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【SCT-XWD】手数を絞った技アリのシンプルメイクがワンランク上の完成度を生み出す

今年で創業20周年を迎えた福岡のSCT-XWD。メディアを通じた情報だけに頼らず、自ら現地に赴き海外メーカーとのコネクションを築くなど、リアルなUSテイストを追求。主力はジープ系だが、ランドクルーザー250や70にもその手腕が存分に活かされている。

気負わず毎日乗り続けられる、グッドバランスな3インチアップ仕様

 これまでもジープをメインとして扱う一方、タンドラ、タコマといった国産メーカーの北米モデルについても数々のモディファイを行なってきたSCT-XWD。今回紹介するランドクルーザー250は、現地のオフロードシーンに持ち込んでも違和感の無いスタイル作りがテーマ。堂々たる存在感が漂う足もとは35インチのニットー・トレイルグラップラーと気鋭のブランド、SSWのダカール17インチホイールという組み合わせによるもの。いわゆるビードロックタイプに変わるトレンドとして昨今人気のスムースリップと呼ばれるリム形状により、ディープな奥行き感を強調。この足もと部分だけを見ると「ウデに覚えのある熟練の四駆乗りでないと運転は厳しいのでは?」という懸念を覚える人もいるかもしれないが、そこは豊富な経験と実績を持つSCT-XWD。不快な振動や不安定さとは無縁のドライバビリティを実現させるための入念なセッティングが抜かりなく行なわれている。まずダンパー/コイルはICONのステージ1サスペンションシステムを採用。リフトアップ量はフロント3インチ、リア2インチという設定で、フロント側デフケースをドロップさせた他、スタビライザーの延長、リアラテラルロッドのワンオフ加工など、補正対策を徹底。調整式のビレットアッパーアーム(こちらもICON製)もキャンバー角の適正化によるナチュラルなハンドリング特性に加え、バランスの取れたプロポーション作りにも効果を発揮。USDMのようなファッション性のみならず、ランクル本来の持ち味である走行性能や機動力の高さといったファクターに対しても妥協を廃した完成度を見せている。
 さらにもう一台、250と並行して作業が進められていたのがランクル70。こちらはプロスタッフのコイル/リーフによる3インチアップ仕様。タイヤサイズは315という図太さだが、250と同様ジオメトリーの適正化を図ることで、デイリーユースを難なくこなす実用性も確立されている。

LAND CRUISER 250

車高のバランスや前後のキャンバー角など、押さえるべきポイントを押さえつつシンプルに徹したルックスは、街角からオフロードまであらゆるシーンにマッチする。
タイヤは35×12.5Rのニットートレイルグラップラー。SSWのホイールは9J+/-0インセットというチャレンジングなサイズを完璧に履きこなす。
足回りはICON製ステージ1システムをメインに、SCT独自の味付けをプラス。同社では2インチ以上のリフトアップを行なう際には調整式アッパーアームへの変更を推奨している。今回取材した250にはICON製が装着されているが、現在SCTオリジナルのアッパーアームの開発も進められている。

LAND CRUISER 70

ランドクルーザー250同様、昨今カスタムに関するオファーが増加中という70。足回り関係の他、目を引くのがARBのサミットMK2バンパー。通常の市販品ではアッパー部分にガードバーが備わるが、オーナーの好みによりワンオフ加工でフラットな形状に改められている。
ホイールは16インチ×8jサイズのレイズのTE37。タイヤはトーヨータイヤのオープンカントリーM/Tを選択している。
プロスタッフの3インチアップキットにオールドマンエミューのダンパーを採用。リアにはエアバッグも備わる
  • SCT-XWD
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