クルマ以上にユーザーから厳しい要求をされるのがバイクのカスタマイズ。例えばマフラーは性能だけでなくデザイン的にもかっこよくなければならないなどハードルが高いのだ。そんなバイクのカスタムシーンで高い人気を誇るのがウイルズウィン。バイク風サイレンサーで魅せるマフラーや、高い金属加工技術とセンスで作り出されるバンパーなどの吸排気パーツ。さらに完成度を高める樹脂パーツなど、同社が持ち得るノウハウをいかんなく注ぎ込んでいる。今回はそんな個性とルックスを極めた2台を紹介する。
JIMNY SIERRA
●タイヤ：DUNLOP GRANDTREK MT2
（225/75R16）
●ホイール：RAYS A-LAP J
（16×5.5Jインセット0）
●リフトアップ量：2インチ
ウイルズウィンは吸排気だけでなく外装パーツも多くラインナップする。その一端を垣間見れるのがこのJB74。
まず前後のバンパーはFRP製に変更。フロントにはパイプバンパー＆スキッドプレートもセット。グリルはスリットのタイプ2に換装し高級感を高めている。
リアゲートはスペアタイヤを外しスムージングパネルでカバーすることですっきりとした印象としている。またスポイラーは短いが軽く跳ね上げるデザインでアクセントを与えている。
マフラーは社外バンパー用に開発された大人仕様の右2本出しに換装。このほかにも多くのラインナップがあるほかセンターパイプも揃う。吸気ではむき出しのエアクリーナーに交換。水などの吸入を防ぐカバー付き。もちろんいずれもJB74専用設計なのでボルトオンで取り付けが可能となる。
ウイルズウィンは自社で開発から生産、販売まで行なっているのでコストパフォーマンスにも優れる。
マフラーは右2本出しのツインマフラ—に交換。社外バンパー用だけでなく純正バンパー用もある。吸気はエアクリーナーをむき出しとして吸気量をアップ。エンジンルームにはタワーバーを装着しボディ剛性も高めている。
ジムニー用パーツはマフラーからスタートした同社だがFRP製のバンパーやスポイラーなども販売している。なかでもリアゲートのスムージングパネルはスペアタイヤレスで乗るなら必須アイテム。ゲートの凸凹をカバーしてスタイリッシュなリアビューとなる。
細部にまでこだわったデザイン
性能はもちろん、見た目にも厳しいバイクのカスタムシーンにおいても、多くのユーザーから認められているウイルズウィン。その製造ノウハウが光るのがバンパーだ。フィッティングの良さだけでなく、溶接の上手さやパイプエンドの加飾など非常にこだわってデザインされているのが見て取れる。
JIMNY
●タイヤ：DUNLOP GRANDTREK MT2
（225/75R16）
●ホイール：CRIMSON MG BEAST
（16×5.5Jインセット＋20）
●リフトアップ量：2インチ
JB64をベースとしたのがこちらのデモカー。カスタムのポイントとなるのは吸排気チューンによる性能アップ。
ウイルズウィンでは排気系パーツだけで40種類以上のラインナップを誇る。今回装着しているのは社外バンパー用の「ハイパークイックマフラー」。標準のクイックマフラーに対し排気口を76.３㎜径に拡大しスポーティな見た目としているのが特長となる。吸気でもエアクリーナーやインテークパイプを交換することで吸気効率を向上させたり、インテークタンクを付けることで性能を高めている。
一方エクステリアでは、フロントをパイプバンパーに交換してアクティブな見た目に変更。さらにサイドステップやリアラダーも装備して利便性を向上させている。
イベントで映える見た目の実現、使いやすさ、そして性能アップも果たすカスタマイズである。
吸気系のパーツラインナップも豊富。このクルマではエアクリーナーをボックス付きのキットに交換。チャンバーはオプションのカーボン仕様。またアクセルレスポンスが向上するインテークタンクやインテークパイプも装着している。
左右フェンダーを繋ぎフロント部分の剛性を高めるタワーバー。ストラット式サスペンションでは一般的な手法だが、ジムニーでも効果がある。
車高アップ時に便利なサイドステップは、高さ調整式の優れもの。リアラダーはステンレス製を鏡面加工しておりドレスアップにもなる。ステップ部は角パイプとなり実用性も高い。
圧倒的ラインナップを誇る
オートバイのマフラー開発で培ったノウハウを、しっかりと落とし込んだウイルズウィンのマフラー。その数はJB64だけでも40タイプ以上。性能だけでなく、出口形状やバンパーに合わせた高さなどきめ細やかな商品展開をしており、あらゆるニーズに応える。デザイン性にも優れ、走行性能アップだけでなくドレスアップにも最適。
- 兵庫県川辺郡猪名川町紫合字遠辺506
- 0120-819-182
- https://wiruswin.com/
