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【Mclimb/Weed】自分が乗って海に出かけたくなる!そんなマリン系サーフなんです♥

およそ20年の長きにわたって、ハイラックスサーフを取扱い続けてきたWeed(ウィード)。同社の強味は、膨大な在庫量はもちろん、BKスタイル/XCスタイル/4ランナースタイルといった、独自のカスタムスタイルの提案にある。また現在は兵庫と福井で3店舗を展開中だが、とにかく「若いスタッフが多い!」ことも特長。最近はそんな彼らの斬新な感性も受けているため、新たにプロデュースして創り上げたのが今回紹介する185サーフだ。このカスタムの総指揮を執ったのは遠藤 彩さん。「ベースとした185サーフはナローボディにアレンジした4ランナースタイルで、『自分が乗って海に出かけたいと思うサーフ』をコンセプトに製作しています」とのこと。ノスタルジーな雰囲気を醸し出すボディカラーはランクル60を意識しているが、ルーフだけホワイト塗装するのではなくウエスト部分から2トーンにアレンジ。またフェンダー部のキャラクターラインに忠実に塗装するとラインが湾曲してしまうが、あえてそこを無視して一直線にラインを引いた。元々遠藤さんはファッション系の職種に興味があり、色やコーディネイトに関する意識は高い。そうしたセンスをサーフに活かしたのだ。なお、お店ではカーライフアドバイザーを任されており、お客さんのニーズを汲み取って理想のスタイルを提案するまさに「コーディネイター」。ここから新しく第5のウィードスタイルが誕生する日も、そう遠くはないだろう。

見た目が美しく仕上げられた車両が店頭に並ぶウィード。とはいえ、新しい個体でも20年以上経過しているので、メンテナンスは必須。ボディや下回りのリフレッシュはもちろんだが、ウィードではほぼ全車ラジエター交換を行ない、未然にトラブルを防ぐ。またせっかく手に入れたサーフを末長く、安心して乗り続けてもらうため、リビルトエンジンという新しい提案も。他でも185サーフは人気だが、ウィードをオススメする理由は、まさに圧倒的な安心感と信頼性といえよう。

マフラーもウィードオリジナルに交換。同社にはいわゆるチューニングパーツとして導入するマフラーもあるが、本デモカーが装備しているものは、メンテナンスや補修の意味合いが強い。

このスタイルにカスタムすると決めた時、真っ先に選ばれたカスタムパーツが、クリムソン発のディーン・カリフォルニア。アメリカン/ノスタルジー/ナローというキーワードをすべて満たしているのもポイントだ。組み合わせるタイヤはもちろんBFグッドリッチのATタイヤ(KO2)。アメリカンなスタイルを演出するには、絶対条件だ。

分かりやすいエクストリアの追加加飾はほとんどないが、あえてこだわったのが、4ランナーの純正キャリア。非常にレアアイテムだ。

【CHECBK.1】2トーンカラーが映えるフェンダーレス・ナロースタイル

オーバーフェンダーをレス仕様にした、すっきりとしたナローフォルムが遠藤さんのお気に入りポイント。また2トーン化はフロントフェンダーのキャラクターラインに従わず、あえて一直線に塗分けはペイントを実施。ちなみにトヨタ純正色のホワイトと、レンジローバー純正色のアルルブルーの組み合わせている。

【CHECBK.2】アンバーなオレンジマーカーでクラシカルな雰囲気を強調

ウィードで販売されている185サーフのほとんどは色のついていないクリスタルマーカーに変更されているのだが、クラシカルな雰囲気を演出するために遠藤さんはあえてオレンジマーカーをチョイスしている。細部にこだわることで統一感が生まれてくる好例だ。

【CHECBK.3】アメリカンな内装に一新!

ウッドステアリングとレザー調のシートカバーで車内をリフレッシュ&グレードアップ済み。さらにドアの内張部分もウッド調に変更して内装を一新!古いクルマだから内装劣化は仕方ない…という言い訳はウィードはしない。

荷室には、汚れや荷物が移動するのを防ぐウィードのラゲッジマットをセット。深さがあるので、多少濡れたものも気兼ねなく載せることができる。

ウィードオリジナルのコイルスプリングで、2インチリフトアップを実施。これによって、LT235/85R16タイヤの装着も問題なくできるし、見た目のバランスも良くなっている。

ウィード三木本店ショールームには、遠藤 彩さん(写真右上)の他に永野 詩帆さん(写真左上)や鈴木 強志さん(写真左下)といった3名の若いカーライフアドバイザーが勤務中。

最近はサーフに限らずアースカラー系の4WDカスタムをよく見かけるようになり、没個性に感じられることも少なくない。今回紹介したモデルのように、そこに一石を投じる10代〜20代前半の彼らの感性で仕上げた新たなウィード流カスタムスタイルの登場にも期待が高まる。

サーフ専門店を名乗るだけあり、ウィード店舗の在庫量は国内No.1と言っても過言ではない。ショールームには、様々なカラーリングにアレンジされたサーフが勢揃いし、自分が欲しいカスタムイメージやスタイルを選び出しやすい。ちなみにウィードはカスタムや塗装を行なう自社ファクトリーを構えており、クルマの購入からカスタマイズまで一貫して対応できるところに強みがある。欲しい車両があってもボディカラーが好みじゃない……と断念することなく、ウィードでなら好きな色にカラーチェンジもできる。またベースモデルを決めて、自分だけの仕様に仕上げることも可能。もちろん見た目だけでなくメンテナンスの重要性も提唱しており、納車前にブレーキを始め細かな部分のパーツ交換を実施している。

  • エムクライム ウィード (パーツ/新車・中古車販売) 
  • https://www.weed10.com
  • https://hilux-surf.jp
  • ※カスタム車両の詳細や装着されたカスタムパーツについてはウィードの公式WEBをご確認ください。