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ハイラックス

2023.08.02

【Hill Top】気持ち良さゼンカイで駆け抜けたくなる!フィールドを選ばないオールラウンダー

国内で新車販売されている唯一のピックアップトラックであるハイラックス。2004年に一旦販売を終了したものの2017年に再販され現在に至る。以前からもそうだったが、ハイラックスに対するイメージはやはりそのボディスタイルからアクティブさが際立っているため、そのイメージをさらに後押しする様なカスタムを施すことでクールに乗り回すことができる。ここに取り上げるハイラックスは、まさにそれを具現化していると言えるだろう。
 メイクしたのはトヨタ系カスタムに古くから精通し、ランクルを筆頭に、プラドやFJクルーザー、さらには逆輸入モデルのタンドラにタコマなど、数多くのモデルのカスタムを手掛けてきた八王子のヒルトップ。機能だけでなく見た目も本格派のオフロードパフォーマンスに優れた「KING」や「ICON」といったサスペンションブランドを取り扱うだけでなく、さらにオリジナルブレンドをプラスするなど、とにかく足回りのセッティングには並々ならぬこだわりを持っているため、カスタムはまず足回りから決めていくのがセオリー。

 早速仕上がったばかりのハイラックスを確認していくと、やはりヒルトップが得意とするサスペンションカスタムがガッツリと施されていることが見て取れる。サスペンションに用いているのはKINGショックで、フロントはコイルオーバータイプのリザーバータンク付きで、リアにもリザーバータンク付きショックを奢る。さらにフロントのアッパー&ロアコントロールアームはトータルケオスのロングトラベルキットへと換装。そしてボトムスには35インチのタイヤはヨコハマ・ジオランダーMTとフューエルオフロードの17インチを組み合せて、ハードな路面にも充分に適応可能な逞しい足回りを形成してみせた。
 そんな足回りに呼応してフロントバンパーはARBのサミットブルバーへと組み替えるとともに、サイドにはパイプフェンダー&ロッカーガードを装着。さらにルーフにはプリンスのキャブラックをセットするとともにサンドラダー&ハイリフトジャッキを装備してヘビーデューティな装いへとアップデート。この精悍なスタイルは男心をくすぐる魅力に溢れる。

サスペンションにはトータルケオスのロングトラベルキットを組み込むとともにKINGのコイルオーバーショックを装着して、どんなシーンでも最高のパフォーマンスを発揮する足回りを形成。
オーストラリアを本拠とする世界最大級のオフロードパーツメーカーのARBはアウトバックで鍛え上げられているだけに信頼性の高さは折り紙つきということでヒルトップでは積極的に採用している。
フロントバンパーやパイプフェンダーに併せて装着されたサイドロッカーガードもパイプタイプをセレクトして統一。
タイヤはヨコハマ・ジオランダーM/T G005(35×12.50R17LT)。これに組み合わせたホイールはフューエルオフロード・D751ブロック(17×9J)。純正のオーバーフェンダー内には納まらないためパイプフェンダーでカバー。