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切り裂く深淵のエッジが極まる。「WORK CRAG PSV」ツインスポークが形作る貴品と偉容のハーモニー

◆CRAG PSV

日本を代表するアルミホイールメーカー「WORK」。

その中でもオフロードスタイルを好むユーザーにとって、新定番アイテムとなりそうな鋳造3ピースホイール「CRAGガルバトレ」が注目を集めている。そして、同じく土系ブランドであるCRAG(クラッグ)でチェックしておきたいのが、鋳造1ピースホイール「CRAG PSV」だ。

●5H-114.3モデル  ブラックシャンファーマシニング(BC)

●6H-139.7モデル  ブラックシャンファーマシニング(BC)

ホール数によってデザインが異なるのもPSVの特徴。6H-139.7では、ツインシックススポークを採用するが、5H-114.3ではツインファイブスポークデザイン。

センターロック風のキャップを採用。あえてハイキャップとすることで、立体感や力強さを強調。もちろんセンターハブ部分を落とし込み、中央に向かって各スポークが曲線を描く、コンケイブデザインを採用。さらにスポーク部分のグラデーションがPSVの造形美を主張しつつ、見る者には妖艶なイメージも与えてくれる。
一般的なホイールの切削は、スポーク表面か側面部分に施されていることが多い。だがそれらの多くは平面的で、見慣れると面白味に欠けるのも事実。それに対してPSVは、スポークそのものが複雑な形状であること、さらに内側と外側の一部分ずつを切削することで、まったく違った表情を実現してくれるのだ。
リムの周辺部分には、ピアスボルト風のデザインを採用。単なるドレスアップホイールと異なり、4WD・SUVへの装着を考慮した専用デザインだ。またスポークをリム部分まで伸ばすことで、数値以上の大きさに見えるよう演出ししたほか、エアバルブも主張せずボルトに溶け込ませることで、トータルでのバランスを追求。

 ガルバトレと同じCRAGブランドではあるが、そのデザインを見れば明らかにターゲットユーザーが異なっているのが分かる。そう、メインターゲットはアーバンオフローダーと呼ばれるスタイルに向けたもので、150プラドやハイラックス、さらに今回紹介している新型RAV4とベストなマッチングをみせる。

 成形に優れている1ピース構造を採用することで、スポークをリムフランジまで可能な限り伸ばし、数値以上の大径サイズに見えるデザインを実現。また、スポーク部分が複雑な形状となっていることや、その内側と外側の半分ずつにコダワリのマシニングを施していることで、あたかもトゲのようにも見えてくる。 

また、一般的に定番のホイールカラーであるブラック&マシニングを、さらに艶っぽく進化させたようなブラックシャンファーマシニング(BC)カラーを採用することで、エレガントなだけでなく、絶対的なオーラを醸し出しているようだ。
 WORKのホイールづくりの品質に、アメリカンデザインをMIXしたPSV。同様にアメリカンデザインで彩られたRAV4へマッチングすれば、愛車への想いを、より一層昂らせてくれるだろう。


●カラー
 ブラックシャンファーマシニング

●適合規格
 JWL/JWL-T(※5H-114.3モデルは除く)

●5H-114.3モデル:17×7.0J+40/+32
●価格(税別)…¥38,000/本
※付属品…センターキャップ、バルブ

●6H-139.7モデル:17×8.0J+20
●価格(税別)…¥40,000/本
●6H-139.7モデル:18×8.0J+20
●価格(税別)…¥45,000/本
●6H-139.7モデル:20×8.5J+22
●価格(税別)…¥56,000/本
※付属品…センターキャップ、バルブ