TOP > 記事 > 【CRIMSON】ミリタリー感のあるアーマーボルトと極太スポークが武骨な超絶コンケイブフォルムで生み出す〝最新〟MGスタイル「MG ARMOR FF」

【CRIMSON】ミリタリー感のあるアーマーボルトと極太スポークが武骨な超絶コンケイブフォルムで生み出す〝最新〟MGスタイル「MG ARMOR FF」

◆MG ARMOR FF (エムジー・アーマー エフエフ)

 2024年もユーザーから人気を集めるクリムソン発の要注目ホイールブランド『MG(エムジー)』の待望の最新モデル『MG ARMOR FF(アーマー エフエフ)』。洗練されたムードも漂わせる極太の6スポークは伸びやかにリムエンドまで到達するリムオーバータイプで、大型ボルト装飾(アーマーボルト)によるビードロックテイストと見事に融合。圧巻のコンケイブ形状とディープリムを併せ持った、まさに王道のミリタリーホイールだ。
 なお、本作は鍛造製のホイールに肉薄するような強靭さと想像以上の軽さを誇る特殊鋳造製法であるフローフォーミング製法を採用している。ネーミングに盛り込まれた「FF」は、その証なのである。

マットブラッククリア

ショットガンブラック

 カラーもコダワリの2色設定で、この圧倒的なフォルムを際立たせる。今回マッチングしたプラドが装着しているのが、半艶感のあるマットブラッククリア。もうひとつがザラつきのある表面処理でミリタリー感を強調するショットガンブラック。前者は6スポークのディスクデザインがまるで浮かび上がって見えるようなフィニッシュを採用しているのが特長だ。

リムフランジと一体感のあるディスクを表現した無骨なスポークを採用。リムファスナー部分にはビードロックテイストのある 『アーマーボルト』 と呼称する大型の装飾ボルトをセットする。
圧倒的な深みをもったコンケイブ形状とディープリム、そしてリムオーバースポークといった要素は、これまでのMGシリーズの意匠を受け継いだものではある。MGらしさは確かに感じさせるのだが、これまでのどのモデルとも違うフォルムを披露しているように思える。それが魅せ方や仕立ての妙なのだろう。

フローフォーミング製法とは?

鋳造したアルミ素材を回転させながら、ローラーで熱間鍛圧(スピニング)加工を行ない、リム部の板厚形状を完成品と同等まで成形する製法。リムを引き伸ばして肉薄化することで、鍛造製法特有の金属結晶組織であるメタルフロー(鍛流線)を、鋳造製法でも生み出すことが可能となり、鋳造製法でありながら鍛造製法と同等の剛性や伸び等の強度性能を実現。リムを引き伸ばして肉薄化するため、軽量化も実現できる革新的鋳造製法だ。