■電子サビ防止装置 ラストストッパー
潮風と乾燥そしてこれから融雪剤が溶けだし、春風で舞い、下回りに固着しやすい時期となり、黄砂も西からやってくる季節。黄砂の車体への粘着性とそれに付着した大陸の工業地帯からの微粒子化した酸化有害物質…これが目視しにくい車両の内側の接合部分やボディの裏側を固着化し、じわじわとクルマを攻撃する。
また、従来はなかったいろいろなものの錆びや塩害が起きているのだ。スパイクタイヤが禁止されてから、冬の融雪剤の散布量が大幅に増え、昨今の温暖化より近年大型台風が発生、その影響を受けて広範囲で海から(近年は20数㎞)運ばれ、今まで飛来してこなかった内陸まで海の塩が潮風で運ばれてくるのと重なりダブル、トリプルの攻撃となる。
自動車の鉄の部分は錆びないように塗装されているが、塗装は飛び石やこすり傷はもちろんだが、ブレーキやカーブのGなどの繰り返しによる負荷の影響や紫外線や液剤等で、見えない部分のボディの継ぎ目部分に塗装の亀裂が入り、その下の鉄部の密閉部分に湿気や水分(雨)が侵入し、塗装というバリアが破られサビが始まる。
また、塗装は大陸からの工業有害物質や酸性雨や塩水、ホコリなどに含まれる微粒な化学物質、紫外線などのダメージを受け、経年劣化し、輝きを失ったり、密閉効果が減少していく。特に春先からは黄砂とともに工業有害物質も飛来する。また近年の季節の寒暖差は塗装の膨張と伸縮を大きくしていると考えらている。

レギュラータイプ

ヘビーデューティータイプ



ラストストッパーには軽・コンパクトカータイプ/普通車用タイプ/ヘビーデューティタイプの3種類のラインナップがある。ジムニーをはじめとする四駆に適しているのがヘビーデューティタイプで、それのみパルス用のケーブルが3本となる。なお消費電力は3〜12mAと非常に少ないし、もしバッテリーが消耗してしまった場合でも自動停止機能もあるので万全だ。
なお、ラストストッパーの製品には、本体と取付け説明書のほかに、装着に必要なタイラップや脱脂用クリーナー、本体固定用のマジックテープなどが付属しているので、DIY装着に対応しやすいのだ。
ラストストッパーは完全防水仕様となる。水分が装置内部に浸入するのを防ぐためにケースはしっかりと密閉され、さらに基板にも防水処理が施されている。


ボディの塗装などはもちろんだが、オフロードを走るジムニーの場合、気付かないうちに走行中にアームをぶつけていたりすることがある。そうして下回りの塗装が剥がれてしまってサビが発生するケースは多い。さらに各部のボルト類はよりサビやすいポイントでもある。サビは見えるところより見えないところの方が怖いのである…。
科学・化学的にも証明された技術を自動車に応用

塩水を使った実証実験

ラストストッパーを装着した場合と非装着の場合で、塩水に対しての24時間後のサビの発生を比較する実証実験。ラストストッパーを装着した鉄板(右側)はサビの発生を完璧に抑えているのに対して、非装着の鉄板(左側)には、多量のサビが発生!高い効果が証明されている。
DIYで簡単に装着できるラストストッパー
ラストストッパーの装着は簡単で、DIYで取り付けることができる。手順通りに進めていけば専門知識がなくても対応できる。
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ラストストッパー本体の取り付け位置を決める。熱や水の影響がない場所にしよう。
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本体から出ている赤と黒の電源線をバッテリーに接続する。赤い線はバッテリーのプラスターミナルに、黒い線をバッテリーのマイナスターミナルに配線する。本体のLEDランプが点灯を見て通電を確認する。※ターミナル接続の際、端子をバッテリーから完全に外さない。
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透明被膜のパルス線を固定する。このとき塗装をはがす必要はない。今回はエンジンルームの両端に接続したが室内に配線してもいい。※パルス線をボディに接続する場合は、必ず塗装面を選ぶ。剥き出しの金属部に取り付けると、サビがそこに集まってしまうこともある。
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付属の両面テープを使用して本体を固定する。接着時は脱脂しよう。
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各ワイヤーは振動抑制や回転部回転部などに巻き込まれないようタイラップで固定して完成。

- ツーフィット
- https://www.to-fit.co.jp










