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【FLEX】話題の新型ランドクルーザー250は150プラドの後継車になり得るか!?FLEXデモカーでチェック!

 2023年の夏に存在が明らかになり、その1年後の2024年にデビューした新型ランドクルーザー〝250〟シリーズ。当初は現在のランクル人気をけん引してきた150プラドの後継と目されていたのだが、実際は公式に『後継モデルではない』と発表された。
 ではプラドシリーズがつくり上げてきた、いい意味でカジュアさと日常性を盛り込んだランクルは一旦終わり、ランドクルーザー300にも使われているプラットフォームをベースとした、フラッグシップに近いモデルに昇格したということなのだろうか。
 そう、アメリカンフルサイズになったボディサイズは、これまでプラドを愛用してきた国内のユーザーが乗り換えられるモデルを奪ってしまっていたかのように思える。
 ここでは創業55年超の長きにわたってランクルの魅力をユーザーに伝え、そしてランクル文化をずっと支えてきたランクル専門店『FLEX(フレックス)』の協力の基で、ランドクルーザー250とランドクルーザー150プラドの立ち位置をチェックしてみた!
 実際ランドクルーザー250と150プラドを見て・乗った上で、250はフラッグシップのランクル300とは明確にキャラクターが異なり、操る愉しさが感じられるモデルだと気付かされる。今回コンセプトをしっかり定めてはいるが、やはり150プラドの延長線上にいるのは間違いない。
 なお、ランクルを語る上で今や欠かせないポイントである〝カスタム〟についても、改めて考えてみよう。販売の主力としてカスタムコンプリート車両を展開しているFLEXの〝ランクル〟デモカーの最新モデルである『SURF CRUISER』は、カスタムが熟成した150プラドをベースとしているが、ここに250の今後のカスタムを占うヒントもあった。

FLEX CUSTOM ランドクルーザー250が始動!

ランクルカスタムの第一人者でもあるFLEXがついにランドクルーザー〝250〟のデモカーのカスタムをスタート!まずは足もとにTOYO TIRESのオープンカントリーA/TⅢの275/55R20と、スタイリングとフローフォーミング製法が魅力のデルタフォース・オーバルホイールをセット。今後はFLEX CUSTOMとしてこれまで展開してきた150プラドやランクル300のテイストを盛り込んだカスタムスタイルを披露していくだろう。要チェック!

FLEX CUSTOM for 150PRADO【SURF CRUISER】

カスタムパーツを組み込んだコンプリートパッケージが人気の150プラドに、新たにサーフィン好きな方へ向けたモデル『SURF CRUISER(サーフクルーザー)』がデビュー!150プラドをベースにサーフィンやボディボード、SUPなど、海や湖でアクティビティを思い切り楽しみたいというユーザーに向けた装備をチョイスしている。特に南アフリカの名門オーバーランダーギアブランドであるフロントランナー製のルーフラックやサーフボードマウント、サーフトリップで使い勝手が良い。さらにサーフィンを終えたあとに重宝するシャワーアームとシャワーブースも完備。そこに濡れたまま、汚れたままでも大丈夫なようにシートエプロン、フロアマットやラゲッジマットも防水タイプを選んで搭載している。
いくらオフロード走破性が高くても、クルマを傷つけてまで走るのはナンセンス。サーフクルーザーは、腹下を保護するスキッドプレートのほか、走行時の虫や飛び石を軽減するバグガードを装備している。
150プラドはランクルシリーズの名に恥じず、オフロード走破性が高いモデルだ。砂浜や土手を越えた先が絶好のサーフポイントになっている場合でも、サーフクルーザーはそんな場所にも簡単にアクセスできる。2インチアップコイルやオフロードタイヤ、タフ&ワイルドなデザインのホイールをセットすることで、さらにスタイルも機能も高まったサーフクルーザーへと進化!

FLEX CUSTOM ルーフラック&サーフボードマウント for 150PRADO

150プラドの〝カスタム〟コンプリートパッケージ『SURF CRUISER(サーフクルーザー)』の核となるのが、南アフリカの名門オーバーランダーギアブランドのフロントランナー製のキャリングアイテム。サーファーにとって何より大事なギアであるサーフボードをしっかりと固定できるように、サーフクルーザーではフロントランナー製のルーフラックとサーフボードマウントをセットしている。いい波を探しながらのサーフトリップでは荷物が多くなるので、たくさん荷物を積むことができるルーフラックはとても便利。耐荷重もしっかりと確保されているので、サーフボードのほか、クーラーボックスやテント、ウォータータンクといったキャンプギアをどっさり積みこんでも大丈夫! ちなみに今回はSUPを積み込んでみたが、しっかり対応可能だった。
いいライディングに満足して陸に上がってきたら、休憩中はやっぱりシャワーを浴びてさっぱりしたい (もちろん撤収するときも同様)。ポリタンクでシャワー代わりにしているサーファーも多いが、どうせならちゃんとシャワーを浴びたい!そんなわけでこのサーフクルーザーには、フロントランナー製のシャワーアームとシャワーブースを採用。プラドのルーフにセットしたフレームから展開し、カーテンで囲うことでシャワーブースが完成し、シャワーアームから出る水で海水を洗い流すことが可能だ。簡易的な更衣室にもなるので着替えをすることもできるし、もちろんギアのメンテナンスにも使うことが可能だ。
濡れたウェットスーツなどは外に掛けられるのが便利。逆に野ざらしにしたくない荷物は荷室のスペースを有効活用できるラダーフレーム製のインナーメッシュラックも重宝する。引っかけて収納できる、サーフギアのみならず、キャンプ用品などで自分だけの空間がつくれる。
サーフィンや水遊びをすると、海水や砂などで車内が汚れるのは当たり前。でもちょっとしたアイテムで水濡れや汚れを防ぐことができる。いくらキレイに払っても砂は必ず付着してしまうけれど、完全に乾かしてからクルマに乗り込むのは結構手間。サーフクルーザーでは、濡れたままでも乗り込むことができるウエットスーツ生地のシートエプロンや防水フロアマット、濡れたギアをそのまま積んでも大丈夫な防水ラゲッジマットを標準装備。気を使うことなく、荷物を投げ込み、サッと乗り込んで移動が可能。

立った瞬間の開放感が◎気軽に始められるSUPの相棒にもピッタリ!

Model/FLEX GIRL:寺地 みのりさん
●Instagram=@minori_terachi
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※FLEXにて車両とセットで購入した場合(車両代は別途必要)カスタムパッケージの詳細内容やコンプリートカーについてはFLEXまでお問合せを。