にした。
ウインチ搭載時にクラッチ作業を容易にするスロットを前部に用意。フォグランプ、Dシャックル×2は標準装備。純正ヘッドライトウォッシャーの移設も可能としている。
バンパー上部には六角ネジで固定するカバーが標準装備。ウインチを装着したままでもカバーをすることができる（WARN PowerSports AXON-45-Sウインチの場合）。
フロントバンパーを持ち上げると、ウインチケーブルを引き出すことができる。バンパー上部にはリモコンケーブル接続ホールを用意。
トレイルの74用ウインチバンパーは、法規制に合致させたもの。Ver.2となり、ウインチの装着位置が少しエンジンルーム側となり、ハンドリングの向上にも繋がっている。
トレイルのウインチバンパーとWARNのウインチを同時に購入した場合、スキッドプレートが標準装備となるお得なサービスも実施中。
ジムニー用のウインチとしてトレイルが推奨しているのはWARNのAXON-45-S、AXON-45、AXON-55-S、AXON-55の4種類。Sはシンセティックケーブルとなる。
WARNのAXON-45＆55シリーズ。このウインチ操作は、専用アプリによるスマホ、ケーブルを繋いで使用するリモコン、車内設置のスイッチという３タイプとなる。
完全合法のJB74用ウインチバンパーをリリースするトレイル。実はノーマルバンパーのままウインチを装着できる、 JB74ジムニーシエラ純正バンパー用ウインチマウントもラインナップしている。バンパーを換えることなく、WARNのPowerSports AXON-45Sウインチの装着が可能になるキットだ。
ウインチバンパーとの相性の良い足回りは、30㎜アップスプリング、全長フルタップ式14段減衰力調整ダンパー、ステンメッシュホース、ラテラルロッドのセット。
力強いスプリット5スポークデザインのホイールはMKWのMK-36、タイヤはBFGoodrichのAll-Terrain KO2（215/70R16）を履く。
AXON 45
最大牽引力：シングルライン 2,000㎏
AXON 45-S
最大牽引力：シングルライン 2,000㎏
AXON 55
最大牽引力：シングルライン 2,500㎏
