アクセルを踏むと面白いように加速する。とてもハイゼットとは思えない走りを実現したのがGTカープロデュースだ。走りの核となるのがボルトオンターボ。ターボ本体のほかエアクリやイリジウムプラグ、さらにセッティング済みeマネージアルティメイトもセットになっている。これにより得られるピークパワーは65ps(5700rpm)。トルクは8.6㎏.m(5200rpm)となる。しかも実用域からブーストが効きはじめトルクも出ているため、ストップ&ゴーを繰り返す街中での乗りにくさがないこともポイント。さらにオプションでインタークーラーも用意されており、さらなるパワーアップも可能だ。なお適合はS500P/S510Pのみとなる。
撮影車両は、フロント・リフトアップブロック+リヤ・リーフブロックで2インチほどリフトアップしている。フェンダー内にクリアランスができたので、タイヤは純正よりひと回り大きなAT(オールテレーン)タイヤ・145R14とした。ATを選んだのは、ラフロードに安心して踏み込んでいけるし、オンロードにおいてもしっかりしたグリップが得られるからである。ちなみに、ショックアブソーバーやスプリングには手を加えていないので、ハンドリングや走行安定性は、限りなく純正に違いフィーリングとなる。
リッターカーの様にパワーに十分な余裕があるなら、リフトアップ+大径タイヤの導入でもパワーアップの必要はないが、軽トラなら同社のシステムの導入を考えたい。
ハイゼットの走りを強化する取り組み
- GTカープロデュース
- 静岡県磐田市見付1684-2
- 0538-37-6677
- http://www.gt-produce.com