TOP > 記事 > ランドクルーザー“FJ”日本デビュー! TOYOTA LAND CRUISER “FJ”

ランドクルーザー“FJ”日本デビュー! TOYOTA LAND CRUISER “FJ”

ランドクルーザー“FJ”は、ランクルを名乗る以上、骨格はもちろんラダーフレームしており、悪路でのタフさに定評のあるIMVシリーズのプラットフォームをベースに刷新。ホイールベースを250系より270㎜切り詰め、ブレースを追加することで横方向の剛性を大幅に強化。高強度な高張力鋼板の採用やアンダーフロアのスポット溶接増し打ちにより、オフロードでの堅牢性とオンロードでのしなやかな乗り心地を見事に両立する。

さらに圧倒的なディメンションにも注目! 最低地上高やアプローチアングルは250と同等だが、ディパーチャーアングルは250比で+15度。さらに70系に匹敵するホイールアーティキュレーション(タイヤの浮きづらさ)を確保。ボディサイズは全長4575㎜×全幅1855㎜ で、最小回転半径5.5mという小回り性能と相まって、日本のタイトな林道では、兄貴分を凌駕する機動力を発揮するはずだ。

林道を駆け抜ける“神サイズ”と、妥協なき「ラダーフレーム」

時代の移り変わりとともに多様化する四駆シーン。そんな中、我々オフローダーの心を強烈に揺さぶるビッグニュースが飛び込んできた。トヨタが誇るオフロードの王者・ランドクルーザーの系譜に、待望のニューモデル「FJ」シリーズが追加されたのだ!

もっと多くのユーザーに、気軽にランクルを楽しんでほしいという思いから「FJ=(Freedom & Joy)」をコンセプトに開発され、300/70/250に次ぐランクル第4の柱となる。単なるお手軽モデルと侮るなかれ。その中身はランクルが長年培ってきた「信頼性」「耐久性」「悪路走破性」という不変のDNAを受け継いだ、生粋の本格派オフローダーなのだ。

最大のトピックは、日本の林道やトレイルにジャストフィットするサイズ感だ。全長4575㎜/全幅1855㎜と、兄貴分の250と比べて大幅なダウンサイジングに、ホイールベースを270㎜短縮(2580㎜)したことで、最小回転半径5.5mという驚異的な取り回し性を手に入れている。もちろん小さいからといって、ヤワな造りではない。骨格には伝統のラダーフレームを採用し、タフなIMVシリーズで鍛え上げたプラットフォームをベースに、ホイールベース短縮とブレース追加で剛性を徹底強化した。

足回りはフロントにハイマウント・ダブルウィッシュボーン、リヤにラテラルロッド付き4リンクリジットを採用。驚くべきは70系と同等のホイールアーティキュレーション(足の伸び具合)を確保し、ディパーチャーアングルは250比で+15度! 電動リヤデフロックやダウンヒルアシストコントロール(DAC)も完備し、その戦闘力は紛れもなく特級品だ。心臓部には、オフロードでの低速トルクと日常の扱いやすさを両立した熟成の2.7L直4ガソリンエンジン(2TR‐FE)を搭載。6速スーパーECTとの組み合わせで、極悪路からハイウェイまでシームレスに駆け抜ける。

エクステリアは、歴代ランクルをリスペクトしながら遊び心に溢れている。サイコロをモチーフにしたスクエアで塊感のあるボディに、アイコニックなコの字型ランプを配置。オフロードでの視界を確保するために一段低くクランクした水平基調のベルトラインは実用的だ。そして、思わず歓喜するのが「TOYOTA」ロゴグリルと背面タイヤの標準装備! これぞ四駆、これぞランクルという王道のスタイルである。さらに特筆すべきは、前後バンパーが3分割タイプであること。たとえハードなオフ走行でコーナーをヒットさせても、壊れた部分だけ交換できるという、オフローダーの実情を理解したニクイ設計が施される。

無骨なスクエアボディにアイコニックなコの字ランプで遊び心をプラス。王道のフロントTOYOTAロゴや背面タイヤに加え、破損時に部分交換が可能な3分割バンパー、下回りを守るスキッドプレートなどでオフロード走行を見据えている。ボディカラーはスモーキーブルーなど全5色の設定。

室内は泥臭い実戦を見据えた水平基調のレイアウトながら、12.3インチディスプレイやトヨタセーフティセンスなど最新の装備を網羅。コンパクトなボディサイズながら、ラゲッジスペースは6対4分割シート使用時でも容量795Lを確保しており、キャンプ道具の積載も余裕でこなす。

ユーザーが自分好みにイジり倒せるカスタムの余白をたっぷりと残した、僕らのための遊べるランクル「FJ」。この車格とポテンシャルで450万円切りというプライスは、四駆業界に新旋風を巻き起こすことは間違いない。さあ、新たな相棒とともに誰も知らない未開の地へ出撃しよう!

パワートレーンは最高出力163PS/最大トルク25.1kgf・mを発生する2TR-FE型2.7Lガソリン仕様。これに組み合わせるのはやはり熟成の6速AT。サスペンションはフロント・ダブルウィッシュボーン、リヤはラテラルロッド付きの4リンクリジッド式という、ランクルらしい王道のセットアップだ。

オフロード走行において生命線となるのが車両姿勢の把握と視界の広さ。ランクルFJのインストルメントパネルは骨太な水平基調を貫き、カウルを低く抑えることで見晴らしのいい前方視界を確保。さらにモニターやスイッチ類、シフトノブに至るまで、ハードな路面状況下でも視点移動を最小限に抑え、直感的に操舵できる実戦的なレイアウトが構築されている。

ちなみにキャビンは実用性の高い2列5人乗り仕様。後席には前後スライド&リクライニング機能付きの6:4分割可倒式シートを採用。後席を使用した状態でも荷室長735㎜、荷室高1030㎜、容量795Lというクラス離れした広大なラゲッジスペースを確保。バックボード付きで、泥だらけのキャンプギアから長尺物まで、遊びの道具を躊躇なくタフに積み込める。

道なき道を行くクルマだからこそ、安全装備にも一切の抜かりはない。インパネ中央には12.3インチの大型ディスプレイオーディオが鎮座。岩場などの死角を確認できるパノラミックビューモニターやブラインドスポットモニターに加え、プリクラッシュセーフティ等を含む最新の予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」を標準装備している。