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【ROWEN】ROWENの一翼を担う一員として相応しい姿が与えられたジムニー シエラ

フェラーリやメルセデスベンツ、レクサスなど、名立たるプレミアムカーのカスタムパーツを手掛けてきたROWEN(ロェン)。世界中にファンをもつジャパニーズ・カスタムブランドだ。そのROWENが手がけたジムニーシリーズ用のボディキットが満を持して登場。開発コンセプトは他のモデルと同じく「アグレッシブ&スポーツラグジュアリー」。つまりはROWENイズムである。ROWENらしさを追求するため、完成間近まで進んだプロトモデルを一旦白紙に戻したほど…。造形美へのこだわりは相当なものである。そうしてアンベールとなったのがこのジムニー シエラである。
スタイルアップにあたり注力したのは、ハイエンドユーザーのセカンドカーとしての立ち位置を確保すること。しかし、ジムニー シエラの力強さは残しつつ、プレミアム感をプラスするのは簡単なことではないことは素人でも分かる。
 ラインナップされるパーツはエクステリアが「フロントバンパー」「グリル」「ボンネットフードカバー」「リアバンパー」「ルーフスポイラー」「オーバーフェンダー」「スペアタイヤカバー」の7点。さらにインテリアでは「シートカバー」、スープアップパーツではサイド3本出し「エキゾースト」をリリースしている。
 前述したようにいずれのパーツも一切の妥協なくROWENらしさを追求しており、他の何者にも似ていない独自のスタイルとなっている。例えば、フロントバンパーでは、スポーティさをセンターの大きな開口部やリップの造形で出しつつ、同時にプレミアム感も演出した。さらに高輝度のLEDスポットランプを装備することで、〝艶〟を大切にするROWENらしさが強調されているのだ。
高いデザインセンスに裏打ちされたROWENのカスタマイズは、オーナーの美意識をも昇華させる。

ジムニーらしさを継承しながらも独自のプレムアミ感をプラスしたフロントグリル。フロントバンパーは、LEDランプを左右と中央下部に配置したスプリッター風。車格をアップさせるボンネットフードカバーは、グリルやバンパーの存在感を引き上げるダクト風デザインとした。エキゾーストはプレミアム感が漂う左側の3本出し。トルク特性を考慮した造りで、アクセルを煽りたくなる低音が心地いい。
ボディのサイドまで回り込み中央部に開口部を持たせたリアスポイラー。左右に流れるように点灯するオープニングサイン付のストップランプも用意している。スペアタイヤカバーの動物は、純正はサイがROWENはブルドッグをモチーフにリデザイン。イラストは、犬のデザインなどへ変更(オプション)も可能だ。ホイールはWORKのクラッグ ガルバトレ(16×5.5J)、合わせたタイヤは、BFGoodrich All-Terrain T/A KO2(LT215/70R16)。ブラックフェイス×リッドカラーは、ROWENのオリジナルでここでしか手に入らない。ヴィンテージ感を演出したオリジナルのシートカバー(ヴィンテージキャメル×ブラック)は、前・後席用を設定する。撮影車両は、オプションパーツを装着しているが、ベース車両は、新車コンプリートカーとして手にできる。