アウトドアに最適なギアやドレスアップアイテム、快適なドライブを可能にするパーツなどをラインナップするリムコーポレーションでは、ジムニーの走りを快適にするため「TAKUMI GHX」サスペンションキットシリーズをリリース中。ツインチューブオイルショックのTAKUMI GHXショックを中心に、25㎜アップを可能とするスペーサーモデル、日常走行を重視した25㎜アップのブルーコイルモデル、さらに今回デモカーが装着するのは、純正の乗り味を生かしながらスポーティな走りを実現する25㎜アップのレッドコイルモデルだ。
なお、各サスペンションキットにはロングタイプのバンプストッパーが付属。ほかにも、2タイプの太さを用意する中実モデルのスタビライザー、減衰力を純正比約20%アップしたステアリンダンパー、アジャスタブルラテラルロッドなどをラインナップしている。
先述した通り、デモカーはTAKUMI GHXサスペンションキット[25㎜UP]レッドコイルモデルをベースに、フロントスタビライザーは30φモデルに変更し、ステアリングダンパーも「TAKUMI GHX」シリーズへ交換済みの車両だった。
今回短い時間だがデモカーへの試乗が叶った。感想としては、走り出しからカッチリとした乗り心地を感じる。とはいえ、ゴツゴツ感が増した印象ではなく、橋脚のつなぎ目などもしなやかにいなし、すこぶる良好な乗り心地だ。コーナーリングも不要なロールが抑えられ、コントロール性も向上。これは強化されたスタビライザー、ステアリングダンパーの効果も相まっての性能だろう。それぞれパーツ単体での試乗ではないが、サスペンションのパッケージとして非常に好印象だ。
Rim TAKUMI-GHXサスペンションキット
ハイエースやキャラバンなどで好評を博したオリジナル「TAKUMI GHXショックアブソーバー」をジムニー用にセッティングした上で、純正スプリングからバネレートをアップ(フロント2.5kgf.㎜/リア左2.7kgf.㎜ 右3.0kgf.㎜)し、よりスポーティな走りを好むユーザーに向けに開発。車高アップ量は約25㎜UP。さらに純正からフロント約25㎜/リヤ30㎜ロングのバンプラバーを組み合わせるジムニーJB64専用設計のサスペンションキット。
TAKUMI-GHX ステアリングスタビライザー
Rim 強化スタビライザー(中実モデル)
TAKUMI-GHXサスペンションキット
25㎜の車高アップを実現させながら、乗り心地を損なわず、日常走行の快適さを重視したFET製のブルーコイルを採用したサスペンションキット。こちらもショックアブソーバーは、TAKUMI GHXを組み合わせて、快適な乗り心地を実現。リアの自由長を純正より伸ばしている。
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