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【kudo-J】ホイール選びはタイヤ選びでもある!純正サイズの15インチに拘らず16インチや18インチも選択可能!

 ジムニーに限らず4WDのカスタムに於いて、タイヤは大きな要素といえる。パターンはもちろんサイズのチョイス次第で愛車の印象やキャラクターが大きく左右される。またご存知の通りホイールも様々なブランドがあり、迷う事必至。そんな激戦区に於いて、ジムニーのオリジナルパーツやカスタムを精力的に行なう工藤自動車では、シエラ用に3モデル、ジムニー用に4モデルのオリジナルホイールを発売中だ。ショップのオリジナルと聞くと色を変えただけ…と思うかもしれないが、工藤自動車ではレイズで市販されていないサイズ&カラーを独自に設定。正真正銘のオリジナルで、今回はシエラをサンプルに実装しその違いをチェックしてみよう。
 装着に使用したデモカーは、サスペンションの変更を行なっているが、車高はノーマルと同じ。車高を変えなくても16インチでは235/70R16が、18インチなら225/60R18が装着可能。ホイールサイズが変わる事で見た目の印象は全く異なる事が分かるはず。18インチの場合タイヤの偏平率が低くなるのでたわみが少なくなり、コーナリングの安定感が期待できる。それに対し16インチはタイヤのラインナップが豊富。トレッドパターンはサイドウォールのデザインなど、選択肢の広さが魅力だ。まずは自分がジムニーで何を目指すのか、それを考えてからサイズを選ぶようにしよう!

ノーマル車高のままでもタイヤサイズは変更可能だが、フロントバンパーの一部をカットする必要はある。だがデモカーの場合、正面&真横から見てもほとんど分からないようにカットしているのがポイントだ。なおディーラーによっては純正サイズ以外の入庫は認めない店舗もあるので、事前に確認しておく事をオススメしたい。

■18インチ

オープンカントリーRT (225/60R18)

A-LAP 07X(7J×18 +8)

18インチと聞くとさぞかし重いのでは?と思うだろうが、A-LAP 07Xは鍛造製法を採用するので、軽さも追求している。18インチを設定した背景には今回組み合わせたオープンカントリーR/T(225/60R18)が登場した事が最大の理由で、四駆らしさを残しつつスポーティ性やプレミアム感を演出できるからだ。ノーマルフェンダーとツライチになるコダワリのインセットを採用している。

◆16インチ 

オープンカントリーRT (225/60R18)

A-LAP 07X(7J×18 +8)

シエラの純正は海外市場も鑑みて15インチを採用するが、敢えて16インチをラインアップ。その理由を聞くと工藤さんは「だってレイズに15インチがないんだもん…」とのこと。可能な限り太い235サイズを装着できるように、インセットは+5で設定。マットブラック一色のA-LAP Jというカラーリングは、どんなボディ色のジムニーにもマッチするように考えてチョイスしている。

◆16インチ 

オープンカントリーRT(235/70R16)

A-LAP 07X(6J×16 -5)

A-LAP Jと同じ235/70R16を装着したA-LAP 07X。実はインセットは-5で、A-LAP Jがツライチなのに対し、タイヤがフェンダーから僅かにはみ出すこととなる。現在の車検制度ではホイールは認められないが、タイヤのサイドウォールは10㎜まではみ出してもOKなので、この仕様も法律上では合法と言える。ただしタイヤが外に出るので、バンパーをより大きくカットする必要がある。

ホイールメーカーじゃないけど、ジムニーとシエラ用に7モデルを発売中!!!

「他にない物を創りたい!」そんなポリシーを持つ工藤さん。サスペンションにコダワルお店は多いが、工藤さんの場合ホイールにも拘り現在7モデルを発売中。なお、来年には07Xの18×9.0J、-20も発売予定だ。