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「PUTデポ」ランドクルーザー70系の「逆輸入車」という選択

日本では正規に販売されていない、それでも魅力的で愛車にしてみたい…そんな海外仕様のクルマを逆輸入、あるいは並行輸入というカタチで僕らの〝夢〟を実現してくれるのが『PUTデポ』だ。タコマやタンドラなど、北米のクルマをもっとも得意としているが、最近は中近東からランドクルーザー、とくに70系の取り扱いにも力を入れている。
ショートからセミロング、トゥルーピーまで、PUTデポは納車実績あり(ピックアップも近日、納車予定)。もちろん日本では販売されていない「4.5ℓV8ディーゼルターボ」もしっかり日本のガス検に合格しているし、すべてを日本の車両法に合わせてデリバリーしてくれる。ただし中近東仕様は左ハンドルになってしまうが…それも個性、海外仕様の優越ということで、よしとしよう。
さらにPUTデポはアフターフォローも万全の構え。自社工場を、海外仕様車を知り尽くした熟練のスタッフさんたちが運営。もちろんカーメーカー純正のテスターも完備する。逆輸入車、並行輸入車のハードルは、PUTデポにとってはけっして高くないのだ。またカスタムについても、豊富なノウハウで対応。サスペンションやタイヤ&ホイールはもとより、トゥルーピーにはオリジナルで「前向きリヤシート」を用意するなど、ユーザーの使い勝手向上や機能性アップにも対応してくれる。

PUTデポがオーダーを受ける海外仕様のランクル70。とりわけ人気が高いのが、このトゥループキャリア(トゥルーピー)だ。元は人員輸送を目的にした仕様で、5mを超える長大なボディ…なのに3ドアと、日本向けにはありえないスペック。搭載エンジンはこれも日本向けには設定されていない4.5ℓV8ディーゼルターボ、組み合わされるトランスミッションは5速マニュアルだ。サスペンションはフロントコイル、リヤリーフの、前後リジッド式、4WDシステムは伝統のパートタイム式。撮影車両にはオプションの前後デフロックや、電動ウインチも搭載されている。
 
長大なボディを持ち、元は広大な土漠地を移動するために開発されたトゥルーピー。では局地的なオフロード走行は苦手か?というと、想像以上の機動力の高さを見せてくれた。気になる対地アングルだが、そこそこのモーグル路面を走っても、容易にボディをヒットさせない。サスペンションもストロークが長大というわではないが、アーティキュレーションが強く、伸縮した時のトラクションのかかりは強力なのだ。
PUTデポでは様々な仕様のナナマルをオーダー可能だ。たとえばこちらは純正ルーフキャリアを装着したモデル。取付はルーフモールではなく、ルーフサイドに穴を開けボルトオン。アフターだったらありえない装着方法だが、これ以上ヘビーデューティな造りはない? さらにリヤコーナーには梯子として使えるステップもボルトオンされており、使い勝手も良好だ。
中東仕様のトゥルーピーは、後席は対面シートのみ。ところが日本ではこれを“席”として登録できず、結果、前席のみの3人乗り、となってしまう。これではファミリー層は、このクルマを所有しにくいだろう。そこでPUTデポでは、専用の前向きリヤシートをリリースした!2人掛け、もちろんシートベルトなど安全基準もクリア。フラット化や後ろ向きアレンジ(この状態で走行は不可)も可能。最大5人乗り登録ができるのだ!