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【FLEX】ランドクルーザーとともにあるライフスタイルを提案する専門店

現在、ランドクルーザーが恐らく過去最高に人気となっている。先日発売されたばかりのランドクルーザー250をはじめ、注文が相次いだことで受注を停止したまま動きのない300、そして2023年に国内に復活した新型ランクル70など、最新のスタイルに信頼性のある性能と機能、先進メカニズムを組み込んだ〝現行型〟のランドクルーザー群は、初代誕生から70年超の歴史で紡がれた、まさにランドクルーザーの全てを凝縮したモデルたちだ。  

もちろんその根底には不変の真髄が感じられることで、ランクルは世界中で愛されている。そんなランクルの魅力を伝え、文化を支えてきたのが『FLEX(フレックス)』。1967年の創業以来「全ての人にマイカーを」という合言葉で、多くのユーザーをサポートし、2022年に創業55周年を迎えた。現在は全国に40店以上を展開し、専門店を含むランクル取扱い店は18店舗(海外店舗は除く)。ちなみにこれまでの累計販売台数は何と6万台以上!いかに多くの人がFLEXで愛車を手に入れてきたかがよく分かる。FLEXの魅力は、何といっても圧倒的な在庫量と豊富さにある。同社のデータによれば、ランクルの国内市場シェアは18%を確保。しかも在庫は始祖たる40系から最新モデルまで、ランクル人気の中心的存在でもある各プラドシリーズもほぼほぼ全網羅。さらに全国の各店舗をネットワークで結んでいるため、最寄り店舗にない車両も2000台近くの在庫から取り寄せることが可能。もちろんこれは老舗の信頼性があってのことだ。

さらにFLEXが取り扱う、クルマをリノベーションした『Renoca(リノカ)』というオリジナルのコンプリートカーもすっかり定着して、同社の人気を支える存在となった。見た目的にはビンテージなランクルが欲しいが、走行距離やメンテナンスなどを考えると躊躇するのはもっとも。そんな人にオススメなのが、より扱いやすい新しめのユーズドモデルをベースに、クラシカルなスタイルへアレンジされたリノカというわけだ。スタイルだけでなくカラーやカスタムパーツのアレンジも可能で、まさに世界に1台だけ、自分だけの愛車を創り上げることができるのはとても誇らしい。

 新車はともかく、リノカを含む中古車は、走行距離やコンディションなど、同じクルマはない。ユーザー心理としては、多くのクルマの中から比較して、お気に入りの1台を見つけ出したいが、FLEXはそれが可能な唯一無二のランクル専門店なのだ。ちなみに同社スタッフに最近のランクル事情を聞いてみたが、先述したリノカは人気が高く、品薄・納車待ちが生じる状況もある。そこで新車よりは安いが在庫は十分で機能面でも古さのない“高年式のランクル”がオススメだとか。 本頁ではそんなランクルカスタムの手腕が見える、フレックスを代表する4台のランドクルーザーを一挙に集めて紹介してみたい!

■歴代ランクルの長所を凝縮したコンプリート[Renoca(リノカ)]シリーズ

ROY

FLEXの人気カスタムパッケージであるRoy(ロイ)のベース車は120プラド。元々の異形ヘッドライトのモデルを無理矢理変えるのではなく、もとのカタチを活かしたままで自然な丸目2灯ライト化を実施。

この丸型ヘッドランプ部分は、レンズに大径のマルチリフレクターを採用。ウインカーもヘッドライト同様に丸形で統一している。また120プラドは、日本ではオーバーフェンダー装着車のみの販売だったが、このRoyでは輸出仕様のナロースタイル(フェンダーレス)の選択も可能。

Renoca 106

Renocaのフラッグシップである 『106 (イチマルロク)』の最大の特徴は、ネーミングが示す通り、ランクル100をベースにランクル60のフェイスに換装したコンプリートモデルであること。

今回は60前期型の丸目フェイス換装モデルを掲載したが角目4灯仕様も選べる (まるで250のようだ)。ボディはスペースギア純正色のヨセミテグリーンにオールペンして、前後バンパーはメッキタイプに変更。レトロな外観にそぐわないパワフルな4.7ℓ V8ガソリンエンジンで走りが楽しめるのも魅力だ。

LAND CRUISER 300 ZX-Look/OVER-LANDER

このランクル300の見た目だけでは分からないポイントが、実は下から2番目のエントリーグレード「AX」がベースであること。そこに上級グレード「ZX」フェイスを完走している。しかも単に移植しただけでなくキャラクターに合わせて、グリルのメッキ部分やエンブレムをブラックアウトするなど、双方の良さを融合させた渋いルックスとした。こうしたカスタムに加えて、フロントバンパーガードやフェンダーガーニッシュ、リヤスパッツはシンプルな中に迫力と立体感を演出するJAOS製ZX専用パーツを追加している。
ホワイトレタータイヤのオープンカントリーA/TⅢ(275/55R20)と、ランクル300専用サイズを設定し、フローフォーミング製法のデルタフォース・オーバルの20インチを装備。
ランクル300用のフロントコイルオーバー・リヤサブタンク付きのICONショックに換装し、アッパーアームキットはトータルカオスをセットしたフラッグシップにふさわしいサスペンションに。オンロードではすこぶるシルキーな乗り味だが、オフロードではしっかりと接地感と動きのある足回りなのだ。

足回りだけでなくルーフラックもハイエンドブランドのフロントランナー社をチョイス。

ダーチ製の270度までカバーする展開型サイドオーニングをルーフラックにセット。頑丈なヒンジによって1人でも設営が可能な仕様で、さらに風速8m/sレベルまでポール無しで使用可能。

GDJ76

FLEXもいよいよランクル70(GDJ76)のカスタムを始動!

派手なデモカーとして仕上げるのではなく、そのまま車両購入できるような、ユーザーが見本にできるカスタムを実施。まずは設計に古さもあり、純正ではサイズに限界があるナビをカロッツェリアのフローティング9V型へサイズアップ!さらに空いているスイッチ部分にUSBやHDMI端子をセットして、車内のエンタメ度を向上。カスタムはインパネだけでなく走破性とパフォーマンスアップ、ランクルらしい見た目を狙って、タイヤはオープンカントリーM/Tにチェンジし(LT265/70R16)、ホイールは鍛造1ピースホイールであるRAYSのボルクレーシング TE37XT LTDをセット。ちなみにこちらはランクル70専用サイズ(16×7.0J±0)となる。