ジムニーノマドの納車が着実に進んでおり、最近では街中などで見ることもちょくちょくある。タニグチでもすでにAT車両が納車されており、様々なパーツ開発に取り掛かっている。今回紹介するパーツは、インテリアパーツ。ノマドユーザーは、大幅なカスタムを行なう前に、まず使い勝手を向上させることを考えるだろう。ロングという車体から、キャンプなどのアウトドア使用を考慮すると、タニグチの新製品はかなり魅力的。その製品は、レーザーシェードJC74、ノマド用リアシートベルトホルダー、フリクションドアオープナーの3品。
レーザーシェードは、フロントウインドーを除く全ての窓に装着。クオーターの小窓を除き、他は全てマグネット装着。窓ガラスを開けた状態で、網戸としても使用可能。プライバシー確保のブラインドとしての機能も保持している。
ノマド用リアシートベルトホルダーは、固定がなされていないリアのシートベルトをホールドするアタッチメント。シートバックを可動させる際、ベルトがシートに干渉してしまうのだが、このブラケットをトリムに装着することで、しっかりと固定できるというもの。
フリクションドアオープナーは、JB74シエラ用と基本的に同じモノ。純正のリアゲートは、反発が強く、開け始めると全開まで開いてしまう。このダンパーは、任意の場所で動きを停止可能。さらにゲートの開く量をほぼ90度まで開けることが可能となるので、使い勝手が大幅に向上するのだ。
これらの3品は、従来モデルでも大人気商品。ノマド用としても間違いなしのアイテムなのだ。
LASER SHADES JC74



車種別専用設計で、マグネット装着という超お手軽使用。装着状態で窓の開閉が可能なので、網戸としても使用可能。キャンプでの車中泊時などにかなり便利なもの。専用ケースが付属し、フロントウィンドウ以外の全てのガラスに装着できるシェードがパッケージングされている。一つ一つがコンパクトにまとめることが可能で、ドアポケットに収めることも可能だ。


クォーター部分の小窓にも装着できるシェードが同梱。プライバシー確保を可能とする外からの透過率も秀逸。逆に室内からはきっちり見えるのだ。
REAR SEAT BELT HOLDER

ジムニーノマドのセカンドシートのシートベルトは、ジムニー、シエラのセカンドシートシートベルトにある固定治具が装着されていない。背もたれを操作する際、また、走行時などにベルトの金具がカチャカチャと干渉する。これを防止するのがリアシートベルトホルダーだ。トリムに穴を開け、固定するタイプで、購入時に型紙が付属するので、施工作業は簡単。装着状態でのフィッティングは抜群で、最初からあったかのような最高の仕上がりとなっている。


ベルトをひっかけ、シートベルトの金具の先端を差し込むことで、スマートに固定することが可能となっている。トリムへの穴開けだけで装着できる簡単仕様で、取り付け用の型紙も付属している。


リアシートベルトホルダーを装着した場合のシートベルト(写真上)と、装着していない純正状態(写真下)の違いが一目瞭然。すっきりとした収まり具合がとても美しい。カチャカチャと干渉するのが防げるのも嬉しい。
FRICTION DOOR OPENER


従来から販売している、JB64、JB74で大人気のフリクションドアオープナーが、JC74ジムニーノマドでもフィッティング確認が終了。キャンプや、家族での使用を考慮した場合に、開閉角度90度、どこでもホールドするリアゲートは使い勝手抜群。純正の全開まで開いてしまうリアゲートの仕様は、後方に障害物などがあった場合、傷や破損の要因となってしまうが、本商品は開口部の大きさは、大きな荷物の出し入れに便利。一度装着すると手放せないアイテムと言えるだろう。

開口部が拡張されるので、ダンパー本体の長さも長くなっている。ゲート重量を支え、ゲートをホールドさせるためにダンパー容量も大型化されている。取り付けは、簡単で、DIY装着可能となっている。
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