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【Peak’s】格上のタイヤサイズを無理なくナチュラルに履きこなす!タイヤの厚みで魅せる美学

 ジムニーカスタムに限らず、四駆カスタムのトレンドはオーバーランダ―スタイルをはじめ、世界各国のトレンドがSNSの普及もあってタイムリーに日本国内にも届く昨今。そんなユーザーのイメージするスタイルを可能な限り具現化させていくのがプロショップの腕の見せ所。タイヤのプロフェッショナルであるピークス松田ゴムは、タイヤ&ホイールのマッチングを主軸としながら、それに見合ったスタイリングの提案に長けたショップとして、ビギナーからアウトドア指向、オフローダーなど様々なジャンルの垣根を超えて理想をカタチにする。
 紹介するジムニーシエラはフロントバンパーがARB、リアバンパーがイタリア製のブランドと異なるパーツを組み合わせながらも、フラットトップのルーフラックやシュノーケルなど、トータルバランスを考慮しながら往年のオフロードビークルらしさを感じさせるスタイルへと誘う。中でも減衰力ダイヤル調整式のショックアブソーバーを採用するリフトアップを軸に、NITTO・リッジグラップラーの新作サイズ265/75R16のボトムスは特筆物。前回の31インチを上回るインパクトを16インチで実現させる姿勢はタイヤを主軸としたカスタムのスペシャリストと呼ばれる所以だ。
 また、大きくなった外径に合わせた背面タイヤのアレンジも素晴らしく、スタッドレスタイヤ×エンケイホイールと冬場のセットアップを妥協しない姿勢も見逃せない。サマータイヤのみならず、スノーアタックありきのカスタム相談もぜひピークス松田ゴムに相談してみるといいだろう。

●タイヤ:NITTO RIDGE GRAPPLER
265/75R16
●ホイール:RAYS VOLK RACING TE37XT for J UL
16×6.0J インセット-6
●リフトアップ量:3.0インチ

同社がオリジナルで開発した3インチリフトアップキットは、街乗りを重視しつつライトなオフロード走行までを網羅するオールラウンダー指向。アーム類の補正や減衰力14段階調整式のショックを採用するなど、好みの乗り味に微調整する余力を加える辺りも好印象。265/75R16のNITTO・リッジグラップラーにRAYS VOLK RACING TE37XTのボトムスも特筆物だ。
内装はオリジナルの良さを残しつつも同系色のグレーでコーディネイトするRECAROシートの換装が際立つ。過剰な装飾は控えつつもドライバーの快適さを追求!
フロントバンパーはオーストラリアブランドのARBをセット。IPF220のフォグランプはARBとのコラボアイテムで、モノトーン基調のエクステリアにアンバーカラーのカバーを装着することで差し色的なコントラストを強調。骨太なパイプによる強靭な印象と、格上サイズのボトムスによる相乗効果はインパクト絶大!
 
リアバンパーはイタリアのラミンゴ4×4の製品で、前後異なるブランドでコーディネイト。テールレンズは同社オリジナルのLEDランプ。重量増の背面タイヤにも対応する開閉式のステーなど、ワイルドで利便性の良いアクセントも際立つ。ユーザーが望めば可能な限り各国のカスタムパーツを輸入することもできる。
完全フラットのルーフラックは、クラシックな装いのARB製。ガンメタリックカラーがボディ色と馴染み、太めのパイプはグリルガードとの相性も抜群。耐久性と強度に優れた逸品でルーフトップテントを搭載しても十分のスペックを誇る。

冬場こそお洒落に磨きをかけるべし

ウインターシーズンになると、純正ホイールや安価な無名ブランドホイールにスタッドレスタイヤを組み合せて過ごすユーザーが多い中、タイヤに特化した同社は“スノーシーズンもこだわった足もとでジムニーライフを妥協せずに楽しんで然るべき”と、愛車に合わせた様々な提案に熱を注ぐ。3インチ上がった車体に純正サイズのスタッドレスでは貧相ということで、235/85R16と太めのタイヤにエンケイホイールで冬場もオシャレに履きこなす!
  • Peak’s
  • 住所:三重県四日市市富田3-22-90
  • TEL:059-364-3232
  • 営業時間:9:30〜18:30
  • 定休日:毎週日曜日・祝日・祭日
  • URL:https://www.peaks-m.com/