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【MLJ】軽量・高剛性を追求したラリースタイル「BLACK RHINO VOLL BR015」

◆BLACK RHINO VOLL BR015

南アフリカの大地の象徴であり、タフで力強いクロサイにちなんだブランド名を持つUSホイール『BLACK RHINO(ブラックライノ)』。ブランドは2015年に立ち上げ、本国アメリカでも、ミリタリーテイストを前面に押し出した独特なデザインコンセプトが大きく注目されている。そんなBLACK RHINO(ブラックライノ)』から、2023SEMAショーでワールドプレミアされ話題となったのが、「ブラックライノ・ヴォル BR105」だ。

マットブロンズ

ハイパーシルバー

マットブラック

大きな特徴は、ラリーにインスパイアされたマルチスポークデザインと、「FFT(フローフォームドテクノロジー)」による軽量化。FFTとは、いわゆるフローフォーミング製法であり、鋳造で成型したホイールのリム部分をスピニングマシンで強い圧力を加えながら成型し、金属組織が密になって強度が上がり、リム部分は鍛造製法のそれと同様に薄くなり、高剛性と軽量化を実現する。
ホール部を小さく設計した15本のマルチスポークは、石や砂などの異物からブレーキを保護する形状で、オフロードでのパフォーマンスを重視する。カラーは装着するマットブロンズに加えて、マットブラック、ハイパーシルバーの3色となっている。

アグレッシブなフォルムがブラックライノの魅力。ヴォルBR015は、ブラックライノの大型ロゴのレイアウトや、深くえぐったリム回りなどにブラックライノ流の個性を演出しながら、ラリーホイールを彷彿とさせて性能面を高めたモデル。石や砂をはじき返すべく、ホール部を小さく設計して大きめのディッシュとしたマルチスポークの採用や、ステップ形状のディッシュ部、水かきを備えて排水性を高めたホール部など、険しいオフロードでのパフォーマンスを重視している。