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【JAOS】共に歩んだ40年におよぶ知見と想いの融合、堅実さの中にある創造力。

自動車メーカーとの協業や海外モータースポーツへの参戦など、アフターパーツメーカーの枠を超えて進撃を続けるジャオスは、2025年4月、創立40周年を迎える。そう、2024年11月に40周年を迎えたランドクルーザー70とほぼ同期。80年代の創生から現代の熟成期へと国産4WD&SUV進化の道のりを共に歩んできたのだ。そんなランドクルーザー70に対し、ジャオスでは2014年の再販時からカスタマイズのバックアップを行なってきた。
まずは、モデリスタセレクションとしてホイールとエクステリアアイテムを用意。特にホイールについては当時ではほぼ皆無だった「スチールホイール」をモチーフとしたアルミホイール「TRIBE」を展開し、生産が追いつかないほどの人気を博した。また、アジアクロスカントリーラリーで培ったノウハウを生かしたリフトアップセットは瞬く間に定番となった。現行モデルについても、リリース前からトヨタカスタマイジング&デベロップメントとのコラボレーションで前回以上のアイテムを準備。サスペンションも更なるリチューニングを施している最中だという。また、シンプルなデザインはそのままにアグレッシブなサイズのホイールも既にリリース済みだ。
トゥルーピーユーザーであるジャオス代表をはじめ、同社スタッフにはランドクルーザー70ファンが多い。そんな同社からは今後も「ならでは」なパーツ開発が行なわれていくに違いない。

フロント

リヤ

思わぬヒットからフロア下をガードする前後アンダーカバー。ジャオスでは同位置にステンレス製のスキッドプレートが設定されているが、こちらはプレス成型された軽量かつ高剛性なアルミ製だ。

昨今のJAOSスタイルには欠かせない、スチールチューブに分厚い粉体塗装を施したJAOSサイドステップ。そのスマートな形状ゆえ、純正のランニングボードタイプと交換装着するだけで車高が高まって見える。また、サイドシルガードとしても有効。

オーバーランドスタイルには必須の積載拡張ギアとして設定されているJAOSフラットラック。モデリスタセレクションとして採用されているのは新設計の樹脂製フットを備えた専売モデルだ。また、荷物の上げ下ろし作業のためにリヤラダーも設定。乗降時、リヤハッチにつま先がぶつからないよう手前に引き出されたステップが特徴。機能だけではなく、リヤビューを演出するドレスアップパーツとしても有効だ。

ラゲージトレイ

ベッドキット

ジャオスオリジナルとして初となるラゲージトレイは、汚れ物も気にせず放り込めるTPE樹脂製。また、ランドクルーザーのロゴ入りベッドキットはキャンピングカーのトップブランド、トイファクトリー製。

フロントのチタン配合コイル、リヤのオリジナルのリーフスプリング、そして周波数感応式バルブ「ハーモフレック」を内蔵したダンパーとの組み合わせは、高い操縦安定性と快適な乗り心地を実現する。元は高負荷対応仕様の1ナンバー(2014年)モデルをターゲットに開発されたが、そのままでも乗用車仕様の3ナンバー(2023年)モデルの乗り心地を凌駕。しかし、更にリチューニングを施しているという。