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「MUD JAYSON」カスタマイズ第1弾は万人が楽しむことができるシンプルな仕様だった

関東屈指のデリカコンストラクターのマッドジェイソン。デリカD:5にかける想いは「デリカD:5で、四駆としての魅力を引き出したい…」だ。リフトアップの基本的な考え方は、大きなリフトアップをしても走行性能は損なわない。これまで手掛けたリフトアップでは、メンバーダウンを基本に必要なパーツをセットし、ノーマルのジオメトリー変化を抑えるように努めてきた。だからこそ、街乗りは快適でありながら、河原やちょっとしたオフロードに踏み入ることができたのだ。新型デリカD:5になっても基本的な考え方は変わらない。着々とパーツ開発が進められているが、それがデモカーとしてお披露目されるのはまだ先の話。さて、撮影車両だが、タイヤを純正よりもちょっと幅広の16インチホワイトレターに変更、アルミホイールを人気モデルに変更、フロントマスクをブラックアウト化、サイドステップで乗降性アップなど、ノーマルからほんの少しだけ背伸びしたカスタム内容となっている。マッドジェイソンらしさは、オリジナルのリフトアップキットを使い245/70R16のタイヤをフェンダー内に収め、純正の乗り心地を犠牲にしなかったところにある。カスタムのために選び出したパーツや、リフトアップ内容など、新型デリカD:5新車パッケージ全国販売の求めに的確に答えたカスタムを提案してくれたのである。

新型デリカD:5のカスタムアプローチとして、定番になりつつあるフロントグリルのブラックアウト化。精悍なフロントマスクへとイメージチェンジできる人気カスタムだ。
マフラー自体はノーマルだが、エンド部分にはオートフラッグスのマフラーカッターを装備。スタイリッシュなリアエンドを演出している。
オーバーフェンダーは9㎜幅のJAOS製を装着。マッドジェイソンオリジナルのワイルドなオーバーフェンダーは開発が進んでいる。
80×25Φの楕円パイプを使用したオリジナルサイドステップ。乗降性に優れ、デリカD:5との調和の取れたスタイリッシュなデザインが特長だ。
フロントに28㎜、リアに40㎜のリフトアップキットをインストール。スプリングはノーマルを使用するためデリカD:5の乗り心地の良さは少しもスポイルされていない。また、このリフトアップにより、BFGoodrich All-Terrain T/A KO2(LT245/70R16)のホワイトレターの利用が可能になった。
●タイヤ&ホイール
BFGoodrich All-Terrain T/A KO(LT245/70R16) BRUT BR-66(16×6.5J インセット30 ミリタリーブラック)
●サスペンション
D5 F28mm/R40mm リフトアップキット 価格54,000円 ※仕様Fストラットスペーサー キャンバー補正仕様R40mmアップ = コイルスペーサー+ショックマウント+メンバーダウンブロック+トレーディングアームマウントブロック
●エクステリア
JAOS 9㎜オーバーフェンダー/オートフラッグス マフラーカッター/マッド ジェイソン サイドステップ/フロントグリルブラックアウト

MUD JAYSONらしい強烈な存在感を放つ新型デリカD:5カスタマイズが静かに進行中

アグレッシブなスタイルと、オフロードでの優れた走破性を与えるチューニングを得意するマッドジェイソン。そのイメージを強く残す前期型用のパーツは、依然として高い人気を誇っている。今、同社では、新型デリカD:5向けに、オフロードをしっかり走り込むことができて、ワイルドなスタイルを表現できるパーツやカスタマイズの開発が進んでいる。
 
画像は過去に手掛けたデリカD:5のものだが、現行モデルに対して、こうしたパーツの開発が進められている。近日公開を予定しているのは、オリジナルのコイルスプリングと30㎜ワイドのオーバーフェンダーなど。他は順次リリース予定だ。