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【FLEX】ランクルだからこそ味わえる景色と体験がきっとある!

生誕70周年、そして新型〈300〉がデビューするなど、日本を代表する四駆・ランドクルーザーが全世界で話題だ。あまりに長い70年という歴史は、トヨタのカーラインナップにおいても最長。しかも単に歴史が長いだけでなく、今なお始祖たる40系から200系、さらにはプラドシリーズまでの全世代のランクルが世界中のあらゆる地域で、現役で活躍しているのだ。
ランクルが世代を超えて進化していく中で、寄り添うようにずっと支え続けてきた存在がある。それがランクルに匹敵するほどに長い創業50余年の歴史を持つランクル専門店「FLEX(フレックス)」だ。
多数のユーザーにランクルを供給し続ける中で真摯にランクル・カスタムと向き合い、そしてランクルカスタマイズを発展させてきたFLEX。ランクルを中心とした4WD&SUVで新車・中古車を取扱い、さらにカスタム・コンプリートの販売ショップとして、現在は全国に50近くの拠点を持つ。しかも店舗の実に半数近くをランクル取扱い店が占めている。
そう、FLEXはニッポンのランクル文化をけん引してきた老舗にしてトップランナーなのだ。なお、FLEXの最大の魅力は、早い段階で「ランクル専門店」を展開してきたこと。老舗ならではのメンテナンスやノウハウのほか、全国のネットワークのおかげで情報も在庫も多く集まる。だからグループ全体のランクルのストック在庫は間違いなく世界一であり「FLEXでならすべてのランドクルーザーが揃う!」と言っても過言ではない。
在庫数以外にもFLEXには魅力がある。それは〝カスタマイズされたランクルを販売の主力〟としていること。新車のカスタムコンプリート、中古車のリノベーション、ファンから羨望の眼差しを受けられるハイエンドスタイルなど、手掛けてきたカスタムランクルの種類とメニューは多岐に渡る。
今回はせっかくのランクル、実際に走り使ってこそ真の魅力を感じられるだろうと思い立ち、ランクルカスタムのトレンドリーダーでもあるFLEXのデモカーを伴って、残暑がまだ残る中、今年最後の夏を感じるためにフィールドに飛び出してみた。
目指す先は日常の一歩先。夏といえばやはり海でしょ?ということで、野郎だけでは絵面がきつくなるため、FLEX GIRLの葉月 蓮さんに華を添えてもらいつつ、ランクルだからこそ辿り着けるフィールドへとレッツゴー!!壮大な景色とまったりとした時間でリフレッシュする。

数々のカスタムランクルを取り扱うFLEXの中でもトップクラスの売れ線モデルが、ランドクルーザープラド150系をベースとした新車の〝カスタム〟コンプリートだ。タイヤ&ホイール、2インチリフトアップなどを基本のカスタムメニューとするが、さらに追加のオプションも充実。150プラドにはFLEXがオリジナルで展開するパーツも多く、カリスマが厳選したアイテムでさらに個性をアピールできる。
そのひとつがスラストスポイラーとも呼ばれる、カナード風デザインのフロントリップスポイラーをメインにセットアップしたFLEXオリジナルのボディキット(150プラド後期専用)。プロデュースしたのは、レースシーンでも活躍するチューニングメーカーのSARD(サード)で、シンプルでさりげないアドオンエアロながら、クルマ好きも納得のスポーティな細部が魅力だ。このボディキット、いわゆるローダウンエアロと異なるため、ノーマル車高で装着しても存在感を示してくれるし、何ならリフトアップしたプラドでも、イイ感じの違いをアピールできる。

もう1台の相棒もプラド。ストレスを感じない程度にレトロだが、しっかり走れてしかも快適。ジャストなサイズ感とこなれた価格設定もその魅力を後押しする95プラドだ。150プラドと比べる2世代前のモデルだが、今回の撮影車は、丸目ヘッドライトに換装されたフロントマスク、キャンプでも映えそうなアーミーグリーンにオールペン、そのボディはスクエアで…とむしろもっと世代が前に感じる。それもそのはず、このクルマは95プラドの先代にあたる78プラドをモチーフとした「AmericanClassic(アメリカンクラシック)」と呼ばれるコンプリートモデルなのだ。
これはFLEXが展開するリノベーションカーを略した名称のコンプリートブランド「Renoca(リノカ)」でも人気を博しており、様々なボディカラーとの仕様で、全国各地のFLEXで好評発売中。この〝アメクラ〟は、ざっくり言うと、ユーズドカーのカスタムコンプリートなのだが、さすが世界の過酷な地域でタフに使われるランクル!!メカニズムは全く問題ないし、さらに経年劣化した部分は整備済みのため、全く古さを感じなかった。むしろフィールドを走ってみて、高い満足度の方が印象に残ったほど。

