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【MLJ】深く反った強靭・極太な6スポークとマルチホールリングで魅せるUSボトム!「BLACK RHINO BR022 BAHARI」

◆BLACK RHINO BR022 BAHARI

東京オートサロン2025で発表されたタイガーオートのジープ・ラングラーJL ルビコンの足もとを飾り、話題を集めた『BLACK RHINO(ブラック・ライノ)』の最旬ホイール『BR022 BAHARI(バハリ)』。同ブランドは、カスタムの本場アメリカに拠点を置くTSW傘下のひとつで、その魅力は軍用車の足元を彷彿とさせる過激なミリタリーデザインを採用していること。これを国内屈指のホイールメーカー『MLJ(エムエルジェイ)』が、正規・総輸入販売元としてアメリカからデリバリーしている。
今回紹介するBR022バハリは、強靭な極太6スポークが際立つ1本。ショートかつ太めのスポークを深く反らせたコンケイブ形状で放射状に広げ、さらにセンターをさらに落とし込むことで、ダイナミックさを強調。一方リムフランジはスクエアな窓を連ねたマルチホールリングを演出。これは見た目のみならず、クーリング性能にも効果を発揮。さらにオフロードホイールの矜持として、エアバルブ周辺を大きく開けた造形で空気圧を調整しやすさにもこだわっており、すこぶる機能美が光る。

マッドブラック

グロスシルバー with マシンドフェイス

バーントブロンズ with マットブラックリップ

カラーは定番のマットブラックのほか、オフロードホイールでもトレンドとなったブロンズ系、さらに今回装着した足もとを華やかに彩るグロスシルバーを設定。また国内に展開されるサイズは、現状17インチのみだが、ランクル250や300に対応する18インチの追加も決定している。

基本デザインは極太の6スポークだが、ゆるやかにラウンドするコンケイブフォルムとすることで強靭さとワイルド感を強調。さらにリムに繋がるスポークエンドを幅広にすることで剛性にも配慮。

またオフロードホイールらしく、バルブ周辺を大きく開けて、空気圧調整を容易にしていることも特徴だ。センターオーナメントやバルブには、ブラックライノ・ブランドを少々するクロサイがデザイン。その周囲を大きく落とし込んだ意匠はパワフル。

リムフランジは一般的なビードリング形状ではなく、貫通したスクエア窓を連ねたマルチホールリングを採用。このアウターのショートスポークとディスクのスポークが絡み合うことで、強い抑揚を感じさせる。また、見た目のみならず、クーリング性能を高める機能的なギミックでもあるのだ。