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「MOTORAGE」老舗四駆プロショップ珠玉のパーツで充実の内外装に4WDらしさを与える

ランクル、ジムニー、ジープ、ディフェンダーなどあらゆる4WDのパーツを作り続けて39年。いずれも本格的なオフロードを想定したパーツばかり。もちろんハイラックス用のパーツにもそんな哲学が貫かれている。
サスペンションはモトレージ製パーツの中核ともいえる存在。フロント用コイルだけで1~3インチ、リアリーフには2~3インチを用意しており車高量や装着パーツなどに合わせて選べるのだ。またダンパーはロングストロークビルシュタインダンパーを開発。ストローク量をアップしたことによる走破性の向上だけでなく、オンロードでの高い走行安定性も実現している。なお乗り心地が格段に向上した後期型に関してはジャオス製リアブロックと調整式ダンパーを使用したサスペンションキットもラインナップしている。
一方エクステリアではスポイラー形状のトノカバーやエアロデザインを採用したリアサイドバンパーを装着しリアビューをスポーティーにカスタムする。オーバーフェンダーでは構造変更が不要な9ミリのほか、20ミリと40ミリをラインナップしている。
ガードではフロントのスキッドプレートのほかトランスファーや燃料、アドブルーのタンクガードも開発。純正は樹脂カバーやむき出しだったりするので、林道などの悪路を走る機会のあるオーナーは装着をおススメしたい。
モトレージには国内外の競技に参戦した経験をフィードバックした、珠玉のパーツが揃っているぞ。

言葉を選ばず言わせてもらうなら、とにかくノーマルの乗り心地は硬く、リヤシートは正直言って辛い。そこでモトレージでは、ハンドリング性能をスポイルする事なく、快適な乗り心地を追求。試乗してみたところ、万人が満足できるという乗り味に改善されており、高速道路も快適にクルーズ可能。同乗者にも優しい仕様と言える。
オフロードでは、リフトアップ&タイヤサイズの大径化による路面とのクリアランス拡大と、しなやかに動くサスペンションによって確実に凹凸路面をトレースする。

豊富なパーツライナップが個性的なスタイルを可能に

 ハイラックスをワイルドに魅せるためにはオーバーフェンダーは必須。モトレージでは構造変更不要の9㎜ワイドエアロフェンダーカバーから、20㎜と40㎜のものまで揃っており、タイヤサイズに合わせたカスタムが可能となる。またリアバンパーのコーナーには純正カバーと交換して装着するリアサイドバンパーを用意。エアロデザインを採用しており、リアビューをスタイリッシュに仕立てることが可能となる。ボルトオンなので簡単に装着することができるほか、好みのカラーに塗ることで個性も演出できるのだ。

リアビューを一変するのがリアサイドバンパー。エアロデザインを採用しておりストリートでも映えるスタイルとなる。塗装で遊んでも面白いパーツだ。
オーバーフェンダーは写真の20㎜のほか、構造変更が不要な9㎜とワイドなスタイルを作れる40㎜が揃う。後期用も現在開発中。完成が待ち遠しい!

1~3インチアップサスをフルラインアップする

 モトレージのパーツラインナップの中でもサスペンションは圧巻。フロントコイルだけでも1、1.5、2、2.5、3インチがあるほか、リアリーフも2と3インチアップ用を揃えている。もちろんオリジナルチューニングのロングストロークビルシュタインダンパーも開発済み。加えてジャオス製ダンパーとの組み合わせも想定済み。自社だけでなく社外のパーツの組み合わせにより、装着パーツも考慮しつつ狙った車高や姿勢を自在に作り出す。オーナーがどうしたいかを伝えると、豊富なノウハウで最適なパーツを選んでくれる。

ビルシュタインが可能にする異次元ドライブ

街中やオフロードなどの低速域でのしなやかな動きとオンロードでの走行安定性。そのふたつの性能を同時にかなえるのがモトレージチューニングによるビルシュタイン。高速道路での高い安定性は純正をはるかに凌駕するレベル。それでいてしっかりとストロークするので激しい悪路でも安心して走破できるのだ。

実用性&安全性を高めるパーツも揃っているのだ

 ハイラックスのマルチな性能を支えるのは安全性。ブレーキでは純正パッドは冷えているときに制動距離が伸びる。そのためにつけたいのがマスターシリンダーストッパー。ブレーキタッチは純正のままに制動力の立ち上がりが向上するのだ。より高い制動力を求める方にはブレーキパッドやスリットローターも用意されている。低温から効きが良く、ブレーキダストが少ないのが特徴。サイドステップには縞板のプレートを装着。濡れていても滑りづらく、ドレスアップにもおススメだ。いずれも後期にも適合確認済みだ。

下回りのガード類も充実

 むき出しのデフや樹脂製カバーの燃料&アドブルー。林道などに行く方はこれらにアンダーガードを付けることを推奨する。悪路でヒットすると最悪の場合走行不能となってしまうのだ。モトレージではそんなウィークポイントに5㎜から3㎜までの最適な板厚を採用して完璧にガードしている。なお後期用としてはスキッドプレートが現在開発中。それ以外のアンダーガード、トランスファー、ユリア(アドブルー)タンク、燃料タンクに関しては後期型にも装着可能となっている。

プロテクションパーツにも注目!

❶前期用

❷前後期用

①・②スキッドプレートとアンダーガードは5㎜厚のジュラルミンを使用。またカラーはブラックとシルバーがある

❸前後期用

③ハイラックスの下回りのうち最もヒットしやすいのがトランスファー。しかもむき出しとなっている。ここは4㎜厚のアルミでガードを装着する。

❹前後期用

❺前後期用

④・⑤ユリアタンクと燃料タンクは樹脂カバー。ここにはアルミ製3㎜厚のガードを装備して守る。

実用性もルックスも優れたオリジナルトノカバー

 デザインから製造までを日本で行なう、それがモトレージのFRPトノカバーだ。ポイントはリアをスポイラー形状にしていること。これによりリアビューのアクセントを与えている。トノカバー本体はアッパーとボトムの2層構造で剛性が高く走行中のバタつきも皆無。また全周にシールがあるので雨漏りもほぼないほかヒンジにはステンレスを採用して錆などにも対応済み。さらにカバー後端の両サイドに鍵も装備しており防犯も万全。ダンパーが付いているのでオープン状態を保持できる。なおベッドライナーとの併用も可能。