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【SPD CREATION】長きに渡るローダウンへの拘りをハイラックスに注ぐ

美しい見た目だけでなくローダウンに相応しい機能を追加

流行のカスタムとは異なる、いわゆる逆張りを狙うのは、いつの時代も必ずある一定層は存在する。しかし、SPDクリエーションのハイッラクスはその逆張りなく、常にローダウンカスタムを追求しているところ。その理由は、同社の松元取締役がローダウン好きであり、かつ自らドリフトも楽しんでいること。それらで培ったノウハウを注ぎ込むのが、このローダウンハイラックスだ。
 例えば足回り。前後に別体タンク付のオリジナルに車高調を装着し、かつリヤにはエアサスもインストール。ローダウンによる乗り心地の悪化を極力防ぐどころか、場合によってはノーマル以上の快適な乗り心地を得つつ、ロースタイルを実現。と同時に、リアに奢ったエアサスにより瞬時に車高を変えることが可能になり、利便性をも十分に考慮されている。さらに、前輪の切れ角の増加にも繋がるショート加工ナックルやローダウンに必須な補正パーツも各種用意するなど、見た目だけではない、強い拘りを持ってプロダクツをリリースしている。
 また、オリジナルブランド、Fortezzaのエアロパーツもボルトン装着が可能という優れた品質と高いデザイン性が与えられたもの。目先の流行に左右されることなく、ローダウンへの強い拘りと信念が、ほかには無い、確かなアイテムを完成させている。

フロント、サイド、リアの3点がセットになFortezzaのフルエアロ。材質は割れなどにもABS製を採用しており塗装済みとなる。装着はボルトや両面テープによる固定なので、DIYでも可能なタイプだ。カナード付きフロントディフューザーは別売りとなっている。
EGR RollTrac製の電動ロールシャッターの装着で、リアゲートのロックを室内ロックと連動させており、その操作はスマートキーで行なえる。スマートキーのスイッチをリアゲートハンドルにインストールしてあり、スマートキーを持っていれば、リアゲートハンドルのスイッチでロック解除でき、ロールシャッターも動くようになるというもの。わざわざリモコンを出したり、フロントのドアに行く必要がなく、後ろだけで操作ができるようにしてあるのだ。

左右に備わるスイッチ操作のみで電動開閉するEGR RollTrac製電動ロールシャッター。LED照明、挟みこみ防止機能なども標準。手動開閉も可能だ。

リアゲートの内側に収納スペースを設置できるリアゲート収納システム。ダストディフェンスキットを装着することで防水仕様となる。
ポリプロピレン製の水を吸収しないカーペット生地を使用したBEDRUGベッドライナー。厚みのある生地でベッドのキズ付抑制に効果的、水洗いも可能だ。
EGR RollTrac製の電動ロールシャッター装着車専用のチタン製ロールバー。軽量かつ高剛性なチタン素材を贅沢にロールバーに使用。チタンならではの美しい輝きを放つことも特長だ。
左右4本出しのチタン製エキゾーストは近日販売予定となるアイテム。これには排気音を演出するエキゾーストエフェクトの装着も可能だ。

ドリフト競技から得たノウハウをフィードバック

 
 SPDクリエーションのローダウン・ハイラックスは、純正以上の乗り心地を確保するという命題を持つ。よって、ローダウンによって変化するサスペンションアームやスタビライザーを最適なものとする補正パーツも各種リリースしている。それらの装着と正しいセッティングにより、乗り心地の改善はもちろんのこと、アーム類の干渉抑制、走行安定性の向上、切れ角の増加なども得ることができるのだ。
純正リーフスプリングにブロックの変更でローダウンを実施するリアサスには、ヘルパー的にエアバッグもインストール。リモコンで瞬時に車高の上下が可能であり、乗り心地も非常に良好だ。
❶ローダウン時に変化するスタビの取り付け角度補正および調整代の増加が可能な調整式スタビリンク
❷ローダウン時に変化するタイロッドの角度を最適に補正する調整式タイロッド
❸5インチローダウン干渉するアッパーアームを、ナックル上部をショート加工して、アッパーアームの逃げを増やしたショート加工ナックル
❹ローダウンで変化するロアアームを適正な位置へと補正するロールセンターアダプター。乗り心地・コーナリング性能も改善される。

コンプレッサーを搭載せずに車高調を調整するエアサス!

 Fortezzaのフルエアロキットや車高調整キットは、前期型にも用意され、ベッドライナーや電動ロールシャッターなども、前期型への装着が可能だ。この前期型のデモカーはあえて純正の17インチアルミにスペーサーを噛ませてワイド感を強調したスタイルとしている。
 ローダウンのキモとなっているのは、前後の車高調+各種補正パーツ、そしてリアに奢られたヘルパーバッグだ。後期型のデモカーにはエアコンプレッサーを車両下部に搭載していたが、この前期型は未搭載。よって汎用のエアコンプレッサーをニップルに繋ぎ車高を調整するという、リーズナブルなエアサスとしている。

汎用のエアコンプレッサーを繋いでエアバッグの調整を行う。この機能は後期型の電動エアサスにも備わっており、エマージェンシー用にも使用できる。

GUN125型ハイラックスに適した磨きを実施!

 ハイラックス用カスタムパーツの販売およびカスタムパーツの開発などのほかにも、幅広い事業を行っているのがSPDクリエーション。そのひとつが、リアルガラスコートやハイモースコートなどによる、ハイクオリティなボディコーティングだ。SPDクリエーションの2台のデモカーにも施工済みのこれは、その後の洗車が容易になることに加え、奥深い美しい輝きを放つことが特長で、もちろんハイラックスに適した磨きを施してくれる。
 また、GUN125型ハイラックスが描かれたフードパーカーなどのグッズ販売も行なっている。

オリジナルのフードパーカー、背中にGUN125ハイラックスが描かれている。ハイラックスに適した磨きを実施!
コーティングメニューは多岐に渡る。その詳細はWEBにて確認できるぞ。