TOP > 記事 > 【AUTOWAY】「高性能」「ドレスアップ性」「低価格」の 三拍子が揃ったタイヤブランド3選

【AUTOWAY】「高性能」「ドレスアップ性」「低価格」の 三拍子が揃ったタイヤブランド3選

 タイヤ選びに、リーズナブル感という新提案を行なっているタイヤ通販サイトがあるのをご存知だろうか。ここで紹介するのは、国内最大級を謳い、輸入タイヤ&通販サイトを展開するオートウェイの専売品として取り扱いされている、コスパに優れたタイヤブランド達だ。レッツゴー4WD編集部が注目したのは、「MAXTREK TYRES(マックストレック)」「DAVANTI TYRES(ダヴァンティ)」「RADAR TYRES(レーダー)」の3ブランド。
 マックストレックは、マッドテレーン寄りのデザインを採用しながらオールテレーンレベルの快適性を備えた、まさにいいとこ取りを狙った「エクストリームR/T」に注目。ダヴァンティの注目モデルは、「テラトゥーラA/T」。様々なSUVに対応できるサイズを揃えているが、なかでも軽乗用車でスタンダードとなる155/65R14サイズをリリースしたことに着目した。そして、レーダー。リーズナブル感だけではなく、A/Tタイヤに求められるオールマイティさをしっかりと備えている「レネゲイド エーティープロ」と、アグレッシブかつ美しいデザインを持ちながら、オフロード走破性はもちろんのこと、オンロード性能においては想像以上の快適性と操縦性を持ち合わせている「レネゲイドX」だ。

■MAXTREK TYRES

顧客満足度第一で技術革新を続ける急成長ブランドMAXTREK。世界基準のISO9001、ISO/TS1 6949を取得し、高品質なモデルを、リーズナブルに提供する。

EXTREME R/T

ラギットテレーンに属するモデルであるが、そのデザインは、ゴツゴツとしたブロックの組み合わせや、高いシーランド比構成など、マッドテレーン的である。その一方で、オンロード性能に求められる、ウェット性能を高めるための2本のストレートグルーブ、静粛性に気を配りショルダーブロックのサイズを変え、不均等配列としたことなど、明確に日常における快適性を高めるデザインを施してある。
ラフロードで意図的にドリフトに持ち込んでもコントロール性はすこぶる高く、車両がスライドしているところでのグリップもしっかりと確保されている。河川敷の砂利よりも大きめの石が広がるシーンでは、あえて途中で停止してから再スタートを行なっても、グリップを失いかけたかと思うとすぐにタイヤが路面を掴み、そして難なく登っていってしまう。

■DAVANTI TYRES

ダヴァンティのテラトゥーラA/Tは、イギリスでデザインされ、同国の自動車試験機関「TREAD」、ドイツ「IFV」などで、タイヤに求められる性能を証明されている。

TERRATOURA A/T

アグレッシブなデザインが強く目を引くダヴァンティテラトゥーラA/T。センターに組み込んだ走破性と剛性を感じさせるブロック、排水性を狙ったことが分かる2本のグルーブ、そして、ショルダー部を支える頼もしいブロックなど、それぞれに役割を明確にしている。さらに、ショルダーブロックを繋ぐトレッドサポートバーがオンロードの走行性能を向上させ、かつロードノイズを軽減させる。
小さなコーナーが続くワインディングを走らせたところ、コーナーでグリップ感をつぶさに伝えてくるだけではなく、ボディが唐突に傾くような挙動を見せることなく、駆け抜けていった。センターブロックによる剛性感がハンドリングをショルダー部のトレッドサポートバーがコーナーリング時の剛性感を引き上げている、そんな印象を受けた。

■RADAR TYRES

RADAR(以後レーダー)は、本社をシンガポールに置くOmni United(オムニ ユナイテッド)社がリリースするフラッグシップブランドで、SUV用はもちろん、軽自動車用から商用車用に至るまでラインナップを揃えている。ちなみに、タイヤブランドとして世界初となるカーボン・ニュートラル認証取得や、BCRF(乳がん研究基金)サポートなど、さまざまな活動もまたアドバンテージとしているブランドでもある。

RENEGADE A/T PRO

<牙側>

<ラトル側>

タイヤの左右で機能の異なるデザインを採用する。牙側は牽引力を高め、ラトル側は保護力を高める。幅広のセンターブロック設計により、路上でのパターンの動きがなく、スムーズで静かな乗り心地と摩耗抑制を実現。最適化されたインターロッキングトレッドブロックデザインにより、パターンが地形と絶妙に調和する。特殊なシリカベースのコンパウンドにより、あらゆる状況でカットやチップに対する抵抗力とグリップ力を発揮する。
ブロックパターンを採用しているためにロードノイズ・パターンノイズを発生するが、そこに耳障り感はなく、高速域でも気になることはなかった。むしろ、高速域ではレーンチェンジを含めて安心感を覚えたほどで、快適性を強く感じた。期待のオフロードでは、素直で扱いやすい操縦性と、高い走破性を上手くバランスしていた。登り坂で一旦停止して、そこからアクセルを踏み込んでも、難なく、乗員に不安感を与えることなく、走破してしまうポテンシャルがあった。

RENEGADE‐X

溝の面積を大きく確保したトレッドデザインにロッククローリング用の専用コンパウンドをミックスすることで、ロック、砂利や泥、さらには柔らかい砂といったさまざまなシーンにおいて、高いポテンシャルを発揮する。ステルス戦闘機がデザインモチーフのサイドウォールは耐久性を高めながら、エッジ効果によりグリップとトラクションをアップ。トレッド面にストーンイジェンクターとトレッド底部に配置された凹凸形状を採用し耐外傷性に対応した。オンロードにおける快適性は、トレッドパターンの最適化はもちろん、ブロック間を不等ピッチ配列とすることでノイズを低減。ブロック同士を繋ぐタイバーは偏摩耗を抑制する。
 GFG Style社は、自動車史上最も成功したデザイナーの一人として世界中で知られる創設者、ジウジアーロ氏とその息子ファブリツィオ氏が立ち上げたスタジオである。彼らは、アストン マーティン、BMW、ブガッティ、フェラーリ、ロータス、マセラティなど数々のラグジュアリーカーを製造するカーメーカーに向け、300を超えるモデルデザインと、200を超える研究プロトタイプの設計をこれまでに行なってきたという、自動車デザインの分野における並外れた経験がある。また、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズ」でもお馴染みのデロリアンもジウジアーロ氏によってデザインされた。Renegade-Xは、レーダータイヤにとってGFG Style社との最初の共同開発製品。ユニークなトレッドパターンと、サイドウォールのデザインを特長に持ち、見た目の美しさとアグレッシブなオフロードパフォーマンスを両立している。
アクセルをやんわりと踏み込んでラングラーを発進させると、コトコトといった振動をキャビンに伝えて来ず、また、耳障りなロードノイズも聞こえずに、軽やかに進んでいく。しっかりと路面を捉え接地感も上々。乗り心地は、路面からの衝撃をタイヤとサスペンションでしっかりといなしており固さがない。砂浜にゆっくりと足を踏み入れると、トレッド面全体で砂を掴んで、そのままにグリップを得て、後方へと蹴り出していくフィーリングが伝わってくる。
  • タイヤお問い合わせ(サイズ・価格・購入方法)
  • AUTOWAY(オートウェイ)
  • https://www.autoway.jp/
  • お客様相談窓口…☎0120-941-927(フリーダイヤル)
  • 受付時間 9:00~18:00 年中無休(年末年始除く)