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ウェイク タフト

2021.02.12

「JUNKY’S 4×4」リフトアップで新生する軽四駆像!クルマもテンションも上げていこう

コンパクト4WDと言えば、真っ先にジムニーが思い浮かぶが、普段の使い勝手を考えると5ドアの方が断然便利だし、ファミリーならスライドドアが欲しい。でもキャンプや渓流釣りなどで使うと考えたら、もう少し最低地上高やグランドクリアランスが欲しい…と思うのではないだろうか。
そんなニーズをキャッチしたのが、JUNKY’S 4×4(ジャンキーズ・フォーバイフォー)。以前本誌でウェイクの4インチリフトアップデモカーを紹介したが、その第2弾として、タフトの4インチリフトアップキットもリリース。
すでに販売中のウェイク用と同じく、ボディとサスペンションユニットの間にスペーサーを挟み込む手法でリフトアップを実施。さらに車高をアップしたことでより大きなタイヤが装着可能だ。165/65R15だったサイズを195R14に変更することで最低地上高が27.5㎜も拡大し、本格的4WDに匹敵する210㎜以上を確保。ちなみにウェイクのリフトアップキット装着はフェンダーの一部をカットする必要があるが、タフトはフェンダーの開口部が大きいため、加工は不要だ。ジャンキーズ4×4では今回のタフト用も、ウエイク用と同じく新車コンプリートカーで販売中。さらに他店で購入したタフトにも、車両持ち込みでのリフトアップキット装着でなら販売に対応している。新しい軽四駆スタイルが気になったら、まずは相談してみよう。

4inch-UP TAFT

4インチのリフトアップを施したことで、ノーマルより遥かに大きなタイヤの装着が可能。今回の撮影車は、マキシス・バックショットマダー(195R14)を実装。ホイールはビードロック風のデザインを採用したエクストリームXJ04のの軽自動車対応サイズ4H-100/14×4.5J+43をセット。
グロスブラックマシーン/スモーククリアのカラーと大きなブロックパターンを持つワイルドなタイヤによって、スクエアなタフト&ウェイクがさらにワイルドになる。

4inch-UP WAKE

約100㎜=4インチアップの違いを検証するために、ノーマル車高とリフトアップ後のウェイクで比較を実施。ヘッドライトやドアミラーを見れば、高さの違いは一目瞭然だ。また、デモカーは車高だけでなくタイヤサイズを変更したことで、相当に迫力アップしている!
なお、リフトアップする本来の目的は、より大きなタイヤに変更して最低地上高を拡大することにある。だが乗用車的なSUVはホイールの開口部が小さいため、サスペンションとボディとの間にスペーサーを組み込んで車体をアップさせる必要があるのだ。タフトでは問題ないが、ウェイクではタイヤとの干渉を防ぐため、タイヤの位置を若干後方にズラし、バンパーの一部をカットしてリフトアップを実施。河原やキャンプ場などでの安心感が格段にアップする仕様としている。
リフトアップキット以外にも、JUNKY’S 4×4では、様々なオプションパーツを発売中。オリジナルのヒッチメンバーは電源ソケットが備わり、本格的なトレーラーの牽引も可能。さらに、ノーマル車高にも装着可能なバンパーガードはそれだけで逞しさをアップしてくれる。写真右は試作品だが、近日発売を予定している。
コイルスプリングとショックはノーマルをそのまま使用し、乗り心地の変化を最小限に抑えているのが特徴。
コイルスプリングとボディの間にスペーサーを挟み込んで車高をアップさせるのが、ジャンキーズ4×4のリフトアップキット。車高が上がった分、トレーリングアームやラテラルロッドなどの取り付け位置を下げることで、各部のアライメント補正にもしっかりと対応。ステアリング部分の延長も行なわれているが、これも違和感のない操舵感を実現するための特筆点。細かな部分にこだわってキットは製作される。

※新作タフト用・4インチリフトアップキット

4インチアップでどれくらい変わるのか!?

単純に車高をアップするだけでなく、ウェイク用ではより大きなタイヤが装着できるようにホイールベースを15㎜延長している。
JUNKY’S 4×4の母体は、40年以上の歴史を誇る斎藤自動車。認証工場でもあるため整備や車検もバッチリ。さらにダイハツのサブディーラーという側面も。より個性的&魅力的なクルマを提案すべく4インチリフトアップキットの製作を開始した。