【ROADHOUSE】ユーザーの要望を満たす2つのスタイル!デザインと機能の両面を追求する
10年一昔、なんて言葉は使いたくないが、150プラドがデビューして、すでに13年が経過している。この間、2度のフェイスリフトを行ないその人気は右肩上がりとなっている。若いユーザーを中期型で掴み、後期型ではファミリー層のハートをキャッチしているのが150系プラドだ。
そんな世の動きを察知して「ロードハウス」では、前期型からオリジナルパーツの発売を開始している。同社では大胆でアグレッシブさを追求したカスタムを得意としてきた。確かにオンリーワンなスタイルは魅力的だが都市部ではその車高が仇となり、立体駐車場に入れないなど実用性に支障をきたす場合もある…そこでスタイリッシュさを強調させつつ行動半径を規制しない「AR4」というスタイルも提案中。
唯一無二の存在感を実現する「エクストリーム」仕様のキモは、ロードハウスが開発したボディアップマウント(実用新案)という手法。車高を4インチ上げつつ安定性も損なわない、相反する問題を解消している。それに対してAR4はサス交換でリフト量を2インチとし、全高をおさえている。ご夫婦でクルマを共有しているのなら、AR4は堅実な選択と言えるだろう。
モデルライフが長く、もう新製品は出ないだろうという空気が世の中には漂っているが、ロードハウスでは開発を続けており、プラドの魅力をまだまだ引き出してくれる事だろう。
四駆らしい逞しさを強調した仕様
35インチタイヤを装着することが最大の狙いで、それを実現するためにリフトアップは必要不可欠。だがコイルスプリングは変更せず、ボディアップマウントを用いることでリフトアップ。車両の安定性を向上させるためにオーバーフェンダーを追加し、見た目だけでなく実際の安定感も向上。他にもパイプを多用したエクステリアパーツは、単体としてのデザインだけでなく、フルパッケージで装着した時のバランスの良さまで配慮されていると言えるだろう。
リアラダーやサイドステップなどのプレミアムシリーズのトリを飾るのは、フロントのトレイルバー。ノーマルバンパーに追加するだけだが表情は一変し、非常にタフな雰囲気を感じさせる。追従走行などトヨタセーフティセンスPの機能を阻害する事ない。
※コーナーセンサーはオフにする必要があります。
45㎜ワイドという厚みを持たせる事で、プラドの平坦なサイドビューを立体感あふれるグラマラスボディに一新させる。フェイクリベットを追加する事でより逞しさを強調可能だ。
リヤラダーや荷室へアクセスするためのステップ機能だけでなくサイクルキャリアなどのレシーバーとしての機能も備えたトレイルヒッチ。まさに機能美という言葉がこれほど似合うアイテムはない。
サイドステップのほとんどが一直線な形状であるのに対し、このプレミアムサイドステップは、敢えて後席部分をドロップ。これにより女性や子供が非常に乗りおりしやすくなる。
フロントのハイファイブルーフライトと合わせて装着したいのが、新たに誕生したこのリアハイマウントマーカー。光量を抑えているが視覚的な効果は高く、後続車に対して注意喚起を促す効果もある。写真を見ればわかると思うが、もちろんKADDISのリアラダーとの併用が可能。まだまだ150プラドのカスタムに、終わりが見えてくることはなさそうだ。
乗降性や後方視界を考慮し、幅広なデザインを採用したリヤラダー。太いパイプ形状は、見た目の力強さを演出するだけでなく、乗降じに握りやすいと言う利点もある。
二次元的なフューエルリッドカバーが数多くあるが、敢えて立体的なデザインとし、ワイルドさを強調。プレミアムシリーズと併せて装着したくなる。
一般的なボディリフトと異なり、マウント部分をアップする事でリフトアップを行なうボディアップマウントシステム。車体のねじれが少なく、リフトアップしてもロール量の変化はほとんど感じられない。
BFグッドリッチのKM3(35×12.5R17)に、MKWの最新モデルM204をセット。ドライグレイというホイールカラーが、メタリックグレーのボディと見事に調和している。
実用性を損なわず個性も主張する!
「オフらしいスタイリングはもちろん大事にしつつ、街乗りの性能を重視する!」というコンセプトがAR4シリーズの狙いで、これはプラドだけでなく他車種にも言える事。リフトアップは2インチまでとし、快適な乗り味を実現するためオリジナルのショックアブソーバーも開発。立体駐車場などに入れるように配慮。またオーバーフェンダーなども追加するが、大袈裟になりすぎない9㎜ワイドの物を新規に開発。ノーマルとは歴然とした違いを見せつつ、車両誤差にもよるが構造変更は不要なところもポイントと言えるだろう。
ノーマルバンパーに追加するだけで、フロントマスクが一変するファイバープロテクション。スチール性のような見た目だが、実は樹脂製なのでハンドリング悪化などは心配ない。
デザイン性や軽さ、更にはエンジンルーム内の熱を効率的に排出するエアロボンネット。金属バンパーなどを装着しフロントがヘビーになりがちだが、回頭性の改善も期待できる。
比較的シンプルなサイドステップTYPE-RS。ボディに近い位置にメインパイプを設定し下方向でなく横方向へステップ部分を追加。これにより、ロードクリアランスを確保する。
ルーフの先端に装着されるハイファイブルーフマーカー。ファッションアイテム的な印象が強いが、強めのブレーキを踏んだ際に、屋根にたまった水や雪が滝のようにフロントウインドーに流れるのを防ぐ効果も備えている。
無理なく285タイヤを装着するのが最大の狙いと言える、9㎜ワイドのオーバーフェンダー。フェイクリベットを追加する事で、数値以上の逞しさを感じさせてくれる。素材はFRPで、上下方向に厚みを持たせる事で存在感を主張しているのもポイントと言える。
オリジナルラックにARBのサイドオーニングをマウントできるアダプターを発売中。既にラックを装着したがオーニング類を追加したいというリクエストにもしっかり対応する。
純正ルーフレール取付部にマウントするロードハウスのオリジナルラック。オプションのディフレクターも設定しており、キャンプで愛車を活用する機会が多い人にはマストアイテムだ。
ロードハウスのオリジナルコイルで2インチリフトアップ。またオリジナルのエナペタル(減衰力調整12段)も発売しており、見た目だけでなく乗り心地も追求。リヤのラテラルダウンブラケットは、不快な横揺れを防ぐので、リフトアップするなら必須アイテムだと断言したい。
意外と傷がつきやすいドアハンドルのカップ部分。ここを全体的にカバーするのがロードハウス製品のドアハンドルプロテクター。カーボン調デザインを採用し、スポーティな雰囲気も醸し出す。
四駆らしさを引き出す大型のマッドフラップを装着。見た目のためだけでなく、泥や雪がボディに付着するのを防いでくれる。また、軽さを追求したホイール・ブラッドストックSLに、快適な乗り心地を実現したBFグッドリッチのオールテレーンを組み合わせたオールラウンド仕様。オンロードがメインで、たまにアウトドアに出かける人に最適だ。