ランドクルーザーが100系から200系にスイッチした頃、もともと〝4WDドレスアッパー〟として名を馳せていたエルフォードは一気に「ランクルカスタムと言えばエルフォード」という図式を築きいた。200系では前・中・後期の全モデルにエアロパーツを用意してどれもがヒット。そしてランクルは新型にシフト。どのように対応するのだろうか?
エルフォードとしては当然パーツ開発には着手するが『現時点ではどんなスタイルにするかの明言は避ける』という。ならば最新の150プラドカスタムから予想すべく、そのスタイルをおさらいしてみた。結果エルフォードでは、フルバンパーからハーフスポイラー、アドオンエアロ、オフロードテイストまでさまざまなパーツとスタイルを披露してきたことが分かった。
中でも特に現在注力しているのが、エルフォード流ネオ・オフローダーをテーマとした〝エクストリーム・プラド〟だ。もちろん単なるオフロードスタイルではなく、スポーティな雰囲気を漂わせる新しいリフトアップスタイルと評することができるもの。
その内容は、フロントに鎮座するタフな見た目のプロテクターランプステーをメインに、タテスロットのグリルに変更したバーチカルグリル、純正オプションのヒッチレシーバーを追加した際にリヤビューをオーバーライダー風に彩るバランスパネルなどでセットアップ。さらにルーフ先端には、新基軸のLEDランプをルーフライトパネルにスッキリとマウント。LEDランプを作業灯として使いたいが、どのように装着するか悩んでいるオーナーには絶対オススメだ。
ちなみに車高アップ量は40㎜だが、それ以上にハイトがあるように思えてしまうのは、地面とのクリアランスで錯覚を起こさせるステルスサイドステップや、足もとに17×8.0J±0というワンサイズ限定のブラッドストック1ピース2を履いているから。
ドレスアッパー・エルフォードのアクティブスタイルは、今まさに極まっている。
ELFORD ステルスサイドステップ
150プラド専用に開発された新機軸のステルスサイドステップ。50㎜という薄型・オーバル(楕円)形状とすることで、アップスタイルに重要な路面とのクリアランスを大きく見せるデザインを採用。特に真横から見ると目立ちにくいため“ステルス”の名称を与えた。
その効果からドレスアップ重視のサイドステップと思ってしまうが、オーバル形状と滑り止め加工によって、むしろ足が掛けやすい実用性に優れたアイテムだ。●50㎜×90㎜スチールパイプ紛体塗装仕上 ●滑り止めラバー付属
ELFORD ルーフライトマウントパネル
ルーフに10インチのLEDバーランプをマウントさせる専用パネル。ルーフラックを使わずともバーランプをスマートに装着できるアイテムで、立体駐車場の利用や重量増加、重心アップなどのネガティブな要素を払拭。海外のオフロードマシンで静かにブームを巻き起こしているルーフランプスタイルで、150プラド・全世代に対応。下に記載した理由から、オリジナルのLEDランプとのセット購入を推奨したい。
〇FRP製ゲルコート仕上げ 〇本体・上面パネル2ピース構成
オリジナル10インチLEDバーライト(2基)セットのほかにランプ無し本体のみも設定。
- エルフォード
- 048-966-3551
- https://www.elford.co.jp