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魅力的なルックスと機能面を高次元で両立するデリカスペシャリスト「autoflags」の真骨頂

早いもので現行D:5が正式発表され、今秋で2年目を迎えようとしている。その大胆かつ攻めに徹したデザインに、様々な賛否の声が寄せられたことは記憶に新しいトコロだが、当時から「新型、イイじゃん!ダメ出しする部分が見当たらないくらい、いいヨ」と、いち早く肯定の立場を明確にしていたのがオートフラッグス代表の杉村さん。先代のブラックに代わり、新たに制作された現行ベースのデモカーはホワイトのボディカラーを選択。まず何と言っても目を引くのが、265/75サイズのMTタイヤを完璧に履きこなしたマッシヴなフォルム。これはフロア周りに取り付ける社外4インチアップキットにオリジナル30㎜プラスのスプリングを組み合わせたもので、タイヤのハイトを加えれば、実際の高さは5インチを余裕で上回っている。もちろん、足回りのセッティングについて豊富なノウハウを持つ同社だけに、この見上げるような車高でもドライバビリティはいたってナチュラルで、乗り心地など快適性も一切損なわれていない。

2本のダンパーでボンネットをハの字に保持する、独特の形式が採られたX4Xボンネットフードダンパー。メンテナンス性を大幅に向上させてくれるアイテムだ。
キャンプなどレジャーシーンにおける作業灯として役立つ、IPF652SDランプ。オートフラッグスオリジナルのブラケットを使用することで、ボディ側の穴あけ加工無しでの装着が可能となっている。
カーボン製カバーがスポーティなX4Xカーボナイズドカウル100Ф。新マフラー突起基準にも適合した車検適合品。
4インチアップさせた時に生じるマフラーのエンド部分の垂れ下がりを補正する、マフラーキャンバーガスケット。
GOQUBUTO-Rにオリジナルのランプブラケットを介してIPFの900XLSスポットを装着。クロカンテイストに磨きがかけられている。
リアビューをスパルタンな雰囲気に引き締めるバックアーマー。トレーラーヒッチや牽引フックのマウントを備えるなど、機能性もバツグン。現在市販に向け、材質や形状など最終的な見直しが進められている。
乗降性を高めるオートフラッグスの電動サイドステップ。両側合わせて重さは30kgという軽量設計ながら、耐荷重は200kgを誇る。
純正デザインに見事に溶け込んだシャドウシート。ヘッドライトの奥行き感が強調され、フロントマスクをシャープに演出する、小技の利いたアイテム。
ダートや林道などの走行時における、アンダーボディへのダメージを防ぐエンジンガード。3mm厚のアルミ合金製となっている。
大径タイヤ+リフトアップ仕様のボディをよりグラマラスに引き立てるオーバーフェンダー。正式な発売開始が待たれる。乞うご期待!

5インチの車高アップを意識させない洗練された操縦性

ダンパーはエナペタルチューンのビルシュタイン。メンバーダウンブロック「フレッグスストラクツ」は、リフトアップに伴うポジキャン化を補正。十分な面圧を確保すべく、独自の形状が採用されている。
●HLxAF/新型用4インチアップKIT ●FLEGS STRUCTS/C ●XtremeDamper/新型用 ●DCローター/XBKブレーキパッド ●GOQBUTO-R/BK ●BUCK ARMOR(試作品) ●電動サイドステップ ●IPFxAF 652SD ●IPF 900XLS ●BF-G T/A KO2 265/75r16 ●KMC XD137FMJ ●アルミエンジンガード ●40/30オーダーフェンダー

ここに注目!!

そしてもう一台、こちらはグッと身近なノーマル車高でのカスタム仕様。それでもフロントのGOQBUTOや235/70のR/Tタイヤ、細部のパーツ変更などとも相まって、独特な存在感をアピール。アグレッシブにもシンプルにも、ワンランク上の所有満足度を生み出すポイントを押さえた熟練のテクニックは、見事の一言だ!!

オートフラッグスでは「是が非でもリフトアップを!」というスタンスは決して取っていない。あくまで大切なのは、普段使いできるトータルバランス。こちらの車両はノーマル車高ながら、ホイール径を純正の18インチから16インチに落とし、タイヤの分厚さを強調することで堂々とした存在感を演出。新型はフロント側シャシーが刷新され、ドライブシャフトブーツの破損への懸念がクリアになったので、ココからもう一味という人は、オートフラッグスの1インチ(約30㎜)アップスプリングでチョイ上げスタイルを楽しむのもアリだ。
オリジナルのBAJAトレイルランプ270。ネーミングの通り、10WのLEDを27個内蔵。もちろん、ボディ側は無加工で装着することができる。
絶大な人気を誇るGOQBUTO-R。センター下段部分のアルミスキッドプレートも付属。
質感にこだわったパウダーコート仕上げのHQトレイルフック。取り付けはボルトオンでOK。
こちらも「らしさ」を演出するための必需品とも言える、X4Xのマッドフラップ。フラップ部分は国産のEVAシートを使用。