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ハイラックス

2021.08.02

「トレイル」実用性を備えるパーツ群で真のタフさと機能美を主張する

本格的なオフローダーはもちろん、4WDビギナーも憧れるアイテムといえばウインチ。〝第5の駆動輪〟とも表現されるように、有無しでは4WDの機動性が格段に変わる。特にWARNウインチは長い歴史と機能性から、世界中のオフローダーに愛用されている信頼のブランドだ。
そのWARNの日本総販売元である「TRAIL(トレイル)」では、ウインチと共にそれを装着するためのハイラックス専用に設計されたバンパーを発売中だ。スチール製の前後バンパーやサイドステップは、オフロード走行時にプロテクションパーツとしても役立つほどの強度を確保。またヘッドライトやリヤコンビカバーはイメージを一新するドレスアップ効果と保護パーツを両立する。
そんなトレイルが後期型ハイラックスのデモカーを導入!前期型デモカーで様々な提案をしたが、今回はまずオリジナルのショックアブソーバーキットでリフトアップして、タイヤ&ホイールをチェンジ。さらにヘッドライトとテールレンズに後期型専用のカバーを装着した。前期型に設定されるウインチバンパーも鋭意開発中なので、ヘビーデューティスタイルを目指すオーナーは今後もトレイルの動向をチェックして欲しい。

堅牢なスチール製のリアヒッチバンパーは、デパーチャアングルを十分に考慮した薄型でスタイリッシュな造りが魅力。純正クリアランスソナーを装備する車両に対しては、このソナーを移設できる穴も備わる(必要に応じて加工して対応)。
さらに、本格的なオフローディングにも対応できるように、ハイリフトジャッキポイントや左右下部にDシャックルを装備。上部に足をしっかり掛けられる縞板鋼板を設けるなど、見た目のみならず機能系装備も充実している。
ノーマルバンパーより薄く、頑丈な造りとなっている。ゲートの開閉も問題なし。
Dシャックルを左右に標準装備。バンパー上部に足をかけられるタフな造りに加え、滑りにくい縞板鋼板を付ける。さらにクリアランスソナー利用にも対応。センサー穴は任意で開ける。
バンパー内にヒッチメンバー(2インチサイズ)を内包しており、別売りヒッチボールを取付ければけん引にも対応(※トレーラー牽引の場合は950KG登録が必要)。

●フロントウイチバンパーVer.Ⅳ(前期型用)…¥174,900(税込
●オプションアッパーカバー…¥20,680(税込)

ヘッドライトカバー ブラック(Z)
※前期用・後期用…¥9,680 (税込)

後期型用の開発も進んでいるフロントウイチバンパーVer.Ⅳを装着。ハイラックスのフロントを迫力あるものとするハードなデザインを採用。その名の通りウインチのマウントが可能だが、ウインチ操作や整備を容易にするクリアランスを儲けているのもポイント。ほかにフォグランプ、アンダーカバー、ライセンスプレートブラケット、ハイリフトジャッキアップポイントなどを標準装備として、機能美を集約した。バンパー上部のアッパーカバーはオプション。

サイドステップ…¥83,600(税込)
※前期/後期に対応

純正品と比べても乗降性を格段に向上したサイドステップ。オフロード走行時のサイドアングルを考慮し、ステップ部分を若干傾斜させているのもポイント。素材はサイドシルを保護するために強靭なスチール製を採用。フレームから連結してボルトオン装着することで高い剛性を確保しながら保安基準にも適合。

タイヤにはトーヨータイヤOPEN COUNTRY M/T(LT265/70R17)を装着。マッチングしたホイールは、ELFORDのBloodstock ワンピース2(17×8.0J±0)を選択。

独自の個性を放つトレイルのハード系ギアが続々登場予定

前期型ハイラックスに向けて、ありとあらゆるヘビーデューティ系なオリジナルパーツをリリースしていたトレイル。では後期型用パーツの状況は?安心して欲しいのだが、今回掲載したほとんどのパーツは前期と後期共用で装着可能だ。もちろんショックアブソーバーキットも問題なし。
後期型専用品としてはヘッドライトカバーとテールレンズカバーを新たにリリース。加工は一切不要で両面テープで貼り付けるだけでイメージを変えられる逸品だ。なお、デモカーはクロームを装着しているが、ブラックの設定もある(前期型デモカーの項目を参照)。 
また現在、後期型用ウインチバンパーも開発中。イメージ図が示す通り、前期型と同様のヘビーなスタイルと機能性を楽しめそうだ。

ヘッドライトカバークローム(Z)…¥10,120
ヘッドライトカバークローム(X)…¥9,680
※前期用・後期用

テールレンズカバークローム(Z/X共通)…¥8,800
※前期用・後期用

ショックアブソーバーキット…¥114,400(税込)※前期・後期に対応 リアブロックキット…¥26,800(税込)※前期・後期に対応

今回撮影した両車ともにトレイルオリジナルのサスペンションを採用。フロントには車高調整機能を持つショックアブソーバーキットをインストール。キャビテーションに有利な大容量のモノチューブダンパーを採用し、乗り味の改善に貢献。一方リアには35㎜アップのブロックキットを実装し、ハイラックス特有のリア下がりを解消。リアブロックキットのみ単体購入も可能。
今回撮影した前期・後期どちらのデモカーも、ジャオスのサイド出しマフラーを装着している。こちらもオススメだ。