TOP > 記事 > 【MLJ】ビードロックルックとコンケイブなど四駆専用ホイールに込めたコダワリ「XTREME-J XJ07」

【MLJ】ビードロックルックとコンケイブなど四駆専用ホイールに込めたコダワリ「XTREME-J XJ07」

◆XTREME-J XJ07

 「XTREME-J(エクストリーム・ジェイ)」を展開しているMLJ(エムエルジェイ)は、2021年に新作「XTREME-J XJ07」を加え、XTREME=「過激」や「極限」を意味するブランド名にふさわしい同ブランドのホイールラインナップを現在9種類とした。そのどれもがオフロードホイールとしての個性を際立たせている。ブランドの誕生の陰にはメーカーである「MLJ」の想いがあった。実は同社はXDやKMCホイールといった世界的にも人気のUSホイールの正規総輸入販売元として、日本のカスタムシーンをリードしてきた。その活動の中で、改めてアメリカと日本の保安基準の違いを痛感…。もっと日本の基準に寄り添えるホイールの開発に踏み切ったのが、2009年のこと。登場から13年以上の歴史を誇る「XTREME-J」ブランドは、アメリカンオフロード的なスタイルを日本の法規や車検制度に合わせて製品化するオリジナルブランドなのである。もちろんUSホイールならではの迫力あるデザインは決して揺るぎないもの。ゆえにMLJは今でも並行して、各USホイールの正規総輸入販売元も務めている。

サテンブラック

マットブロンズ/ブラックリム

  さて、XTREME-Jのホイールで特に印象的な部分が、ビードロックテイストのリムデザイン。実はこれは国内ホイールメーカーとしてはXTREME-Jが初採用した意匠である。
 ワイルドさとタフさでデザイ 話を戻すが、そんな〝XJ〟で話題のモデルが、コンケーブ断面を持つエイトスロットデザインの「XTREME-J XJ07」だ。もちろんブランドのアイコンであるビードロックホイールをオマージュしたリムフランジを採用し、さらにリアルさを強調するため、ディスク部と分離したようなデザインとした。またこのエッジをシャープにすることで4WDの力強さを引き出し、鋳造1ピース構造とは思えないスタイルとした。ここからセンターに向けて一気に落とし込むことで、立体感も見事に引き出している。カラーは、撮影したサテンブラックの他にマットブロンズブラックリムも設定する。

ビードロックをイメージしたリムには、リアルボルトやディンプルを設けることで、肉厚な4WD用タイヤの存在感をしっかり受け止めるだけの豊かな表情を見せる。
センターパートを大きくとり、8つのDウインドーで構成されたスポークに肉厚感&立体感を持たせたことで、4WDホイールの王道スタイルは完成させている。
8つのスロットホール(Dウインドー)と深いコンケイブ形状とが相まった圧巻の立体的ディッシュを演出するXJ07。ラングラー向けの17インチは、コンケイブ断面を最大限に描き出す造形になっている。