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【新型ランドクルーザー250最速】タイヤ&ホイールマッチング検証!ノーマル車高でも四駆らしく!

フェンダー付人気グレードで 純正+αの足もとチェンジ!

およそ1年前の発表から大注目を集め、鳴り物入りで4月18日に日本デビューを果たした新型ランドクルーザー250。すでに各社アフターパーツのカスタムプランは盛り上がりつつあるが、そのファーストステップはやはり足元から!タイヤ&ホイールのチェンジは、見た目の変化だけでなく性能面のアップデートができるカスタムだ。

今回はさなげアドベンチャーフィールド協力のもと、純正フェンダーが装着された丸目の特別仕様車『ZX〝 First Edition〟』をサンプルに、ノーマル車高でタイヤ&ホイール交換を検証した。今回は四駆カスタムでは人気のインチダウンとなる17インチサイズでマッチング!このカスタムのメリットは、タイヤが肉厚になることでオフロードでのホイールの損傷を防いだり、乗り心地も柔らかくなる。さらに四駆らしさが強調できる上、レトロな印象もアップ。つまりランクルの原点回帰をイメージしたとされるランクル250のスタイルによく似合うはず。ランクル250という本格派オールラウンダーのため、ATタイヤやRTタイヤといったオフロードタイヤ主体で検証した(なお、例え同じATタイヤで同じサイズでも、メーカーによって外径が違ってくることもあるので要注意)。装着するアルミホイールは、ランクルカスタムの雄であるフレックス・ドリームのクラシカル系ホイール『FD‐classic』と、同じくスマートなレトロ感が魅力のBRUT BR‐44をセット。 タイヤとのマッチングを含めカスタムのイメージを膨らませたい!

■タイヤ選びで重要なのは「外径」と「幅」

ZX

【ランドクルーザー250】グレード別 純正タイヤサイズ&オーバーフェンダー
ZX※ ▶265/65R20(外径:826㎜/幅:265㎜) ※純正ワイドフェンダー
VX ▶265/65R18(外径:801㎜/幅:265㎜) ※純正ワイドフェンダー
GX ▶245/70R18(外径:800㎜/幅:245㎜)※薄型フェンダー

GX

【ランドクルーザー250】グレード別 純正ホイールサイズ
ZX※ ▶20×7.5J+60 / 6H-139.7
VX ▶18×7.5J+60 / 6H-139.7
GX ▶18×7.0J+70 / 6H-139.7

タイヤを選ぶ際のポイントになるのが、タイヤの「外径」と「幅」。そう、純正サイズより外径や幅が大きすぎるとインナーフェンダーなどに干渉することがある…。またメーター誤差が生じてしまう恐れもあるので、タイヤを選ぶ時は純正サイズ内に収めるのが理想だ。ちなみにランドクルーザー250の純正タイヤサイズは3つあるグレードで表の通り異なる。カスタマイズする場合は、ここに記載した外径と幅の数値を参考にすると良い。例えばZXとVXのタイヤ幅は変わらないが、20インチと18インチの違いがあるため外径も異なるという具合だ。ただし注意点があって、薄型フェンダーを採用するGXの場合、他グレードに比べて全幅で-40㎜ナローボディに変わる。そうした面を考慮したサイズを選んでカスタマイズするとドレスアップ効果が高くなるし、それを選んでいる間はすこぶる楽しい時間だろう。

【インチダウン】カスタムの王道手法であるインチダウンは肉厚タイヤが選べるようになって四駆感がアップ!

■ホイール:BRUT BR-44/コンクリート(17×7.5J+40/6H-139.7)
■タイヤ:BFGoodrich All-Terrain T/A KO2(LT265/70R17)

FD-classic

まずマッチングしたタイヤは、VXとGXグレードの標準サイズの265/65R18と245/70R18にそれぞれに対応する、LT265/70R17のオープンカントリーR/T、そしてLT245/75R17のBFグッドリッチ・オールテレーンT/A KO2を履かせた。検証結果としては、どちらもフェンダーからハミ出ることなく車検対応仕様で装着可能 (265サイズで少々余裕がある)。見た目としては、よりレトロなイメージが強まったのは「245」サイズだ(上の写真参照)。これはランクル40や60ナローの純正ホイールを彷彿とさせる細身で、フェンダーの内側に入った印象を演出できるから。一方で力強い四駆らしさをしっかりアピールするならば、肉厚タイヤの265サイズがオススメだ。
 
■ホイール:FD-classic 17インチ/シルバー
■タイヤ:TOYOTIRES オープンカントリーR/T(LT265/70R17)
ランクル40系輸出用モデルのキャップ付きスチールホイールを彷彿とさせるデザインのフレックス・ドリームのオリジナルアルミホイール:FD-classic。
今回マッチングしたFD-classicはその17インチサイズ。また、ホイールのカラーはよりクラシカルなイメージのシルバーとホワイトをセレクトしているが、精悍なテイストのブラックもラインナップしている。FD-classicホイールの詳細はフレックス・ドリームへ問合せを!

【ランドクルーザー250】ZX“First Edition”

【ランドクルーザー250】
ZX“First Edition”(※丸目仕様)

 

BRUT BR-44

コンクリート

ミリタリーブラック

シンプルで飽きの来ないデザインで原点回帰したランクル250のイメージにもピッタリ! 古き善き時代の四駆系純正スチールホイールを彷彿とさせるアルミホイール:BRUT BR-44をBFグッドリッチのATタイヤとコンビして装着した。BR-44はいわゆる〝レトロ系スチールテイストのアルミ〟に位置付けられるモデルだが、ディテールには現代的な味付けがなされているため、最新のランドクルーザー250に装着しても違和感はない…どころか、17インチのシンプルな6スポークは確実にその存在感を引き立てる。

今回装着したのはランクル300での17インチオフロードスタイルを念頭に入れた17×7.5Jインセット40とBFグッドリッチATの265サイズ。検証結果としては、フェンダーとほぼツラツラ程度で間違いなく10㎜ハミ出すことはないレベル。これなら問題なく車検対応可能だろう。

アールを取り込んだ緩やかな造形や絶妙な太さ・長さの6スポークで、あの頃のスチールホイールのデザインをオマージュ。そこにコンケイブフェイスという現代的トレンドを加えて、無骨で力強いフォルムとした。なお、付属のセンターキャップはサイズによってデザインを変更している。今回の6Hモデルには、コンケイブ感を際立たせる小径仕様を採用。

■ホイール:BRUT BR-44 / ミリタリーブラック(17×7.5J+40 / 6H-139.7)

■タイヤ:BFGoodrich All-Terrain T/A KO2(LT265/70R17)

往年のスチールホイールを彷彿とさせるのは、ディスク全体のデザインだけでなく、コダワリのディーテルによるところも大きい。段付き風のリム形状を採用していること、さらにスポークとリムフランジが交差するリムエンドに凹んだ意匠を与えている。
※検証に使用したホイール&タイヤは純正車高でインナーフェンダーに干渉しないサイズを選んでいますが、今回の実証記事はあくまで参考データです。
装着によってメーター誤差が生じる場合があります。実際に購入する際はプロショップやタイヤ&ホイール量販店にご相談ください。

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