日本屈指の自動車用照明器具メーカーであるIPF。信頼性の高いLED製品などをリリースし、多くのプロショップやディーラーなども高い信頼を寄せているメーカーだ。その信頼度の高さは、プロショップのデモカーに装着されているライト類の多くがIPF製であることからも確認できる。
そのIPFがライト類だけに留まらず、新たなアイテムのリリースを開始し、しかもデリカD:5専用のそれらは続々とラインナップされているのだ。その筆頭が、クォーターウインドーの内側に設置するサイドストレージパネルセットだ。これはラゲッジスペースの有効活用と車中泊時に利便性を考慮したアイテムで、同時にクォーターウインドーの保護にも役立つアイテム。その作りは非常に拘ったもので、無加工での簡単装着(より強固な設置を求める場合はビス留め装着も可能)、4つの丸ネジを外すことで、ウインドーを拭くことができるようにしていること、M8サイズのアイボルトを固定できる丸穴を用意するなど、使い勝手に優れる設計が魅力だ。また、何も引っかけなければ、装着したままサードシートを使うこともできる。
ランプ類の製造を行っているIPFには、あらゆる金属加工用の工作機械が揃い、かつ強度試験用のテスターなども揃っている。ゆえに金属パーツ製作も得意中の得意分野であることから、これらのパーツリリースをスタートしたのである。
サイドストレージパネル
クォーターウインドーの内側に設置する「サイドストレージパネル」は、左右セットで販売されるアイテムで、使い方次第でラゲッジの収納をより便利なものにしてくれる逸品だ。デリカD:5の場合、サードシートを使用するとラゲッジ容量はさほど大きくはない。したがってキャンプシーンなどではサードシートを使わずラゲッジとして使う場合が多いということを考慮して誕生したのが、このサイドストレージパネルだ。
装着は、上部は既存のネジ穴を利用して固定、下部は両面テープで留めるか、より強固に固定したい場合用にビス留め用の穴も用意されている。片側4つの丸ネジを外すとパネルを取ることができるため、結露した場合や汚れが付着したウインドーを、簡単に掃除することができる作りとなっているのがウレシイ。前期型にも取付可能なのでデリカD:5オーナーは要チェックだ!
■IPF DELICA D:5 OVERLAND Style
アウトドアシーンでの利便性を高めつつ、スタイリッシュなデリカD:5としたのがIPFのデモカーだ。フロントバンパー前部のオフロードランプステー(今秋発売予定)は、ブレを抑制するために左右を連結するスタビライザーバーを設置。また、LEDが苦手な雪道対策として、あえてハロゲン球を採用。純正フォグとの切り替えスイッチも受けるなどして、法規制に合致させている。ルーフはJAOSとの共同開発としたフラットラックに、ロトパックスのサンドラダーやロトパックス、サイドオーニングなどの装着を可能にするステーも開発。もちろん、フロントの丸型6連作業灯、リア&サイドのLEDバー&ワークライトも簡単かつ強固な固定が可能。
また、リアゲートにセットしたリアラダーもIPF製品だ。4㎜厚のアルミ素材を使用したこれは、軽量化と高い剛性を確保。また、ワークライトなどを装着しやすいように、それようの装着穴を多数設けるといった加工も施されている。フロント上部に装着したものはライトバーブラケットセットとしてオートフラッグスより発売している。
- IPF株式会社
- 群馬県高崎市倉賀野町2656
- 027-346-3316
- http://www.ipf.co.jp