訪れたのは、編集部が勝手に決めた今回の撮影テーマである「アメリカン・サマーバケーション」に適した地元サーファーや釣り人に愛されている穴場スポット。本格四駆じゃないとスタック必至な場所にも、FLEXのプラドは難なくアクセスできた。
新車コンプリートプラスαのオーバーランドスタイルの150プラドには、いつでもどこでも休憩できるライノラックのバットウイングオーニングを搭載済み。

FLEXオリジナルのボディパーツは、純正の良さを生かしながらアドオンしていくタイプ。フロントスポイラーはバンパーに追加するカナードテイストのフラップだ。また、いわゆるGTウイング的なスポイラー、ダクト風のスリットが入るオーバーフェンダーなど、トータルで装着するとさりげなくレーシー感が漂う。フロントスポイラー、リアアンダースポイラー、リアスポイ、オーバーフェンダーの4点セットで217,800円(税込)※受注生産のため、購入の際はFLEXまでお問い合わせください。

FLEX オリジナル150系ランドクルーザープラド専用スキッドプレート

今回、レッツゴー4WD取材にて訪れた某所は、乗用車だったら楽にスタックしそうな砂の山を乗り越える必要があった。乗り越えること自体は簡単でも、意外と木の枝やゴミが落ちていてうっかり下回りをヒットしていまうなんてこともある…。そこで実はこれまでリクエストが多かったという下回りのガードアイテム、FLEXオリジナルスキッドプレートをついにリリース。縞板鋼板のハードな見た目に「FLEX」ロゴのレーザー加工など、ガードアイテムとして機能するだけでなく、見た目のドレスアップ効果も抜群だ。

ライノラック・バットウイングオーニング

オーストラリア発の老舗ルーフキャリアブランドである「ライノラック」。FLEX全店でこのライノラックのルーフラックやサイドオーニングなどを取り扱い中。今回使用したのは「バットウイング・オーニング」という後方部分まで270度に展開するアクティビティに最適なモデル。設営・撤収も簡単で、従来型の巻き取り式サイドオーニングとは異なり、簡単にセットアップできるフォールディングタイプを採用。展開時はジッパーを開けてフレームを広げていくだけ。そうすれば扇子を広げるように、フレームの付け根を中心にオーニングが広がる。
さらに専用のエクステンション(横幕)をジッパーで連結すれば、シェルターとしての使用も可能。リビングや就寝スペースとして活用できる。
なお、このバットウイングを取り付けるには、別途ライノラック製のシステムキャリアなどが必要となる。
専用ケースにスッキリと収まるバットウイングオーニング。展開時は上から見ると実に円の3/4(270度)をカバー。特にリヤゲートが横開きタイプのクルマには便利なのでオススメ。

AmericanClassic 95PRADO

古さと新しさを織り交ぜたネオクラ・コンプリート

FLEXが展開するリノベーションカー『Renoca(リノカ)』のラインナップで、ランクル100系をベースとした『106』と並んで支持されているのが、95プラドをベースとしたモデル。この車両はアメリカンクラシックと呼ばれ、専用ボディキット&フェイスチェンジによって、95プラドに78プラドのフェイスを換装(グリルはブラックとメッキから選べる)。そもそもちょうどいいサイズと元気な後期型3RZエンジンを搭載したベース車の内容も良いし、ボディはキャンプにも最適なアーミーグリーンにNEWペイント済み。さらに室内にはFLEXオリジナルのアンティークブラウンのクラシックシートカバーをセットするなど、価値あるモデルだ。

単純にグリルやヘッドライトを変更しただけでは、ここまで自然な仕上がりのフェイスにはならない。それ以外にも自社開発のスチール製ボンネットやフェンダー回り、そしてトヨタ純正の前後メッキバンパーを選び抜いて装着している。これら各部パーツが調和しているからこそ、AmericanClassicというコンセプトを実現できるというもの。
女性としては高身長・170㎝近くある葉月 連さんが横に立つと95プラドのちょうどいいサイズ感が分かる。78プラドを彷彿とさせる丸目ヘッドライトのフロントマスク実に愛らしい。
車種専用設計でジャストフィット。素材にこだわったクラシックな雰囲気と耐久性を持つシートカバーを装着。今回装着したブラウンのほかにキャメルも設定。FLEX全店で取り扱い中。