【JAOS】ランドクルーザー300の本質を引き出したJAOS styleに刮目!
2021年8月にデビューしたTOYOTA LANDCRUISER300、2022年1月にデビューしたばかりのLEXUS LS600。その独創的なスペックとダイナミックなスタイリングに世界の熱い視線が集中する中、ジャオスは、東京オートサロンでこれら2台のモデファイを披露した。モデル名「LEXUS LX600〝OFFROAD”JAOS ver.」では、素地を生かしながら細部に手を入れることで、LX600にオフロードという新ジャンルを確立。伝統を守りながらも改革に対して躊躇することのないジャオスの手腕から生まれたスタイルは、「東京国際カスタムカーコンテスト2022」ドレスアップカー部門で優秀賞という栄誉ある賞に輝いた。ここで取り上げるのは、モデル名「ランドクルーザー300 JAOS style」である。アーバンテイストが強めのランドクルーザー300からは、LX600と同様にオフロードランナー的なイメージはほとんど感じられない。そこでジャオスは、“新たな冒険の体験”をテーマに荷物を満載して大陸を横断するイメージをランドクルーザー300に投影。その先進性はランドクルーザーの本質をしっかり捉え、リアルオフローダーだけが持つ、圧倒的な迫力が感じられるスタイルに仕上げられた。モデファイでは、フロント、サイド、リアパートのメニューに加え、久しぶりの登場となるルーフラック(JAOSフラットラック)を追加し、完成度を高めている。これら開発中のパーツは近日発売予定である。さらに、リアのバンパー周りやフロントグリルなど、ジャオス流のスパイスを効かせた製品の開発も進んでいるとのことなので、今後のランドクルーザー300 JAOS styleの進化が楽しみである。
シンプルな中にも静かな迫力をたたえるバンパーガード(開発中)。本体に埋め込んだ4つのLEDランプが夜間でも迫力のフロントビューを演出する。LEDランプは「その他灯火類」なので、法規上の問題はない。
マフラーの第一弾として開発が進むBATTLEZ マフラー ZS-2。オーバルの2本出し(車検対応)で、気持ちよく走れるサウンドチューニングを施している。
オフロードスタイルに欠かせないリフトアップ用のコイルスプリングの開発も進んでいる。チタン配合材ならではの「柔らかいけどコシがある」という特性が生かされている。
出幅を9㎜以内としたフェンダーガーニッシュ type-X(参考商品)。素材はAES樹脂(アクリロニトリル・エチレン-プロピレン-ジエン・スチレン)。ABSは耐候性を上げるために表面に塗装を施すが、AESは素地のまま使えるので、成型用の型にカーボンの柄を入れて形にしている。ボディとの親和性の高さは言わずもがなである。
JAOS TRIBE CROSSの最新作。TEAM JAOSのラリーカー用に開発されたホイールを、ランドクルーザー300用に20インチ化。スポークの張り出しや、ダブルフランジリムのデザインを工夫し、軽快でありながら、ランドクルーザー300のボディのボリュームにも負けない造形が完成した。アドベンチャースタイルにぴったりハマるデザインである。
JAOSフラットラック(1250×1400)。ルーフレールに合わせた足を新たに作り車両にマウントしている。スノコ状のシンプルなラックで使い勝手が良く、オプションのウォールバーやアイボルトで拡張性を高めることもできる。写真の様にLEDランプを追加する楽しみもある。※ランプステーは開発中