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ジムニー

2021.04.09

「BLITZ」ジムニーJB64の走りを全方位的にカスタムする総合チューニングメーカーの本気!

読者の中にも、自動車パーツメーカー「ブリッツ」の名を知る人は多いだろう。4WD・SUVに乗る以前に、スポーツカーやセダンのカスタマイズでお世話になったファンだっているだろう。ブリッツは、ターボやマフラー、サスペンションを手掛けるグローバルパーツメーカーであり、言わば走りのトータル・プロデューサー。そんなブリッツがジムニー(JB64)用のカスタムパーツをリリース中。ラインナップしているのはパワーアップ系、サスペンション、ボディ強化系など多岐に渡るが、そのどれもがパフォーマンスやクオリティの高さ、安全性やコンプライアンスの遵守まで、ブリッツならではの信頼性を担保して製品化されたのものばかり。
特にチェックしたいのが、設計から品質管理までを自社で行ない、モータースポーツやストリートで高い評価を受けているサスペンション。言わばコイルスプリングやショックアブソーバーだが、ジムニー用のダンパーキットとしては、リフトアップタイプとローダウンタイプの2種類の車高調を用意。前者はその性格上、オンロードだけでなくオフロードの走りにも対応させている。
次にサスペンションチューニングと密接な関係があるため、ブリッツが注力しているのが、ボディチューニング。具体的には、クルマのボディ剛性を高めるパーツとしてストラットタワーバーを開発。クルマにセットすることで、ボディの無駄なよじれを効果的に抑え込んでくれる。
そして、最後に要注目なのが、純正タービンと交換するだけで約6PSの馬力アップが望めるボルトオンターボシステムだ。純正ECUの制御範囲でのパワーアップ量のためそれなりに思えるかもしれないが、これに加えてパワコンやスロコン(もしくはその両方の機能を備えるパワスロ)を追加すれば、如実なパワーアップを体感することができる。
これら渾身のパーツは、チューニング黎明期の〝玄人のみが扱える特別なもの〟ではなく、誰もが気軽に楽しめることも特徴だ。今回はこのチューニング中でも、特にリフトアップタイプの車高調キットとターボキットを中心にフィーリングを試している。

DAMPER ZZ-R LIFT-UP

長調整式・32段減衰力調整機構を採用したブリッツのジムニーJB64用のリフトアップ仕様・車高調キット「DAMPER ZZ-R LIFT-UP」。車高の調整幅はフロントが±0㎜~+40㎜、リヤが-5㎜~+35㎜(基準車高はフロント+30㎜、リヤ+25㎜)。またバネレートはフロントが2.3k、リヤが3.0kで、スプリング自由長はそれぞれ300㎜、240.255㎜となる。なお、ショックアブソーバーもBLITZのオリジナルの高圧ガス・単筒式を採用。装着は正立だ。本体トップ部分のダイヤルによって、先述した32段階の減衰力の調整が可能。
一方ローダウン仕様の「DAMPER ZZ-R」もラインナップし、そちらはフロントが-50㎜〜-13㎜、リヤが-55㎜〜18㎜で調整可能。

フロント

リア

ストラットタワーバー

ボンネットに実装し、コーナリングやブレーキングで発生するボディの歪みを抑制し、サスペンションの性能をフルに発揮させるストラットタワーバー。幅50㎜、厚さ15㎜の中空構造アルミシャフト素材を採用。JB64専用。

パワスロ

電子制御アクセルのレスポンスを自在に制御可能とする“スロコン”、そして、ターボ車のブースト圧を最適に制御しアクセル開度に応じたトルク特性を発揮する“パワコン”、これら2つの機能をまとめた次世代パーツが「パワスロ」だ。ハイエンドなパワー&トルクアップを実現できる上、エコモード、スマートモードなど25モードの走行モードを選択することができる。
パワーUPデータ●+13.8PS(JB64/4AT車に装着時)
トルクUPデータ●+17.0Nm(JB64/4AT車に装着時)

ボルトオンターボシステム

JB64用ボルトオンターボシステムの魅力は、純正タービンと交換するだけ、という手軽さにある。得られるパワーは約6psアップだが、これに同社開発のパワスロを組み合わせるとターボシステムの恩恵をもっと得られる。ノーマルコンピュータのままでも実に15.1ps/14.7Nm/ブースト圧0.9kPaのパフォーマンスアップをマーク! 確かにターボキットだけより軽快感が高まっていることを強く実感できる。
パワーUPデータ●+5.6PS(JB64/4AT車に装着時)
トルクUPデータ●+6.2Nm(JB64/4AT車に装着時)