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ハイラックス

2021.03.07

「セカンドハウス」美と頑強の〝頂点〟を極める

ハイラックスは進化を止めなかった。振り返ってみると時代に流されそうになったことも、ライバルに振り回されそうになったこともあったかもしれない。しかし、いつの時代もその本質を見失うことなく、ハイラックスはハイラックスであり続けてきた。そして、その頂点に立っているのが、最新のハイラックスだ。日本復活まではヘビーデューティテイストが際立っていたが、最新モデルには、そんな雰囲気は一切なく、カジュアルテイストを全面に押し出し気軽に乗れるパッケージに変更された。これに伴い、カスタマイズの幅は広がり、スポーティさを強調したもの、卓越したオフロード性能を引き出したものなど、様々なスタイルが生まれている。
ここに紹介するXTREAMER GT(エクストリーマー ジーティ)は、ハイラックスカスタムのいまを代表するスタイルの1つである。躍動感溢れる3Dデザインからなる攻撃的なフォルムが特徴。セダンテイストを盛り込み、大胆な開口部をもつスタイリッシュなフロントグリルカバー。そこからフロントバンパーカバーでナチュラルに下側へと流れを造り、クランクガードを配置することで、バンパーのくびれを強調する。ヘッドライトの挑発的な目つきを印象付けるのは、フードスクープオフロードスタイル(開口部の左右に3Dデザインダクトを設け、さらに内側にも3Dダクト形状を取り入れエッジの効いたシルエット)による効果。流麗なサイドラインにボリュームを与えるフェンダーフレアの造形にも注目したい。
これらは、タイに本拠地を置くのカーアクセサリーメーカーRBS社が開発したエアロキットである。RBS社は、純正オプションパーツなども手掛けており、タイ国内では、高いクオリティとデザイン力を持つメーカーとして広く知られている。そのRBS社と契約を交わし、パーツの輸入・販売を開始したのがセカンドハウスである。現在はCG画像のみの情報提供だが、パーツの供給はすでに開始されている。

フロントグリルカバー

フードトップモールとグリル、さらにイルミネーションガーニッシュがセットになった、力強いデザインのフロントグリルカバー。

クランクガード

バンパー下部をガードするクランクガード。バンパーのプレスラインを明確にするデザインワークに注目。

フロントスカート

フロントバンパーカバーと同時装着し、バンパーの左右を覆うカバー。ノーマルよりも立体的かつスポーティな雰囲気をプラス。

フロントバンパーカバー

バンパー中央下部にインストールするもので、フロントスカートと同時装着となる。バンパーのくびれを強調する効果を持つ。

フードスクープ

Hood Scoop OFFROAD STYLE

フェンダーフレア

デザインビス付きのスタンダード フェンダー フレアと、ロッコ仕様に近いフェンダー フレア。フェンダー フレアは、アクセントカラーを銀と赤から選択できる。

Standard fender flares

Fender flares(silver)

Fender flares(red)

 

サイドプロテクター

ドアの下部を保護しサイドビューのアクセントにもなるサイドプロテクター。画像は日本仕様はない2ドア用だが、日本仕様の4ドア用も用意される。

リアバンパーカバー

テールゲートを覆い隠し、リアスタイルに大きな変化をもたらすテールゲートカバー。リアバンパーカバーは、プロテクターと親和性の高いデザインで赤い差し色が入れられている。